千島列島の最北端、占守島の日本軍守備隊は強かったそうで、上陸してくるソ連軍を打ち負かしたそうだ。
この守備隊に属していた軍人のお孫さんが書いた本によると「占守島の守備隊が踏ん張らなければ北海道の半分はソ連に占領されていた」「ソ連は一人一人の人間は良いけれど、国は信頼できない」となるそうだ。
私は、アメリカ軍はソ連軍をアラスカに呼んで訓練し、艦船を用意して千島列島にいる日本軍を攻撃させた。
先の北海道新聞の記事では北方領土問題はアメリカにと責任があると結んだいたが、むしろアメリカ主導でソ連に千島列島への攻撃、その後の占領を依頼したのだと思う。
ちなみに北海道の半分をソ連が占領をしようとしたと言うのは、スターリンが「北海道の半分を攻撃したい」と電報を打ったがルーズベルトの病死に伴いアメリカ大統領に就任したトルーマンが拒否の電報を打ち返したことで終了したとあった。
日本を無条件降伏させたアメリカをサポートする意図なのか、本格的に北海道の割譲を要求したのかそれだけでは解らない。
ソ連は留萌と釧路を結ぶ線の北東側を要求したと言うのだが、それだと大雪山、日高山脈を越えなくてはならない。
そのような作戦を可能にする陸上部隊とそれを輸送する海上輸送手段をソ連軍が持っていたとは思えない。
もともと無理な話しだろう。