こんにちは、カウンセリングサービスの原です。
今回の恋愛心理学講座は、気になる人に気になってもらうには!をテーマにお送りします。

●気になる人に自分の気持ちが悟られるって!●
気になる人ができた時はどうされていますか?もしかして自分の気持ちを相手に悟られないよう隠すほうでしょうか?

相手にその気があるかないかわからない時点では、自分が好意があるのを相手に悟られたにもかかわらず、相手はその気持ちに答えてくれないかもしれないという怖さがありますから、隠したくなる気持ちはわかります。

しかし!恋愛を成就するという観点では、実は気持ちを悟られたほうが成就の確率はあがるのです。

気になるというということは、なにかしら相手に対して『良いな』と評価できるところがあったということですよね。

「○○さんは、気が利かなくて、女心が分からなくて、不潔なのよね。そんなところ○○さんって素敵だわ~」とはなりませんよね。

「○○さんって、気が利いてすてきよね~ドキドキ
「○○さんって、女心がわかるのよねドキドキ
「○○さんって、清潔感があっていいわ~ドキドキ
と何らかしらの『良いな』と思うところがあって好きになっていくわけですよね。


●好意の返報性●
その、“私はあなたのことを良いなと評価しましたよ”ということが相手に伝わると、今度は相手があなたに好意的な気持ちを持ち始めるという法則があるのです。

この自分を好意的に評価してくれる人のことを好意的に評価したくなる法則のことを心理学では“好意の返報性”とよびます。

なぜ、そうなるかというと例えば、お中元や、お歳暮を貰いぱなしだと、「貰いっぱなしも何だしお返しをしなっくちゃ」という気持ちになるようなもので、自分のことを好意的に評価してくれた人に、自分も好意的な評価をお返ししなくっちゃという気持ちが心理的に働くのです。

例えば、しっぽを振って近づいてくる子犬を見ると「可愛い~」と言って頭をなでなでしたくなりますね。
子猫が近づいてきて足下でスリスリしてくると、思わずギュッと抱きしめたくなりますよね。

これが牙をむき出しにして警戒している子犬だったら、毛を逆立てて警戒している子猫だったから「可愛い~」となりませんね。

子犬や、子猫が、あなたのことを警戒してませんよ。あなたのことが好きですよと表明しているので「可愛い~」と頭をなでなでしたくなったり、思わずギュッと抱きしめたくなるわけです。これも好意の返報性が働いているわけですね。

ツンデレという言葉がありますが、ツンデレのツンの部分しか見せてないと、「可愛い~」とは思われないわけです。


●実践編●
『そっか!私もしっぽを振る子犬ちゃんになればいいのね』と好意の返報性を実行したところ、思ったような反応がなかったり、それどころが若干相手が引いているような気がするということがあります。

それはそれまでと、実践した時の、ギャップがある時、そうなってしまうことがあるようです。
相手がそのギャップを消化できないのです。

ですんで、ギャップが大きくなって相手がびっくりしないように、まずはちょっとずつ好意を表現していくかとか、相手が慣れるよう継続して食いを締めし続けるとかの一工夫も大切ですね。
この編は、教科書の理論編にはかかれていないことですね。

「○○さんのこういうところ、かっこいいと思うのよね」「○○さんのこういうところ大人の男性って感じがして魅力的だと思うんですよね」など相手を評価していることが伝わるとあなたへの評価もグンとあがるかも!

勇気がいるけど、まずはちょっとだけ、あなたの好意を気になる人に見せてみてはいかがでしょうか?
その勇気は芽をだし、花を咲かし、実を結ぶことになるかもしれません!

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