昨日の速報以降、日産は大変なことになっていますね。 

 

 

 

それとは全然関係のない話ですが、

今年のはじめにこの動画を観たとき、

今後片づけのプロの仕事のしかたも変わらざるを得ないなと感じました。

 

 

また、まだまだ高価なのですぐには一般化しないとは思いますが、

でもそのうち洗濯乾燥機や食洗機のように、共働き家庭の必需品となるであろう

全自動衣類折りたたみ機「laundroid(ランドロイド)」

(下記画像はサイトにリンクしています。画像はlaundroidサイトから引用しています)。

 

 

 

 

そして「全自動お片付けロボット」

(下記画像はサイトにリンクしています。画像は株式会社Preferred Networksサイトから引用しています)。

 

 

もう時代はここまできているわけで、「物」と「空間」にフォーカスした家事代行型の片づけ支援が必要とされなくなるのも、時間の問題かもしれません。

 

私が生きている間に???

 

 

確かランドロイドは発表当初に5年で20〜30万円(現在は185万円)程度を目指す、といった目標を掲げていたはずなので、5年は無理でも10年先くらい?だったらまだこの仕事をしているはずですね。きっと。(笑)   

 

ということは、こういった時代の流れやI0T(=Internet of Thingsの頭文字を取った単語で、日本語では一般的に「モノのインターネット」と呼ばれています。調べると「身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながる」仕組みのこと、というふうに説明されていることが多いです)に関するアンテナも立てておかないと、片づけのプロとして仕事を続けていけなくなりそうですよ。   

 

 

 

今日、来月開催される弊協会のカンファレンスの基調講演の翻訳資料が届きました。(オリジナルは英語でこれは翻訳版のスライド表紙です)

 

 

今年は10周年記念ということで、

カンファレンステーマを「The Next Decade(次の10年に向けて)」としました。 

 

 

2010年・2013年に続き3度目の来日をお願いした、

私が尊敬するアメリカ人オーガナイザー、ジュディス・コールバーグ氏に、

基調講演はテーマに沿ったもので、とお願いしていたら

「The Changing Landscape of the Organizing Profession 変わりゆくオーガナイザーの世界」というタイトルの、上記で私が書いたような、今後片づけのプロの仕事は大きく変わっていく、そのために知っておきたいことを網羅している内容

となっていてびっくり! 

 

参加する全国のライフオーガナイザーたち、どうぞお楽しみに!!!   

 

 

 

日本ライフオーガナイザー協会は、

設立当初から物や空間の整理の前に、自分や家族の価値観を明確にし思考の整理からはじめることが大切、ということを伝え続けてきました。

 

そして先日も書きましたが、

ライフオーガナイザーは暮らしの体質改善のためのパーソナルトレーナーであり、暮らしを最適化しQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上を支援するプロフェッショナルです。 

 

 

 

 

 

 

ライフオーガナイザー流の、物と空間より「人」にフォーカスし、クライアントやクライアントの家族の価値観を明確にする思考の整理からはじめるコンサルティング手法さえ身につけておけば大丈夫。 

 

その物が自身にとって大切かどうかを判断したり、要不要を選んだり、どこに置いたらいいかを考えることやクリエイティブな作業はAIが不得意とする部分らしいので、まだ当分は全自動衣類折りたたみ機と全自動お片付けロボットに仕事を奪われることはないでしょう。   

 

 

ただ私たちのこども世代が大人になるころには、

シェアリングエコノミーが今以上に進んでいるのは間違いないでしょうし、

物の配置や収納方法を考えることなく、スマートスピーカーに使うときだけ呼びかければ、物を自動的に調達(その物も実体のないバーチャルな物だったり?物の概念が変わっていく??)してきてくれ、使い終わると戻してくれる、

なんていう世の中になっているのかもしれません。 

 

 

 

そうなったとしても、ライフオーガナイザーという職業は残っている。 

 

 

これを実現するために、次の10年も邁進あるのみです。