マルグリット型で焼くチーズタルト | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

高さがあり食べごたえのある、ベーシックなチーズタルトを焼きました。


うたた寝してしまい、様子を見ずに焼いたのでひび割れてしまいましたが…





タルト型として使ったのは、先日プリンを焼いたあとからキッチンに出しっぱなしにしていたマルグリット型。


 

その時は模様が出ないことを残念がっていたのに、今回はそもそも模様が見えない使い方になってしまいましたが、裏返せばちゃんと模様が出ています。





濃厚なコクがあり、口当たりはしっとりなめらか。
縁のフリル幅が大きいところが、いつものタルト型と違って新鮮です。




【材料】 


17cmのマルグリット型


☆タルト生地

無塩バター 55g

粉糖 45g

全卵 20g

アーモンドパウダー 20g

薄力粉 110g


☆チーズ生地

クリームチーズ 150g

グラニュー糖 50g

卵 50g

生クリーム 150g

レモン汁 10g

薄力粉 10g



【作り方】


【1】タルト台を作る

1.バターを室温に戻して柔らかく練り、粉糖を混ぜ合わせ、溶いた卵も数回に分けて加えその都度均一になるように混ぜる。ふるった粉類を加え、さっくり切るように混ぜ、粉気が少なくなってきたらボウルの側面に押し付けるようにすり混ぜてまとめる


★フードプロセッサーを使う場合は、材料を順に入れてその都度なめらかに混ぜ、薄力粉を加えたら軽くまとまるまでON

2.ひとまとめにしてラップに包み、冷蔵庫で最低1時間以上休ませる
 
3.生地をラップで挟み、麺棒で4mm厚さに伸ばす。型よりひとまわり大きいサイズに伸ばし、型にしきこむ



★指の腹を使って軽く押しながら、側面や隅の部分まで均一に密着させます。
 隅やはみ出た部分は淵に麺棒を転がしながら、また小さな型の場合はナイフで切り取り、再度側面を密着させてください。

4.焼き縮みを防ぐため冷蔵庫で1時間ほど休ませ、オーブンを180度に予熱する

5.オーブンシートを敷き、タルトストーン(約600g程度)を入れ、予熱が終了したオーブンで15分焼く



★アルミホイルでは後で外すに破れてしまうので、オーブンシートを使います。
 その際、少しくしゃっと皺を寄せるとしきこみやすくなります。

6.淵に色がついてきたらタルトストーンを外し更に10~15分焼く

★シートを外したら底にしっかりめに色がつくまで焼くのが、サクサクと食感と風味を引き出すポイントです。
 温度と時間は目安なので、縁が焦げないように調整してください。
 あとから1時間焼いても低温なので、さらに焼き色がつくということはありませんし、ここで淡い焼き色だと、仕上がりの風味と食感がよくありません。

7.型につけたまま冷ましておき、タルトの粗熱が取れた頃にチーズ生地を作り始める

★タルトが焼けてすぐにチーズ生地を流してオーブンで焼くと、庫内が高温のため、熱の入り方が強くなってしまいます。
 熱の入り方が強いとチーズ生地が溢れるので、タルトは冷まします。


【2】チーズ生地を作り、焼く

1.クリームチーズは様子をみながらレンジにかけて練りやすい柔らかさに戻す。卵はよく溶く。オーブンは140度に予熱し始める

2.チーズ生地の材料を順にボウルに入れ、加える都度ハンドミキサーで混ぜ合わせる

★卵は2~3回に分けて加え、毎回よく馴染ませ、側面についた生地は次の材料を加える毎にゴムベラではらって生地に落として混ぜ込みます。

3.タルト生地の縁につかないように流し入れ、表面をならし、予熱が終了したオーブンに入れ70分焼く


4.オーブンを少しあけて(寒い季節はオーブンの中で)20分ほど放置し、上面の高さが落ち着いたら、取り出す


5.網の上におき、粗熱が取れたら冷蔵庫で1日冷やす