担当:小川のりこ


年下の男性を好きになってしまった、もしくは年下の男性と付き合っているというお話は、ここ最近とてもご相談として、よくお聴きするお話ですが、年下の男性に女性がしてしまうことの多くは、


「ごめんなさい。」


のような気がします。


「年上でごめんね。(本当はもっと若くて可愛い子がいいよね)」


など、自分に対し、少し卑屈になってしまうような感じです。

こんな気持ちがこころのどこかに存在してしまうと、


頼る(甘える)こと


は、あまり出来ないように思います。男女問わず、年上の女性に対してのイメージは、


包容力。成熟された女性。


などを感じるようですが、実際に恋人同士になった場合も女性側は、


「支えてあげたい。」
「役に立ちたい。」
「甘えさせてあげたい。」


などの気持ちは大きいようです。時には母性が出てくる可能性もありますね。

けれどもどちらかというと、例え相手がどれだけ年上だとしても男性側は、


「頼りにして欲しい。」
「甘えて欲しい。」


という気持ちはとても大きいと思います。
それでなくとも人生経験他、経済的な面も、社会的に上下で比べてしまいがちな男性から見れば、自分の方がなんだか下のような気分になることも多くあるでしょう。でも女性側は、特に経済的な面で、何かしてもらったときは、


「なんだか悪いし、私も払うね。」
「え~こんなことしなくていいよ。」


と、してもらったことを、素直に受け取ることに躊躇してしまう場合もあるようです。

ただ、年下の男性にしてみれば、


「そんなに俺は頼りないか?」
「せっかく喜んでもらおうと思ったのに・・・。」


と、そんな悲しい気持ちになってしまいます。

もちろん女性側としては、自分の方が長く社会人をしている場合もありますし、彼が困るだろうと気を使った行動なのでしょう。だから普段は割り勘でも構わないとは思いますが、ここ一番というとき、例えばあなたの誕生日やクリスマスなどのイベントで、プレゼントをくれた、おごってくれたときなど、申し訳ないという気持ちもあるかもしれませんが、ここはやはり思い切り受け取りましょう。


「ありがとう!! 本当に嬉しい!!」


って。

男女関係はどんな年齢差があろうと対等です。けれども年上だからと、特に経済的な面で相手に気を使いすぎてしまうと、彼も、


「まあ、いつも出してくれてるからいいか・・・。」


という気持ちになって、時にそれは恋人同士でなく、姉弟関係、親子関係のようになってしまうかもしれません。すると彼は、その関係に違和感を持ち、しだいに自分を”男”として見てくれる女性を望むようになってしまうということにもなりかねません。


女性が年上であるからこそ、あえて、彼を”男性”として、いっぱい頼ってみませんか? 
男性は女性に頼られてなんぼというところがあります。年下ならばなおさらです。

いっぱい頼って甘えて欲しいと思います。

ただ、その後は、必ず伝えてくださいね。


「やっぱりあなたに言ってよかった! 本当にあなたがそばにいるだけで嬉しいの。ありがとうね!!」
「やっぱり頼りになるね! 凄いね! 本当に助かった、ありがとうね!!」


彼に何をしてもらったことが、嬉しかったのか、感謝の気持ちをたくさん伝えてあげてください。そうすることで、彼は自分に自信を持ち、更にあなたのそばにいることに、幸せを感じることでしょう。




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