1200人切りナンパ師モリマンディレイさん講習#1 | ナンパは思いやり

ナンパは思いやり

ラクトがナンパを通じで自己成長し魅力的な人間になることで理想を掴むためのブログです。

先日、モリマンディレイさんの講習を受けてきた。

「モリマンディ上陸作戦」
http://blog.livedoor.jp/morimandy/

レイさんは1200人切りの超凄腕ナンパ師。
対して自分は経験人数2人。ストでは0人。
HUNTER×HUNTERで言う所の天空闘技場でゴンとキルアがヒソカの念に対して無防備で受けている状態のようだ。
正直会うのが怖い。



待ち合わせ場所に着いて待機する。
スーツなので周りから浮いている。
着信。
レイさんだ。
ドキドキしながら電話に出る。
電話をしながらレイさんを探す。
この入り乱れている人の波の中に凄腕ナンパ師が居るはずだ。
どんな人なんだろう。

見つけた。
あの人だ。
手を上げて挨拶する。

合流してすぐさま誰かに連絡を取る。
講習生がもう一人居るみたいだ。
その方とも合流しカフェに向かった。



カフェについた。
レイさんが開口一番こう言った。

「今回は二人になったから一時間延長するよ」

安心した。
この人はしっかりした人だ。

それから簡単な自己紹介と座学というかヒヤリングとアドバイスを頂けた。
驚くべきことにもう一人の講習生は大阪からわざわざ来たとのこと。

一字一句逃すまいとメモを取る。
その中でレイさんからイケメンだと褒められた。
最近女の子からカッコイイと言われるので少し自信があった。
見た目は10点中7点だそうだ。
嬉しかった。

圧倒的に結果を出している人は考え方から違う。
アドバイスを聞いて行動だけ変えても一時しのぎになるだけで、
どう言う意図でその行動をとっているのかと言う事を理解しないと応用が効かなくなる。
レイさんの考え方を盗む意気込みでひたすらメモを取る。
もともと記憶力もない上に理解力もないので頭がパンクしそうだった。

気がついたら予定の時間よりだいぶ過ぎていた。
その分実技の時間が少なくなる。
色々と話を聞かせてもらったので少なくなったとしても仕方が無い。
ふとレイさんが言った。

「だいぶ時間押しちゃったね、でも伸びた分は延長するから安心して良いよ」
「え?」

この言葉にはびっくりした。
まさか延長してくれるとは思いもよらなかった。
お礼を言って外に出た。

昼過ぎの繁華街は人ごみでごった返していた。
実技の開始だ。

「とりあえず2人でコンビして見て、交代で声掛けね」

そう言われ大阪の講習生とコンビで声をかけた。
まずは相方の番。

唖然とした。
声掛けからオープン、和みとすごくうまかった。
自分はただただ相槌を打つだけで何も話せなかった。

それを見ていたレイさんはすかさずフォローに入ってくれた。
そしていとも簡単に立ち止まらせて和みに入った。

話題に入れず立っているだけ。
なんて話せばいいのか思い浮かばない。
情けない。
そうこうしているうちに連れ出し打診までしていた。
まるでそれが自然な流れであるように綺麗だった。
何度か打診しても反応が悪かったので放流。

大阪の方にはホント申し訳ない。
足を引っ張っているというレベルではない。
自分のせいで満足な講習が受けられないのではとまで思った。

次は自分の番だ。
いつもの間接法での声掛け。
反応が悪い。
相方も参戦し流れを変える。
レイさんも参戦し更に良い流れへ。
確実に足を引っ張っている。
申し訳なさで逃げ出したくなる。
早く終わって欲しいと逃げ腰になってしまう。

レイさんからスーツはこの場では相応しくないとダメ出しされる。
確かに明らかにおかしい組み合わせの3人だった。
特に自分のスーツ姿が関係性を壊している原因だ。

その後コンビをしたりソロを見てもらったりした。
レイさんから問題点を指摘された。

「ラクトはトーク力がない」

それは分かっていたことだった。
逆に大阪から来た講習生はトークが素晴らしいと褒められていた。
確かに凄かった。
ルーティーン任せではなく臨機応変に女の子の興味をついていた。

自分の場合は臨機応変など出来もせずひたすら同じ声掛け、同じトーク。
女の子のことを見てない、ただ自分よがりの声掛けだった。
明らかに劣等生だった。
段々と自信がなくなっていく。
レイさんにアドバイスをもらいつつも上手く実行できない。
もう情けなくて帰りたい。

そうこうしているうちに講習の時間が終わった。
大阪の講習生はもう時間がギリギリらしくここで別れた。



場所を別の繁華街へ移した。

「講習の時間は終わってるから近くにいるぶんには構わないけどオレは好き勝手にやるよ」

ナンパを見せてもらえる。
願ったり叶ったりだ。
レイさんのナンパは凄まじかった。
選別も一瞬で終わり声掛けも見たらすぐに行く。
そして声をかけガンシカでも粘る。
会話がオープンしたら怒涛の和み。
その会話を聞こうと不自然にも近づき過ぎたため注意された。

レイさんが二人組の女の子に声を掛ける。
近づかないように離れた。

遠くから見る。
女の子を放流した。
レイさんに近づきまたアドバイスを貰う。
二人組に声をかけている時は一緒に来いと。

ナンパの基礎が全く出来ていない。
そう思うと自信がなくなり声を掛ける気力がなくなる。

それでもレイさんはどこかに行けとは言わない。
ただひたすらナンパをしていた。
放流しては自分のことを確認してくれて目が合うと次のターゲットに声を掛ける。

レイさんは厳しいことを言うけど
全ては自分の出来ていない部分を指摘しているだけだ。
そこを直せば確実に良くなる。
言葉では言わないけど器の大きさを知った。
この人は講習生には本当に成功してほしいと望んでいるんだと。
だから自分の時間を犠牲にしてまで時間外の講習をしてくれている。

せめて迷惑にならないようにナンパテクニックを盗もう。
そう思った。



しばらくしてレイさんがここらへんにうまいラーメン屋があるから食べに行こうと言ってくれた。
勝手に着いて来たけどその事を言われて嬉しかった。
一緒にいてもいいんだと。

ラーメン屋についてラーメンを食べる。
うまい。
この街にこんなに美味しいラーメンがあるとは思わなかった。
もともとラーメンはあまり食べないけどホントに美味しかった。
ラーメンを食べながら色々質問した。
レイさんは一つ一つ丁寧に教えてくれた。

店を出てナンパをしたらいけない場所を聞く。
キャッチの縄張りがあるらしくお互い共存関係が望ましいためそこには近づかないようにした方が良いらしい。

しばらく歩き自分が全く声を掛けられない事を見て

「よし、少し気分転換にバッティングセンターに行こう」

そういって近くのバッティングセンターに行く。

「気分転換だからサクッと終わる奴がいい」

そういう風に教えられ1ゲームだけ遊んだ。
体を動かしたので少し気分が晴れた。

外に出てギャルが居たので軽く声をかけた。
ガンシカだったけど少し回復した。

前から二人組に女の子が歩いてくる。
行けと指示を出されたので声を掛けに行く。
間接法。
これしか声を掛けられないので声を掛けた。
レイさんもすかさずフォローに入る。
近くのコンビニで水を買うところらしい。
一緒に入店して更に和む。

ここでレイさんの計算しつくされた完璧なまでの流れを見せてもらった。

リーダーの女の子に嫌われるんじゃないかと思われるほど絶妙なタイミングで小出しにギラついていた。
探りを入れつつ段々過激になっていった。
自分はその時、単純に動揺して焦っていただけだったので何がなんだか分からなかった。
結局リーダーがグダり放流した。

あとから聞いた話だと上手く行けば即出来たとのこと。

「すみません、自分のせいです。何もアシスト出来ずに。。。」

また足を引っ張ってしまった。
迷惑を掛けてばかりだ。

「いや、オレの実力不足だよ」

そんなことをさらっと言ってくれた。
カッコイイと思った。



反応が悪いのでまた場所を移すことにした。
電車に乗って別の繁華街へ。



ここでもレイさんの声掛けは凄まじかった。
このままではホントに役立たずで終わってしまう。
ここまで背中を見せてくれているんだ。
そう思うと自信が多少戻ってきた。
何人かに声を掛けた。

「即りたいんだったら関節は時間がかかる直接で行け」
「分かりました」

口では言ったものの、どうしよう。
なんて言って声をかければいいんだろう。

確かこの前定番の声掛けとか言うのを見た気がする。
それを使ってみることにする。
反応が悪い。

レイさんがアドバイスをくれる。

今までよりも断然に反応が良くなる。

そのうちレイさんが見えなくなった。
連れ出したのだろうか。

一瞬探そうかとも思ったけど今やるべきことは
声を掛けて連れ出しや即を決めることが一番の恩返しになる。
そう思い声掛けを再開した。

ギャルでレベル8の子が居た。
明らかに不機嫌そうで相手にもされなそうだ。
一瞬臆したけど声を掛けてみないとわからない。
声を掛けた。

「こんばんは、どこいくの?」

雑な声掛けだ。
でも直接法と言ったらこれくらいしか思いつかない。

「仕事」
「これから仕事なんだ!大変やね!何の仕事?」
「焼き肉で締めまでやるの」
「そうなんだ、締めまでやると遅くなりそうやね」
「12:30くらいまで」

会話が成り立つ。
これから仕事で付き合いで飲まなければならないから嫌だと言った。
並行トークで10分くらい話をしていた。

「良かったら今度飲みに行こうよ」
「そうですね」
「どうやって連絡とればいい?」
「番号は交換できない」
「え?なんで?」
「彼氏がいるし」
「そんなの関係無いよ、そもそもそんな関係になるには早すぎるでしょ」
「でも、彼氏が携帯チェックするから知らない番号があるとややこしくなる」
「だったら女の名前で登録しておきなよ、えみちゃんでよろしく」
「(笑)。。。それでもダメ」
「え?2文字じゃダメだった?ならえりかちゃんで」
フルフル
「3文字もダメなのか、4文字なんてあるか?」
「(笑)」
「なんで、そんなにダメなん?」
「やっぱり彼氏がいるしそういうことはきっちりしたくて」
「そうなんだ、男友達ともあまり遊ばないん?」
「うん」
「なら仕方ない、付き合ってくれてありがとう、気をつけてね」

これ以上は今の自分では崩せなかった。
崩せる方法を知らなかった。

ふと携帯を見るとメールが入っていた。
レイさんだ。

「連れ出し中?」
「彼氏グダで番ゲもできませんでした」

と返信を送る。
定位置に戻るときに携帯を見て笑顔になった女の子が居た。
道の反対側だ。
横断歩道を渡り声を掛ける。

「こんばんば、なにか楽しいことあったん?」
「え?いえ特にはないです」
「いやだってさっきめっちゃ笑顔だったやん、思わず声掛けちゃったよ」
「そうですか」

嬉しそうに答えた。

「なんだボーリングでもやって良い点数でも取ったのか?」
「そんなんじゃないですよー(笑)」

反応が良い。
会話を続ける。
大阪から出張に来ているらしい。
今から会社の人と会いに行くとのこと。
明後日帰る。
番ゲ打診、グダ。
粘る、グダ。
もう一度打診、仕方ないのでLINEを交換。
次の日の夜飲もうと約束を一方的にする。
またこの時間に電話すると言って必ず取ることを約束する。
そう言って別れた。

またレベル8の子を見つけた。
隣に行き声を掛ける。
受け答えはするけど歩行速度は変わらない。
改札まで粘るも放流。

定位置に戻る。
レイさんに戻ったことをメールで伝える。

もう夜も遅かった。
もうダメかなと思った時だ。
メールを受信した。
レイさんからだ。

「そっちに向かうわ。ギリギリまで頑張ろうぜ!」

別々にナンパはしているけど一人じゃないんだと
めちゃめちゃ心強かった。
力が湧いてきた。
こうしちゃいられないと思い腰を上げ声を掛けにいった。

なんとか合流するまでに二人組の女の子と和んでいて合流したい!
そう思うもなかなかうまく行かず。
レイさんと合流した。
近くに可愛い二人組が居たので挨拶もそこそこに声を掛けに言った。
すかさずレイさんも加わる。
しかし、男連れだった。
すぐ後ろに居たのに気づかなかった。
放流した。

「珍しく今日は反応が悪い」
「多分自分と一緒に居るから不自然に思われているんだと思います」
「いや、それは関係無いよ」

またフォローを入れてくれた。



レイさんは最後まで頑張ってみるとこの事で最寄りが近い繁華街に移動するみたいだ。
着いて行くことにした。
最後まで盗める所は盗みたい。
多少遅くなったところで今のこの時間を大切にしたほうが将来何倍もの価値につながる。

電車で移動中に嬉しい事を言ってくれた。

「今日だけで随分成長したな」
「レイさんのおかげです」

なんだかむず痒かった。
でも実際にアドバイス通りにやったのとレイさんの真似をして見て反応が良くなった。
やはり自己流でやるよりはまずは真似る事から始めると良いと思った。
全部が出来ているわけではないけどそれでも前よりも成長した。



最初の町に戻ってきてラストスパートを掛ける。
改札から出てすぐさま別々で声をかけていく。
数人に声を掛けるもいずれも反応が悪い。

30分が経った。
そろそろ終電だ。
レイさんにメールを出して電車に乗った。

家について携帯を見たらメールが来ていた。
レイさんだ。
間接法で連れ出しキスまで行ったけど
相手の終電があったので放流したらしい。
あの短い時間でさすがだ。



講習は終了した。
ブログの印象だとチャラチャラしている感じだけど、
実際に会ってみると人の事を良く見ていて器の大きな方だった。
それだけでなく非常に魅力的な男だった。

特別コースを選んで置いて本当に良かった。
一回だけでは分からない部分が多すぎる。
今回ダメ出しされた所を次回までに直せばレベルアップした状態で二回目の講習が受けられる。
そこでまた改善すればさらに飛躍する。
少しの投資で急激にレベルが上がるのならやるべきだと思った。



後日番ゲした大阪の子とのアポがあったので
準即までの流れを細かくアドバイスしてもらった。
忙しいにも関わらずどうしてここまでしてくれるんだろうか。
何としても結果を出して恩返しがしたい。
だが結果は大阪の子は電話にすら出なかった。
もともと食いつきがなかったので仕方なかった。
レイさんに報告すると「焦らずゆっくりいこう」と言ってくれた。

レイさんは本物のPUAだと確信した。



■成果
時間:3時間(講習)+6時間
声掛け:20人くらい
番ゲ:1人

■反省と改善点
トーク力がなさすぎる。
その女の子が身につけているものなどをネタに話を振る。
ルーティーンも良いけど声掛けは毎回違うのを意識する。
女の子にお前を呼べるように意識する。
とにかくレベルを下げて声をかけまくる。
あとは講習内容の復習をする。

■良かった点
心が何度も折れかけたけどレイさんの言うとおりに直したら驚くほど上手くいった。