私たちは普段から「私は心を持って生きている」と思っていますが、その中身をボンヤリ〜としか捉えていないものではないでしょうか？
現代人の進化にとっては魂の奥＝自我が焦点となるので、シュタイナーは魂の守備範囲も以下のように３つに分けています。
感覚魂 外界の感覚的世界の中に意識の中心があります。気に入る気に入らないという好みの観点で生きています。動物は感覚魂のみです(動物は自然の本能・欲望で生きている)。
悟性魂 ルールに従う魂です。生まれた家族とか学校とか勤める会社など、外の社会の論理や秩序に価値の中心を見ています。悟性魂はまだ感覚・衝動・激情の中に巻き込まれています。
意識魂 ここではじめて価値や権威が自分自身の内側にあることを発見します。意識魂のありようは自分を放棄しいわば自分が空の容器になることを要求します。真の私、霊である我、が初めて顕れるところです。
悟性魂と意識魂は人間だけが持っている魂です。人間自我の外皮といわれます(自我自体は精妙すぎて見者にも見えないらしいです)。
意識魂への方向が人間の未来ですが、ここはほっといて進化するところではありません。
なぜなら意識魂を開発するのは自我、つまり私の中の自由意志であるからです。退化する自由もある訳です。
意識魂は、個人がそれを選ぶなら…国籍、年齢、性別、階層…等々に関係なく、人間が個人として成長・進化していくカギとなるところです。
ところで私はヒーリングで音楽すると、今クライアントさんのどこの魂が動いているのか分かります(ちなみにワークしたい魂はクライアントさん本人が選んでおられます。またそれが複数あればヒーリング時間中にも移って行きます)。
たとえば…
悟性魂が活発になる時は民謡風な音楽になります。大陸風だったりアラビア風だったり沖縄風だったり？その印象も本当にいろいろですが…色んな土地や時代に飛ぶ感じがいたします。
空間がグワっと拡がりそれと同時に自由な心持ちと動きが活発化するとこれは、意識魂が動くときです。すんごく動いているのに、とても静かであることが特徴です。
実は興味深いのは悟性魂と意識魂の間(あいだ)です…
２つの世界が平行線のようだったり、
モンドリ打ってるようだったり、
軽々、クルクルと向きを変えたり、
(ヒーラーの私も最初は何これ？ ン〜〜何？ 何と？ って音楽にメチャメチャ集中する)
悟性魂だけだったり、意識魂だけのときより、音楽の予測が出来なくなるので、夢中でその方の魂の動きを追っていく感じになります。。
そんなんで、印象ぐっとモダンな音楽に聴こえます。
どんな風な展開になっても…その音楽はまがいなくその方だけの、今だけの、オリジナルなライブ音楽です。
一緒にやり切ってみればそれは、
とてもとても、本当に、えもいわれず、何とも〜
❣️魅力的な音楽です❣️
人間の魂はハイブリッド構造です。
そして音楽がそれぞれの魂を活性化したり相互の魂のバランスを取る動きを助けてくれます。
音楽がその方の魂の望みのために、有効な動きを促してくれるのです。
魂が軽くなる、自由になる！
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