こんなにインターナショナルで、グローバルな時代に・・・
とてもガッカリな日本の行政。
英語教育の重要性を、肌で感じた瞬間。
現在、海外に憧れる人は たくさんいて、
昔よりも、はるかに 手軽に海外留学や海外旅行が簡単に出来て、
外国人とのコミュニケーションも気軽に出来るようになったオンライン時代に・・・
外国人との国際恋愛、国際結婚に憧れる日本人をターゲットにした、ロマンス詐欺が横行していた。
そして、我が親友も、まさか、まさかの餌食に・・・
こちら、これまでの経緯
あら、ついに、このシリーズも、第7弾に突入？！
現在、海外恋愛結婚詐欺の被害者の対処は、全くなく、
泣き寝入りして下さい！
と、言わんばかりのジャパン体制。
結婚詐欺なんて、合意のもとだから、騙された人が悪いって、
そうは言うけど、
いや、やっぱり詐欺した人の方が悪いでしょ？
本当に神様がいるならば、罰が下されるのは 詐欺師の方でしょ？
救ってやるべきなのは 被害者の方でしょ？
それなのに、ジャパンには、神はいないのかって感じなくらい、被害者を救ってやろうとしない その体制。
警察に、勇気を出して被害届を出しに行っても、被害届すらを受け付けてくれない警察。
言い分は、それが詐欺と確認出来ないらしいかららしい、
（そして、そんなもの捜査する気もないらしい）
ということで、詐欺を立証するような証拠品、
偽造であろう詐欺師のパスポートとクレジットカードのコピー、領収書、残高証明書、
振り込んだ口座、振込先の会社の住所、
詐欺師とのEmail、録音した電話
これらを持参したにもかかわらず、被害届を受け付けない理由が・・・。
「海外の問題は受け付けません。」と、
Why ？
友人曰く、
「警察で、誰一人として英語が読める人がいなかったからさ〜
読めないもん、対応なんか出来ないよね〜。」
えぇぇぇっ！
そんなん ありなの？
市民を守る警察が、英語出来ないから、助けられないなんて言ったら 超ガッカリなんですけれど、
そんな理由で助けないって、本当にいいの？
別に、警察官 全員が英語話せるべきとか言わないけれど、
言語の問題じゃなくて、
言語であきらめない誠意が大事でしょ？
英語 読めないから助けないとは警察も言っていなかった様だが、
もう、全然、煙たがる対応モロ出しの様で、
確かに、英語も読めないから、どのくらい その証拠が事実性あるかすら把握できないわけで・・・。
そんなもん捜査する気もないって言ったけど、
捜査する力がないらしい。
田舎の警察、こんな事件、見たことも聞いたこともないから対応出来ないようで、
どう対処したらいいのかわからなそうだったので、友人が、
「詐欺が指定してきたバンコク銀行に問い合わせたら、個人での問い合わせには 答えられないと言われました。
バンコク銀行は、日本にもあって、日本語も対応出来るので、警察の方から問い合わせてもらって、タイ警察に相談するっていうのはどうでしょうか？」
と自ら提案してみると、
「いや～、毎日連絡取り合っているような仲ではないので・・・。」
はぁ？
なんだ、それ？
（毎日連絡取り合える英語力も ないでございましょうよ！）
そんな、意味不明な返答が返って来たそうで・・・
「ここに、詐欺師あてに振り込んだ口座と、詐欺師から 送られてきた領収書があるんです。
たぶん、すべで偽造だと思いますが、それならそれで、公文書偽造とか、詐欺は立証できないのですか？」
「いや～、ジャパンポリスは優秀ですが、山下さん（友人の仮名）の問題は、時間がかかるかと思います。」
って、ジャパンポリスって・・・、
そこだけ英語で返してきて、聞いてた友人の方が恥ずかしくなってきたらしい。
警察のＷｅｂサイトには、サイバー犯罪対策室というものがあったらしく、
これだっ！
と、田舎の地元の警察は当てにならないので、県庁都市の警察署まで出向いて、サイバー犯罪対策室に相談に行ってみれば、
地元の管轄に相談してくださいと、
「地元で相談しても、なんの対応もなかったので、こちらに出向いているんですっ！」
「こちらに来られても、管轄が違いますし、サイバー犯罪対策も、どこの所轄でも同じですから、」
「でも、その地元で、被害届すら出せませんでしたよ。」
「そうですか、では、こちらからも、山下様が、もう一度うかがうこと、連絡入れておきますので、もう一度、地元の警察に行っていただけますか？」
たらいまわしかよっ！
結局、サイバー犯罪対策などと、述べておいて、なんの対処もしてくれないらしい・・・。
在日の大使館に連絡しても、
「警察に行って下さい。」
と、言われ、その警察が もう 思いっきりジャパンポリスなんで、
もう、どうしようもない。
もう、こうなると・・。
「現地行って、被害届 出してくるか？
今年の有給は、もう残ってないから、来年早々だったらありがたいけど・・・。」
「こ、こりんご、アンタ正気？」
「だって、日本じゃ誰も助けてくれないじゃない？
だったら それしか方法が 思い当たらない。」
「そこまで考えてくれて、本当に嬉しいよ。
でも、流石に海外まで、いいの？」
「旅行好きだから、いいよ〜。
ただ 出来れば、タイは学生の頃行った時、国が貧しくて、未成年がお金くれって追いかけてきたり、
観光客を狙った詐欺が多かったから、イメージ悪いんだよね。 ニューヨークからは遠いし・・・。
イギリスの方が観光としてはいいけど、イギリス行っても、偽装パスポートとクレジットカードの盗難を調べられても、詐欺は別件だよね。
メキシコも 絡んでるけど、あそこ こそ治安悪いから、別の事件に巻き込まれるかも〜。」
やっぱ、詐欺の捜査より、観光メイン。
そりゃそうでしょ、あたしゃ、警察でも弁護士でもない 一般市民ですから、わざわざ出向くならからには、観光メインで何が悪い？
だだね、振込先がバンコク銀行でも、そこから、また別の国に住んているであろう主犯格の元に お金は送金されていて、結局のところ、犯人を捕まえるなんてことは、かなり無理なのも、承知してるんですよ。
しかも タイ警察も、かなり怪しい匂いがすると噂ですし・・・。
国際恋愛結婚詐欺についてのブログを書いているLindaさんから いろいろアドバイス頂きました。
泣き寝入りするのは、いつでも出来るから、なんとか出来るところまで頑張りたいのですが・・・。
さて、
今回、非常に心配なのは、日本のインターナショナルマインドが かなり低いこと。
海外、外国人、英語、
と聞いただけで、耳が勝手にふさがれてしまう様な 鎖国人たち。
警察官に、海外は無理ですと、英文証拠に目も通さない、(いや、通せない？)
全然、正義のなさに愕然としまして、
ジャパンポリスは、神でもないし、
神も日本には いないしと、
4年後に、オリンピックがやって来ますが、
なんと、ウチの田舎も、田舎とて関東平野内ですので、あるオリンピック種目が、
そのサイバー犯罪対策室があるのに、海外の問題は全然対応出来ない 誰も英語話せない優秀なジャパンポリスのいる県民アリーナで 行われるんだとか、
えぇぇぇっ！
すごく光栄なことですが、
たくさんの外国人選手や外国からの応援団が来るであろうに、
おもてなし 出来るんかよっ！
マジで、心配になりました。
アタシ、おこがましいですが、ボランティアに出向かなきゃって思いましたよ。
今回の海外詐欺の対応で、海外への対応 ゼロ な田舎の警察で、
正直、のそ国際感覚ゼロな 我が田舎に 愕然としていたんですが、
それでも、やっぱり 自分の田舎を嫌いにはなれませんから、
なんらかの形で、鎖国的 田舎のインターナショナル化を計れないものかと・・・。
アタシは、特に国際化を目指そうとか、インターナショナルマインドを、他人に押し付けようとは思わなかったし、
それは、個人の問題だから、別に 英語が喋れなくても、海外に誰もがこぞって進出しなくても、
やりたい人が、英語も勉強して海外に目を向ければいい、なんて思ってたくらいの人でした。
だけど、こういう状況を目の当たりにしたり、
去年、ジョンを連れて日本に帰った時に、田舎の温泉宿に行って、
そこの仲居さんが、昔覚えた英語で、一生懸命 ジョンとコミュニケーションを率先して取ってくれ、
なんか、そういうのいいな〜って思った。
別にね、よその言語をマスターすることを必須と言ってるわけじゃないんだけれど、
言葉じゃなくて、そう言う誠意って言うか歩み寄り？
言葉の違う人でも、国でも助けたいって思ったら、違う言語が話せなくても 態度で示せるし、
そう言う人は、自分から歩み寄ろうとするから、別の言語を強制で学ばされるんじゃなくても、自分から学びたいと思うんだよね。
そうやってボランティアとか生まれるんだろうな。
世界平和とか願うなら、そこから はじめるべきだなって。
ジャパンポリスから 学びました。
4年後のオリンピック、里帰りして、ボランティアやりたいわ！
ちょっと、今回は、国際恋愛結婚詐欺から、インターナショナルマインドのお話にズレましたけど、
何か、ご意見、アドバイスのある方！
ぜひ、コメント、メッセージ、よろしくお願い致します。
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