アメリカ映画から歴史を見る。(12 years a Slave) | 自由の女神になりたくて。(New York 理想と現実ライフ)

自由の女神になりたくて。(New York 理想と現実ライフ)

華やかな理想的街で、庶民的な現実生活を Enjoy する方法! 好奇心と向上心だけで生きる。合言葉は、「やったモン勝ち!」 仕事、恋愛、アメリカンドリーム、日々のつれづれ語ってます。



かなりの衝撃で・・・

いまだに尾を引いている・・・。


夕べ見た映画。 

12 Years A Slave.


12 Years a Slave film poster.jpg


この作品は、去年のアカデミー賞受賞作でもあり、話題を呼んではいたけれど・・・


タイトル見ただけで、だいたい、どんな過酷な映画か予想がつき、

映画好きのシュマンシー君も、Slave 系の映画は、見るのがつらくてと・・・、


2013年に公開された映画だったんだけれど、なんとなく話題作だったのに、いままで見てなかったのですが、

夕べ、ついに見ることにしました。


やっぱりと言うか、予想以上に、ココロ揺さぶられる映画で・・・

しかも、これ実話を元にしていますから・・・


本当に、過去に こんなことが起こっていたなんてと・・・


これは、まだ、アメリカ南部で奴隷制度が強いられていた 1841年に、アメリカ北部に住む自由黒人の主人公が、誘拐されて、奴隷として南部に売られ、12年間 奴隷として扱われた体験談を映画化したもの。


見ていて、なんとも心痛むんだけれども、

アメリカの社会、歴史背景や、現在に根強く残る人種差別、南北の文化の違い、

いろんなこと学べる映画だった。


しかし、英語は難しかったね・・・。

南部訛りが入っているのか、非常に聞き取り図らい・・・。

アメリカ人のシュマンシー君ですら、聞き取れないところもあったそうで・・・。

字幕付きで見たほうがいいかも・・・。


見た後は、今でも尾を引くくらい、なんとも衝撃的な映画なんだけれども、

こういった歴史は、後世まで伝えていかなくちゃいけないなって思ったよ。


そして、学生の時、アメリカ南北戦争、奴隷解放宣言とか、勉強したはずなのに、

テスト合格するために、年号だけ必死に覚えてたもんだから、


中身なんか、すっからかんで・・・。


と言うか、あの当時、10代の自分に、この現実を受け入れる要領はなかったしね。

(今ですら、いっぱい いっぱい ですから・・・。)


鎖国日本に生まれたから、アタシのアタマの中も、かなり鎖国だったと思うよ。


人種差別とか、人種売買とか、島国の戦後生まれの子共には、理解不能だよね。・・・

幸せって言えば、幸せだけどね・・・。


今、大人になって、この映画を見て、

特に、今、自分が住んでいる国で起こったことだからね。


こりんごちゃんは、奴隷制度を反対していた北部のニューヨークに住んでいるし、

特にニューヨークは、人種の坩堝だから、いろんな人種、文化がミックスされていて、

人種差別とか、文化的差別を、あまり感じはしないんだけれど、


実際、4年位前だったかな?

アジア人のこりんごちゃん、ダンス友達たちと、ノースカロライナのダンスキャンプに向かう途中で、立ち寄った、バージニア州のダイナーで、

たった一人のアジア人こりんごに、店内全員の白人から、シラーっと凝視された経験がある。


フロリダ出身のシュマンシー君の Granma (曾おばあちゃん) も、かなりのレイシストだったそうだよ。


今でも、そうやって、南部の方では、人種差別が色濃く残っていたり、

奴隷解放に いたったとはいえ、今度は、奴隷制度の背景から、貧困問題が生まれたりね・・・


歴史は、そうやって、現代、未来と続いていくものだから、


すごく、興味深くて、

また、歴史を読み返してみたりして・・・

昔は、イヤイヤやっていた歴史を、自分から知りたいとは・・・。


ちなみに、この映画の邦題は、

「それでも世は明ける。」


なんだそうで、

なんとも、日本らしい、包み込んだタイトルだなと・・・

アタシは、オリジナルの、直球なタイトルの方が好きだけれどね・・・。



では、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ、

画像

「日曜洋画劇場」 懐かしいな・・・。







ポチッっとなっ!

こりんご応援クリック、んますっ!
↓↓↓↓

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

続いて、こちらもクリック!
↓↓↓↓
ジモモ ニューヨーク