子どもと一緒に学習机の整理 | ズボラ片づけ倶楽部~Laugh_Laugh_Life 別館

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片づけるのが嫌いな整理収納アドバイザー・親・子の片づけマスターインストラクター久保ふみ子です。お片づけ以外のことを気楽にふわふわ〜と。

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~学習机の整理 実践~

こんにちは、整理収納アドバイザーの久保ふみ子です。


前回8割収納、7~6割収納を実現するためには「モノの数を減らす事」というお話をしました。
【記事はこちら】

では実際にどう減らしていくか、学習机を例にしてはじめて行きたいと思います。 

今、子どもの机の上はどんな状態でしょうか? 

勉強道具の教科書やノート、筆記用具などがばらばらに乗っているだけならまだしも、カードゲームやポータブルゲーム機などもあわせて、さまざまな物が乱雑に置かれていませんか?
 
まずはそのいろいろなものを分類するところからスタート!

机のモノを全部一度集めて、子どもに
「いつも使っている物は机の右側に、使っていない物は机の左側に置いて」

と言ってみてください。

子どもの分類作業のスタートです。
親が思った以上のスピードでモノを分け始めると思います。


「片付けなさい」というのは、とてもわかりにくい抽象的な言葉で、子どもにとってどうしたらいいか分からないものですが、
「使っている・使っていない」で分けるという指示は具体的なので、子どもでも簡単にできるのです。

分ける作業が完了したら、

「机の右側にある物は、使ってるものだから要るものだよね、左側にある物は、あまり使ってないみたいだけど」

と言ってから、


「この中(あまり使ってないもの)で、捨ててもいいものはある?」


と 聞いてみましょう。
すると、

「これはいらない! これももういらない!!」


と、びっくりするような勢いで捨ててもいいモノをピックアップしはじめます。

※もちろん「どれも捨てられない。」と悩んでしまう子も中には居ると思います。
その場合にはひとつ箱を用意しておいて、「悩み中」や「考え中」、「保留」などと書き、整理した日付も書いておいて、捨てられないモノをまとめて入れておきましょう。この箱の扱い方はまたお知らせします。


次に右側にある物をしまっていきます。
よく使う物は、文房具なら一番上の引き出しや机の上のペン立、教科書・ノー ト類は取りやすい場所に立てて置きます。

また、遊びに関するゲーム類等は、学習机と別の場所に置き場を作っておく事が大切です。


これで机の上の整理は終わりです。


そして机の上の整理で引き出しに入れたいものがでてきて、
「引き出しがいっぱいで何も入らない!!」という事になったら、

翌日、または次の週末は引き出しの整理の日。

一段 分の中身を机の上に全部出し、同じように左右に分けてみて、右側にある物だけを元に戻します。
時間のないときは、ペン立てやペンケースだけでも、同じ方法で整理してみましょう。


これを実践するときに注意してほしいのが「一度にやりすぎてしまわない事」
一気に多くのモノを捨ててしまって、もし後悔することがあった場合、捨てることが怖くなってしまうのです。
これは子どもだけではなく、大人も同じです。

今日は机の上だけ、次は引き出し1段分だけ、というように小さい場所を少しずつやっていく事が大切です。




そうやって必要なものとそうでないものを分ける、処分するという作業を繰り返していくうちに、

「実際に要るものは、それほど多くないこと」

「物は少ないほど、探すのもしまうのも簡単なこと」

を子どもが自然と学んでくれます。

そして
「必要がないものをたくさん取り込んでしまう必要がないこと」

も気付いてくれます。


続けるコツは小さなスペースからチャレンジすることです。


このプロセスで、家中の収納スペースを整理することが可能です。

子どもが少し片づけに慣れたころ、子どもが引き出しを片づけている間に大人はキッチンの引き出しを一段して、お互いに成果を見せ合うなどすれば子どものモチベーションもますますアップするかもしれません!


☆☆☆~整理収納が苦手な方のお手伝いをします~☆☆☆
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