前職の時、ストレスや心労から病気になっていく人をたくさん見てきました。
日本企業全体の人事管理のモデルを作るような職場だったので多業種の会社の方々とお付き合いがありました。
各企業の担当者は、平たく言えば会社にいる間の従業員の幸せ度を限りなくあげるために頑張っている人々なのに、その本人が病気になっていくの。それを見ているのはものすごくジレンマでした。
中でも、仕事上で頻繁にお会いしていた方ががんで休職した時はショックでした。
その知らせを聞いた時、私が咄嗟に心の中で思ったのは「やっぱり」。ストレスが病気の原因になるという事は知識として知ってはいたものの、結果的に1人の人ががんになっていく過程を真近で目撃してきたことにショックを受けたんです。
有能で人柄もよくて、良く気がついて、休日もなく海外出張も多くて朝から晩まで長時間労働なのに、いつも笑顔で。彼自身の労働環境を知っている人たちは「よくあれで我慢してるよね」と言っていたくらい。本人が我慢して我慢して葛藤だらけなのは、周囲の人たちみんなが知っていたから。
もし、彼が出された要求にたまにはNO!と言っていたら、せめて上司の前以外では愚痴ったり不機嫌でいるような人だったら、2年たらずでがんにはならなかったでしょう。実際に彼の後任者は、同じポストを3年間勤めて後には役員にまでなっています。
私にとっては現在のご機嫌思考の原点のひとつになった大切な体験です。
今は生き方も死に方も自分で選べる時代。
それなのに、いざ自分の事となると家族や職場での人間関係や心身の不具合を「人生ってこんなもの」だと諦めてしまっている人のなんて多いこと!
現実は選ぶことも創ることもできるのに。
こういう体質だから、こういう家族の元に生まれたから、こういう仕事だから…
運命は変えられないとか
宿命だからと納得してしまう。
でも、同じ運命同じ宿命を
機嫌よく生きることも選べる
今いる場所で違う風景を見ることもできるんだよ。
症状も問題も自分で見ないようにしている自分の性質を実現してくれています。
無意識を意識化する
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まずはレベル1で効果を実感
心のおしゃべりを静めて、今本当に必要なことがわかるようになる