世界的に主流となっている

 

HPV9価ワクチン

シルガード9

 

クリニックでも

G W明けから

接種開始となりました

 

それはいいんですけどね……

 

どうも、厚労省が

副反応問題にひよっているのか

認可初期の期間に

 

全例登録をしなさい

 

というお達しを出したもんで

 

接種の際に

手間が一つ増えた

んですね

 

しかし、

これがまあ酷い出来

 

手間が一つ

どころの騒ぎじゃない!

 

って感じで

 

実際に使った先生方から

絶賛、非難轟々

なわけです

 

どうにもダメですね

日本の行政の

IT・デジタル遅れ

 

新型コロナワクチンの

接種がなかなか進まない

 

みたいな報道もありますが

 

大きな原因の一つが

ガチガチのデジタル予約システム

のせいですよ

 

前々から

日本はIT後進国

って言われていましたが

 

いよいよ

実害を実感するレベルに

なってしまいました

 

未来が心配

 

……さっさと本題に移らねば

 

そんな

クソシステムと

前評判の高い

ワクチン全例登録システム

 

戦々恐々としながら

私も使いましたが

 

噂に違わぬ

ダメっぷり

でしたので

 

徹底レビューしていこう

 

今後のワクチン接種施設の

参考になれば幸いです

 

1、アプリではなく、オープンサイトである

当初

てっきり、

専用アプリを作った

のかと思いきや

 

ただの

オープンアクセスサイト

なんですよね

 

しかし、

ネット上に置いてある割に

検索エンジンにかからない様に

してるんですよ

 

サイトにアクセスするには

スマホでQRコードを読み取る

 

なに?

このアナログ?

中途半端かつ

意味のないセキュリティー

 

一体何に考慮して

この仕組みにしてるのか

ようわからんが

 

面倒くさいだけ

 

だったら、

そもそも

アプリくらい

作っておけや

 

 

製薬会社の

副反応報告入力サイトだって

ちゃんと検索エンジンにかかるし

セキュリティーは

ログイン後に重きを置いてるんですよ

 

はい、次

 

2、二度手間の嵐

 

来院後、

患者さんはサイトにアクセスして

 

個人情報入力

問診票入力

 

をします

 

さらに、

……なんと

 

手書きの問診票も書き込む

 

なんじゃこりゃあ!

 

全例登録プログラムに

問診票を組み込むのであれば

手書きのものはいらんじゃろう

 

と、

常識人は思うはず

 

そりゃコロナワクチンのシステムも

ろくなもんにならんわ

 

ちなみに

問診票を書かせるくせに

 

副反応情報を掬い上げるための

登録サイトではないので

副反応があらわれた場合は

別途製薬会社に全て別のルートで

報告必要

 

何度手間じゃ?

 

3、患者検索方法の面倒臭さ

 

患者さんが

必要事項を入力したら

 

ようやく医師側も

サイトにアクセスして

患者さんを拾い上げることが

できます

 

・・・が!

 

下矢印下矢印下矢印

 

こんな画面で

名前(漢字)

イニシャル(大文字英語)

生年月日

 

全て、正しく

入力しないと

 

検索にかかりません

 

これが

気が狂うほど

面倒臭い

意味がない

 

普通、

電子カルテとかの

患者検索って

 

どれか一つの情報を入力すれば

検索かけられるんですよ

 

当たり前です

 

患者さんを

探すためのツール

なんですから

 

仮に

名字だけ入力して

何人も検索対象が上がったら

 

2つ3つ情報を

追加すれば

普通は1人に絞れるわけで……

 

なぜに

日に1−2人しかいない

HPVワクチン接種する人を探すために

3つの情報を正確に入力しないと

検索すらできないんのかと

 

どうにも

検索窓というよりも

検索させない窓

なのではないだろうか?

 

と疑問しか浮かばない

 

さらにさらに、

この検索ツール

 

誰が作ったん?

 

ってくらい使いにくい

 

4、検索窓1 名前

漢字氏名入力

スペース入れるか入れないかで

検索にかからない

 

多分、

患者さんが

スペース入れる入れない

バラバラになると思われる

 

というか

海外の人が来たらどうするつもり?

 

 

5、検索窓2 イニシャル

検索窓

最大の謎

 

イニシャル入力

 

イニシャル検索って

私、見たことない

 

検索窓に

氏名とイニシャルを

両方入力せんといけない理由って

一体何があるの?

 

さらに、

普通イニシャルって

名前→苗字

って認識している人が多いと思うけど、

 

この検索窓は

なんと逆

 

山田太郎

→YT

 

 

混乱

 

実際

クリニックの

一発目の患者さんも

見事に逆で入力

 

いや、

あなたの感性は

何も間違っちゃいない

 

しかし結果

 

イニシャルが不適合で

検索かからず

 

もう一度入れ直し

 

面倒臭い!

わかりにくい!

 

6、検索窓3 生年月日

誰が作ったのか知らないが

 

生年月日が

何故かカレンダー入力

下矢印下矢印下矢印

生年月日入力に

カレンダー入力って

はっきり言って見たことないが

 

やってみると

はっきり言って地獄

 

何が?

って

 

出生年度を探すのに

 

左矢印を

年齢分クリックするわけですよ

 

今回の患者さんは

二十代後半

 

二十数回のクリックを

何度も何度もやりました

 

意味のない行為の繰り返しに

意識が遠のきそうになる

 

さて、

なぜ何度も上記3要素を

入力する羽目になったかというと

 

7、操作が進むごとに、一々元画面に戻る必要がある

からなのです

 

シルガード9接種の

簡単な流れを記載すると

 

個人情報閲覧許可申請

(患者さんに情報見ていいですか?を伺う)

許可

問診票確認・接種

接種完了入力

次回予約入力

患者さんが次回予約承認

 

みたいな感じで

行程を見るだけで

大分面倒くさいのですが

(それも、患者さん本人が目の前にいるのに

申請→認可のチェックを延々とさせられる)

 

 

ステップごとに

一々ログアウトが必要

 

 

ログアウトするたびに

 

患者さんの目の前で

あの面倒臭い3要素を

かちゃかちゃ入力

検索→承認

 

まじで地獄

 

今回は

一日にたった1人の接種だったが

 

忙しい外来の合間に

五人、六人と

接種希望者が訪れたら

 

外来が回りません

 

厚労省の方

 

このブログを見てたら

今すぐこのシステムを

改善してください

 

そして、

シルガード9を接種する患者様

 

目の前のお医者さんが

登録システムに

四苦八苦していても

 

決して不安にならないでください

 

悪いのは

作られたシステムです

 

まじで日本のIT

やばい

 

愚痴はこれにて終了

(言いたいことはもっとあるが)

 

次回は

また小説の話をします

・・多分

 

そして、

いよいよ告知をかけて参ります!

 

それまでは

こちらを、是非

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