こんばんは。 日本ライフオーガナイザー協会代表理事の 髙原真由美です。
5月以降、台湾・北京・米国セントルイス・上海と海外出張も続き、またまた更新が途絶えてしまっていたこのブログ。
先日収録のあったテレビ番組が本日オンエアされるということもあり、
久しぶりの更新です。
番組はこちら、
本日11月16日(木)23:30~から放送の
BSジャパン「お金のなる気分 ~欲張り女子のケーザイ学」です。
高橋真麻さんがMCをつとめる30分番組で、前半は経済学の先生やファイナンシャルプランナーといったお金のプロフェッショナルが、お金にまつわる役にたつお話を。
後半は私のような起業家や専門家がゲストとして自分の専門分野の話とそれに至った経緯をお話するという内容。
今回私は、片づけのプロというよりは、片づけのプロを育成する事業を行っている起業家としてお声がけいただき、ライフオーガナイズのこと、ライフオーガナイザーの仕事のこと、なぜこの仕事をするに至ったか等、いつもの関西弁でベタに語ってきました。
その中で、ライフオーガナイズの手法のひとつ、
自分と他者との違いに気づくための方法である「利き脳片づけ®」
についても少しご紹介しました。
時間の関係で、詳しくお話することができませんでしたので、誤解を招かぬようご説明しておきたいと思います。
ライフオーガナイズとは、
「自分の暮らしを最適化するための技術」
であり、ものすごく端折って言うと、
自分にあった片づけ・整理収納方法のみつけ方をまとめた考え方です。
この考えをもとに活動している片づけのプロがライフオーガナイザー®です。
モノと情報が飽和した現代では、片づけは学校で学びプロに依頼する時代。
もはや誰もができて当たり前!という行為ではありません。
得意な人なら難なくできることかもしれませんが、苦手な人にとっては例えば…。
こーんな白一色の難易度の高いジグソーパズルを、
こーんな大量にある同じようなピースをくみあわせて完成させてください!
と強要されるのと同じくらいストレスフルな、いやほぼできない!
と投げ出したくなる行為といえるでしょう。
(ちなみに私はジグソーパズル、大の苦手。)
同じようにみえる大量のピース(=片づけ収納方法)の中から、ぴったり自分に合うものを1つだけ探しあてる。
そのためにはざっくりと同じような形のものを色付けし分類しておけば、少しは見つけやすいかも?
そんな発想から生まれたのが「利き脳片づけ®収納術」。
手に利き手があるように、脳にも利き脳がある
という京都大学名誉教授の坂野登先生の「しぐさ利き脳理論」をベースに、
脳の学校の加藤俊徳先生(医学博士) が提唱する脳の機能や役割分担、得意・不得意を参考に、片づけ収納において本協会独自に調査し傾向と対策をまとめたものが利き脳片づけ®収納術です。
そのためあくまで統計的にその傾向が強い、こういう対策が効果的な人が多かった、というものであり、科学的なエビデンスがある(=100%誰にでも当てはまる)ものではありません。
そもそも「右脳人間」「左脳人間」なんて存在しませんし、現代人は両脳をフルに使って生活しています。
ですから利き脳片づけ®収納術なんてアテにならない!そんなの信用できない、という方は是非スルーしてください。
でも無意識に優位に働く脳の部位に個人差があるのは事実。
(加藤先生いわくMRI画像でそれは確認できるようです。私も診断していただいたことがあります。)
自分の、そして一緒に住む人の得意不得意を知ること。
これがストレスを増やさない心地いい暮らしのためには最も重要です。
その他者との違いを知るヒントとして利き脳片づけ®収納術を用いていますが、実際のところは結構役立ちます。
ただ利き脳片づけ®収納術=ライフオーガナイズではなく、あくまでライフオーガナイズの手法のひとつにすぎません。
ライフオーガナイズは家を、暮らしを、人生を整えるための「選び取る力を身につける」方法論です。
ライフオーガナイザーたちは、利き脳片づけ®収納術だけではなく、
ライフオーガナイズの様々な手法(例えば、優先順位のつけ方・価値観の明確化・目標設定の方法・時間の使い方・思考や感情の整理術・具体的な片づけのプロセス他)を用いて暮らしと人生を整える方法を提供していますので、
ご興味のある方は最寄りのライフオーガナイザーにお声がけください。
こちらからお探しできます。
さてさて。
この番組での私の出番は10分程度だと思いますが、収録自体は約1時間くらい。
その間しゃべりまくったのですが久しぶりのテレビということで、いつになく緊張したせいもあり、自己採点は30点。
あぁ、もう一度収録し直したい……。
こんなふうにブログを書きながらも、どんなふうに編集されているか結構不安で正直観られたくないというのが本音。(苦笑)
過去のゲストをみると、錚々たるメンバーが出演されているから余計です。
今後テレビに出演する時には、もっと堂々と「絶対観てね!!」といえるよう、がんばりたいと思います。
さ!今から帰宅し、オンエア観ますね。