失恋した後も、なぜか引きずってしまう彼。
あなたの人生におけるインパクトが強ければ強いほど、引きずってしまうものなんです。
忘れられずにいつまでもしがみ付いているなんて・・・と自分をバカにしないでくださいね。
あなたが真剣に彼を愛そうとした結果なんですから。

人生の中で、ほんとうに真剣に愛せる相手に出会うことってそんなに多くはありません。
だから、その彼とうまく行かなくなった瞬間に、人生が終わったような気がして、もう二度と人を好きになることなんて無いような気がして、お先が真っ暗になってしまうものなんです。


そういう時は、無理に忘れようとしない方がうまく行くものなんです。
「こんなんじゃダメ、早く立ち直らなきゃ」って無理に元気なふりしても、心は痛いままでしょう?
そう思って、近づいてきた好きでもない人と付き合っても、やっぱり好きになれずに別れてしまうでしょう?

自分を傷つけることばかりしてしまうんです。


だから、まずは「もうちょっとだけ好きでいよう」と自分に言ってあげてください。
彼と一緒にいられない、会えない、話せない、そう思うと、ものすごく辛いですけれど、無理に忘れようとするよりも、無理して嫌いになろうとすることよりも全然いいことなんです。


私達は「手放し」という言葉をよく使います。
好きだった彼を卒業して、心を軽くして、次の恋に向かいましょう、という意味でよく使います。

この「失恋クリニック」でも、よく話題に出てくることだと思いますが、「手放し」とは「好きなまま、離れること」でもあるんです。


だから、「もうちょっとだけ好きでいる」ということを自分に許してあげてください。


頭が考える「早く次へ行かなきゃ」とか「周りの子が何て思われるかしら」とか「婚期を逃してしまうのでは?」とか、いろんな不安が襲ってきますけれど、長い目で見ると、無理に感情をコントロールするよりも、そのままにしてあげるほうが効果的なんです。


好きなままで居ようとすると、自然と心は次に向かいます。

そのときが自然とやってくるまでは、好きでいても構わないんですよ。
そして、それはやがてやってくるんです。


※このプロセスを早めたい方は、こういうときにカウンセリングはとっても使えます!


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