片づけ収納のプロを育成している

日本ライフオーガナイザー協会代表理事の

髙原真由美です。

 

月曜から連載している「片づけのプロは月商7桁稼げるか?」シリーズ、第二弾です。

 

・月商7桁を掲げて集客している偽コンサルを見分ける5つのポイント

・そもそも本当に7桁稼ぎたい?稼いで何がしたい?

・ライフオーガナイザーとして必要なビジネススキルとは?

・月商7桁を稼ぐための具体的な方法とは?

 

売上をあげるための具体的な方法や、片づけのプロに必要なビジネススキルをお伝えする前に、そもそも本当に7桁稼ぎたいの?という話から。

 

私のもともとの月商7桁のイメージ。(笑)

月商100万なら無理ですが、月収999万なら可能ですね。

 

協会設立後10年が経過した今でこそ、「片づけのプロとしてしっかり稼ぎましょう!」と言ってもあまり引かれることはなくなりましたが、設立後数年間は「稼ぐ=ギラギラしている金の亡者」的に受け止められ、あまりいい印象をもたれることはありませんでした。

 

それでも、単なる知識と技術を習得するだけの資格とは一線を画したいと思っていたため、片づけ・整理収納に関する体系だった知識とクライアントの要望に応えられるサービスを提供する技術以外に、収入を得るためのビジネススキルの必要性を伝え続けてきました。

 

協会会員から著書にサインを求められたときには必ず、サインとともに「稼げるオーガナイザーになれ!」と書いたり、2014年には片づけのプロに必要なビジネススキルを教えるための講座『半年後には結果を出す!稼げるオーガナイザーになるための「仕事のしかた」講座』なるものを開催したり。


この講座はその後も各地で何回か実施したのですが、開催してみてあることがわかりました。

 

それは、片づけのプロとしていくら稼ぎたいのかを具体的に設定していない人が圧倒的多数!だったということ。

 

 

目標=売上・収入を明確にしないまま、なんとなく見よう見まねでブログを書いたり、セミナーを企画してみたり。

 

でも募集をしても集まりません、どうすればいいですか?と。

 

「片づけのプロとして、いくら稼ぎたいの?具体的な年収とか年商は?」

と聞いても、

「そんなこと、考えたことありません。家族に気兼ねなく自分のことにお金を使えて…。もっと好きなことができるくらいはほしいとは思います。」

さらに、

「好きなことを全部するといくらかかるの?」

と聞いても、

「結構かかると思います。」

「結構って!わからんのか〜〜〜い!」

みたいな。

 

 

でも。

 

過去の私も同じような時代があったのでわかりますよ。

 

起業を意識しはじめた頃の会社員時代、かなり多くの起業本、稼ぎ系ノウハウ本、お金のブロックを外そう系の本、その他自己啓発本等を読み漁った結果、当時私が夢見ていた年収は1億円。

 

家族に気兼ねなく自分のことにお金を使え、好きなことを全部するためには1億円くらい必要かなと、当時読んでいた本やブログ・メルマガに影響され、成功者=年収1億!みたいな漠然としたイメージだけを持ち、そのために具体的に何をやるのか、そもそもどうやって1億稼ぐのか?については、ぼんやり探しているだけ。

 

今となってはお恥ずかしい過去です。

 

その後、私の考えがどう変わり、現在に至ったのかはこの記事では割愛しますが、漠然と稼ぎたいと思っていても、稼げるようにはなりませんし、今やっている行動が効果的なのかどうかさえわかりません。

 

 

稼ぐ、をどう定義するのかは自分次第。

いくら稼げば満足なのかも自分にしかわからないことで、人に決めてもらうものではありません。

 

まずはそもそも、本当に大金を稼ぎたいのか、稼ぐ必要があるのか、から考えてみましょう。その上で具体的な年商・年収を設定することをおすすめします。

 

 

年商・年収を設定する上で、具体的に何をしたいからいくら必要なのか、「ゆとり」はいくらあれば生まれるのか、値札を見なくても買物できるようになりたい、という場合、買物したい物のその金額はいくらなのか?

 

まずは計算してみましょう。

 

そして月商7桁、とかではなく、1年間の売上=年商と1年間の収入=年収の具体的な数字を設定してみてください。

 

 

今はまだ、片づけのプロとしての収入はゼロでイメージしにくい、という場合、平均的な数値を参考にするのもおすすめです。

 

例えば現在のライフオーガナイザーの平均年齢は45歳なので、それを目安としますが、国税庁の平成28年民間給与実態統計調査をみると、年齢階層別の平均給与として45〜49歳の女性の場合は300万円、男性なら630万円です。

 

ここから社会保険や税金を引くと手取りは約240万円と485万円となります。

 

これは給与収入者のデータなので、個人事業主だと経費をいくら計上するかにより変わってきますが、ものすごくざっくりいうと、45歳女性の場合、年収300万以上だと平均的な暮らしよりはゆとりが出てくるといえます。

 

もちろん年収300万でゆとりある生活をするのは難しいと思いますが、同世代のサラリーマンの夫がいる場合、妻の収入がゼロからプラス300万円となるとまた違ってきますよね。

 

 

上記のことからも、片づけのプロであるライフオーガナイザーがまず目指したい年収は300万円で、協会としても多くのオーガナイザーが300万円以上の収入を得られるようになることで職業として確立した、と言えるのかなと考えています。

 

もちろんもっと多くの収入を得ているオーガナイザーも増えていますし、それなりに稼ごうと思えば稼げる仕事です。

 

まぁ収入が増えれば、出ていくものも増えていきますけどね。(笑)

 

明日は、

・ライフオーガナイザーとして必要なビジネススキルとは?

をお伝えします。

 

 


思考の整理からはじめるコンサルティング型片づけ支援のプロになる
 
ライフオーガナイザー1級資格認定講座 受講料88,000円(消費税別途) 
全3回 18時間 各回:10:00〜17:00 6時間(昼休憩別途1時間)
【東京都】
2020年1月18日(土)開講 2月15日(土)3月21日(土)
東京87期 会場:東京都中央区日本橋 JALO東京セミナールーム

【愛知県】
2020年1月22日(水)開講 2月19日(水)3月18日(水)
名古屋25期 会場:愛知県名古屋市中区 タック販売(株)ショールーム 

【大阪府】
2020年1月18日(土)開講 2月26日(水)3月25日(水)
大阪54期 会場:大阪市中央区心斎橋 JALO大阪セミナールーム

【福岡県】
2020年2月15日(土)開講 3月14日(土)4月18日(土)
福岡22期 会場:福岡県福岡市 アクロス福岡

講座詳細・お申込みはこちら

 


日本ライフオーガナイザー協会会員向けのお知らせ
 
2020年度会員更新手続き受付中 
更新手続き期間は
2019年12月1日(日)〜2020年1月31日(金)24時まで

特典付きの早期更新手続き期間は
2019年12月1日(日)〜12月25日(水)17:30まで

詳細・会員更新手続きはこちら
お申込み受付中の専科講座
◆メンタルオーガナイザー資格認定講座(通称:PRO)
会場:東京 
【前半】 2020年1月19日(日) 13:30~17:00/1月20日(月)10:00~17:00
【後半】 2020年2月16日(日) 13:30~17:00/2月17日(月)10:00~17:00

◆セルフメンタルオーガナイズ講座(通称:SELF)
会場:大阪
日時:2020年2月5日(水)6日(木)10:00~17:00

講座詳細・お申込みはこちら
協会会員向けメールマガジン
2019年12月05日(木)21:38 代表理事メルマガvol.127配信済み
2019年11月21日(木)15:40 JALO事務局通信vol.36配信済み