前回 の続きです。
勝てる事務所、企業法務に強い事務所が四大法律事務所であるというこちらの記事もおすすめですよ!
これまで、四大法律事務所
をプッシュしてきました。
多少、大げさだと感じられたかもしれませんが、これは是非とも四大法律事務所というキーワードを覚えて頂きたいためです。とりわけ、当ブログの読者には会社経営者の方も多くいらっしゃるようですが、弁護士に相談するときに、四大法律事務所の存在を知っておられると弁護士業界に詳しい侮れない依頼者だなと思われるでしょう。
「四大法律事務所は若手弁護士でも凄い」 も合わせてお読み下さい。
さて、今回からは、四大法律事務所という大規模事務所が最強の弁護士事務所である理由を考察していきます。
3 大規模事務所が最強の法律事務所である理由
①マンパワーがある
大規模な案件は、単純に所属弁護士の多い事務所でないと受任できません。その分、大規模な事務所は、最先端の法律問題を扱うことが多く、ノウハウが集積します。
②信頼と実績がある
大規模事務所は、大企業の長年の顧問弁護士をやっている弁護士が多数在籍しています。そして、そのような弁護士の意見は、大企業であっても尊重されています。これは、信頼と実績がなせることだと言えます。
③海外の弁護士評価機関から高い評価を受けている
日本では、法律事務所のブランド力を判断し難いので、担当案件やクライアントからの評価により格付けする全世界一律の弁護士評価機関による評価が唯一の客観的評価です。このような、弁護士評価機関による評価では、四大事務所が名を連ねています。
④組織・インフラが構築されている
大規模事務所では、弁護士だけでなく、事務員さんも大人数になります。そのため、弁護士をバックアップするサポート体制がしっかり整っています。例えば、図書室に資料の管理専門の司書さんが居たりします。
事務員さんも、マニュアルによって研修を受けているため、自分の担当以外の弁護士や事件について把握しているため、急に弁護士に相談したい場合に誰にでも対応して貰えるのです。
また、弁護士にとって情報の共有は何より大事ですが、インフラが整っており専門知識・ノウハウが共有されています。例えば、以前に同じ問題を取り扱った場合の処理記録を参照できます。また、以前に述べたように
、訴訟の勝敗は裁判官の個性によっても左右されるのですが、この裁判官はどのような個性を有した裁判官であるかといったレベルの情報まで共有されているようです。
⑤有能な人材が揃っている
大規模事務所に所属する弁護士は、有能な弁護士と言えます。
当たり前のことですが、最強の弁護士事務所と言えるには有能な弁護士が揃っていることが条件となります。この点は、もっとも重要であるので、別に項目
を立てて取り上げたいと思います。
次は、大規模事務所に所属する弁護士が有能である理由です。
「四大法律事務所は若手弁護士でも凄い」 も合わせてお読み下さい。
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