あの
神様のカルテシリーズ
夏川草介先生の
最新作
臨床の砦
一足先に
拝読しました
出版社が小学館ということで
(私のデビュー出版社です)
縁があり
献本を頂きました
まさか
献本を頂ける身分になるなんて・・
役得
まさに
今世界を蝕んでいる
コロナのお話です
緊迫感が
ジワジワと伝わる本でした
内容
間接的な緊迫感の伝え方
そして構成
色々な意味で
本の内容はもちろん
個人的に
とても勉強になりました
印象的なのは
圧倒的に導入部分です
コロナを描いた作品です
という前情報は
いただいていたのですが
個人的には
中国で
コロナが出たか出ないか
あたりか
DP号の事件あたりから
物語が始まって
コロナが
ジワジワ迫ってくる様を
描いていくのかと思いきや
違いました
令和3年
すでに第2派を
越えた後から
物語が始まります
淡々と
現在の医療業務が描かれる
冒頭部分
コロナは
すでに日常なんだ
と読み手に
強烈に印象付ける構成で
それが逆に
えも言われぬ緊迫感を
自然と意識付けてくるのです
もう一つ印象的だったのが
物語の舞台を
コロナの軽ー中等症病院
に設定したところ
例えば大学病院などで
エクモを回すような
最重症病院に焦点を当てているのではなく
どちらかというと
一番身近なはずだけど
スポットが当たらないであろう
中等症病院の話
救命をヒロイックに描くのではなく
中等症病院の状況が
刻々と変化する様
を淡々と描いております
是非みなさんも
手にとって
そんな病院のリアルを
肌に感じて頂ければと思います
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いつもどおり
エブリスタの宣伝も
龍老神温泉村
美容外科ツアーへようこそ!
第二章に突入
田舎の総合病院の
美容外科医として引き抜かれた
藤ヶ谷綾
都会と田舎の
あまりの違いに戸惑います
そんな中
突然緊急手術に呼び出されて・・
そう!
本日、ついに待望の
手術シーンが!
きゅーさん@産婦人科医のmy Pick