相日防災さんにおじゃましてきました | トラベルコンシェルジュ・ハッピーママライフスタイリスト堀部水愛のブログ

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神奈川県西部を拠点に世界中でノマドライフを満喫している水愛のブログです。「ママであっても『好き』を仕事に!」「ママであってもかっこ可愛く稼ぐ!」をコンセプトにしたライフスタイルを提案。

こんばんはラブラブ

ママコンシェルジュ水愛です。

 

本日は、仲間たちが活動している「ママたち目線で防災を考えるグループLei防(子育ての輪Lei)」で小田原市の相日防災さんにおじゃましてきました。

 

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様々な防災のお話をお伺いして、実際に熊本地震、東日本大震災、阪神淡路大震災などで、現場に物資を届けたり復興の手助けをするために足を運んだ経験をお話いただきました。

こちらの相日防災さんは、避難グッズから自治体・消防・警察などの様々な研修、物資備蓄などで大きな役割を果たしているプロの防災会社です。

意外と皆さまの身近なところに、こちらの相日防災さんの品があります。

 

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様々な経験を通して得られたお話をお伺いして、私達からの防災に関しての疑問をお伺いし、非常食の試食。

ただでさえストレスがたまる避難生活。

少しでも美味しいものを食べたいですよね?

同じアルファ米やビスケットなどでも「美味しい」「美味しくない」があります。

小さい子どもは「美味しくない」非常食は、いざというときに食べることができません。平時から非常食を口にしておくことも大切な経験です。そして、自分の子供達が好きなメーカーはどれか、自分が食べたいメーカーはどれかを平時に見極めストックしておきましょう。

 

そして、意外と知らないロープの結び方を教えていただきましたおねがい

私自身は、小学生の頃に青年の船に乗船した際、ロープ研修を受け様々な結び方をマスターしていましたが…やはり何(十)年も使っていないと…すっかり忘れてしまっていましたガーン汗ボーイスカウトなどでもやりますし、男性は意外と日常的にこの結び方をすることが多いようですが、女性はなかなか…。

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何度丁寧に説明していただいても苦戦する参加者たち…爆  笑

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ほどけないロープの結び方をマスターしておくと、いざというときに2階からロープを使って避難することも可能になります。

そういう時に普通の固結びをしてしまうと…途中でほどけてしまうこともあり大変危険です。子どもを下ろしている時にほどけたりしたら、本当に危ないので、ママたちも子どもたちもいざというときに備えてロープ結びを習得しておくことも必要かもしれませんおねがい拍手

 

今回の相日防災の担当者の方のお話を伺っていて最も印象的だったのが…

「自助、公助、共助」

という言葉です。

相日防災の担当者の方々が熊本地震の際、避難所に炊き出しに行くと…

現地では誰もそれを手伝おうとはしなかったそうです。

それは、避難所で避難者の人たちが「お客様」になってしまっているから。

「どなたかお手伝いをお願いします」と声をかけても誰も率先してお手伝いに名乗りをあげてくれなかったそうです。

それは、避難者の方々が「避難所ではお客様でいれる」という意識があったからだそうです。

避難所で「お客様」でいることは困ります。

普段から「自分が率先して動く!」という意識、動くための知識がないと、避難所でお客様をするようになってしまいます。町内のみんなが、避難所でお客様になってしまったら、大混乱は免れませんよね。避難所ではお客様ではありません!おーい

 

そして、今回衝撃的だったのが…熊本地震の際、「井戸水は枯れてしまった」ということです。

大井町も被災時は指定井戸があり、その井戸を開放し町民が水を確保できるようになっています。

熊本も同じだったそうです。

しかし…地震後井戸は枯れて全く使えなくなってしまったそうです。

「井戸があるから水は大丈夫」なんてのんきなことを言っている場合ではありません。井戸は枯れます!つまり役に立ちません!それを「町内には井戸があるから安心。備蓄の保存水はいらない」ではみなさま困りますよ〜おーいおーいおーい

(町役場の職員は、東日本の際にも、熊本地震の際にも現地にボランティアに行って、こういう現状を目にしているはずなのに…なんで、町にフィードバックされていないのでしょうか?^-^;「井戸あるし大丈夫」なんてことになるのでしょうか?^-^;

 

「町内には畑もあるし、野菜とれるからいざというときも大丈夫だよ。」「食べものには困らないよ。」「トイレも畑ですれば良いでしょ。」

⇒これは今まで町内で私が耳にしたコメントです。

同じようなことを言っていて、土砂や水害で畑は全滅になってしまった町が新潟にあります。いざというときにと想定していた畑の野菜は全滅になってしまいました。

「畑の肥料になるし、トイレも畑に埋めれば良い。」

確かにね…平常時はね…。

でも、ただでさえ不衛生な町内になる中、町内の皆さまがその辺の畑で排泄してしまったら…その水が川や農業用水に流れ下流で感染症が発生する…ことになります。

そういう意識では町民みんなが感染症でダウンすることになってしまいます。

いざというときには畑をあてにすると、あなた自身とあなたの家族を守ることはできませんよおーい

 

 

そして、「公助はあてにならない」

本当にそうです。。。

おむつもミルクも離乳食も介護用品も生理用品も備蓄がない公助はあてになりません。「3日たったら物流が再開して届くから」なんてのんきなことを言っているのは全く信用なりません。どこにそんな保証があるでしょうか?

「小さい子ども2人、3人、4人連れてどうやって避難バッグ持って避難できるのでしょうか?最大限みんな努力するけど、もし持ち出せなかった時に防災備蓄におむつやミルクがないのは困る」という相談に「パパが持てばいい」なんてセリフですから…ガーン「町民はみんな農家じゃないんだから!!!!パパ日中いないでしょ!!!!プンプン

自分の家族を、子どもたちを守ることができるのはママたちだけです。

 

今夜、明日、もしこの地域で災害が起きたら…

あなたは、あなたと子どもたちを守ることができますか?

あなたは、あなたと子ども(たち)が1週間サバイバルできる自信がありますか?