カウンセリングサービス心理カウンセラー浅野寿和です。

 

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今日もニッチな恋愛心理とコラムをお届けします。よろしければご覧くださいね。

 

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◯納得して彼と別れたのに心のモヤモヤが消えない、というご相談

例えば、恋愛に関するご相談の中でこんなお話を伺うことがありますね。

 

「最近別れた彼、私のことがすごく好きできてくれました。

 

彼はいつも私に合わせてくれていたんです。

 

私もそれが嬉しかったし、そんなに好きでいてくれる人はいないと思っていたんです。

 

でも、いつからか「それって本当に彼のためになるのかな」って思うようになりました。

 

もちろん私も彼のことは好きでした。あんなに優しい人はいないと思っていますし、正直別れたらさみしくなることは分かっていたんです。

 

でも、このままでは私が彼の迷惑になってしまいそう、と思えてきて。

 

だから、彼と話し合って別れることにしたんです。

 

ただ、やっぱり今でも「別れてよかったのかな」とモヤモヤが残っているんです。

 

今も、別れたことが正解だったのか、今でもわからないんですよね。」

 

 

確かに恋愛でも夫婦関係でも

 

それぞれの事情がすれ違っている状態で関係を続けても、それはお互いに幸せだと言えないのかもしれません。

 

ただ、恋愛って思考だけでするものじゃなく、心でするものなの。

 

だから、別れに至る事情は理解できていたとしても、感情がそれをよしとしない、むしろ抵抗することだってあると思うんです。

 

今回の事例の場合

 

今のまま関係を続けるよりは彼を手放したほうがいい(それがお互いのため)と分かってたけど、でも、どこか気持ちが追いついていなくてモヤモヤする

 

なんてこともあるようですね。

 

 

◯納得して彼と別れたあとモヤモヤの正体は、別れたあとで生じる感情

ただ、彼を手放した後のモヤモヤって、いわばさまざまな感情(気持ち)となって残ることも少なくないようです。

 

そもそも、好きな人と別れる(好きな人のために、好きな人のことを思って別れる)って、感情としてはかなり切ないものを残す可能性があるわけですよね。

 

だって、嫌いになったわけじゃないんだから。

 

彼のことは「好き」という気持ちが残っていても不思議ではない状況ですしね。

 

できれば、たくさん愛してくれる彼のそばで幸せを感じていたいと思う気持ちだってなかったわけじゃないでしょうし。

 

その彼の気持ちに身を委ねていくことも、悪い選択ではなく、むしろ望んだことだったのかもしれませんし。

 

だからこそ、別れを選択したことで、つらい気持ち、悲しみを感じても不思議ではないんですよね。

 

どんな理由であれ、別れるって悲しく切ないことなんですよね。

 

人によっては、好きなのに別れを選んだ自分を責めることもあると思うんです。

 

「私は本当に彼の幸せを願えていたの?」と自分の気持ちを疑ってしまうこともあると思うんですよ。

 

もう一度彼と向き合いたいと思うことだってあるかもしれないですしね。

 

それはきっと素直な気持ち、心の反応のひとつなんだろうと僕は思うんです。

 

◯彼と別れたあとの心のモヤモヤを手放す方法

だから、彼と別れた後の心のモヤモヤを手放す方法があるとしたら

 

それこそ「今、感じる気持ち」を丁寧に扱うことなんだろうと僕は思うんですね。

 

悲しいときは悲しい。

 

痛みを感じるなら、素直に泣いていいですし。

 

後悔するなら、その気持ちを否定せずに見つめていってもいいですし。

 

だから、僕もカウンセリングの中で「そうですよね、そう思っちゃいますよね」とお伝えするしかないこともたくさんあります。

 

それは「そうとしかか言えない」ってことじゃなくて、「それがすべて」みたいな感じなんですけど。

 

カウンセリングでも、日常の中でも、

 

「今、感じていることを丁寧に扱う時間の使い方」が

 

結果的に「納得感を作る」と僕は考えているんです。

 

そもそも、今、別れたことの答えが出るならモヤモヤしないし、悩んでもいないわけですよね?

 

ただ、これからの自分が「別れという選択の意味」に納得できるようになっていけば、次に進める、といいますか。

 

なので、僕から「彼のことをそこまで思えるなんてすごいね」とか「頑張った自分を承認してあげてね」なんて言葉は、あまりお伝えしないというか。

 

誤解を怖れず書くならば

 

「そんなこと言う必要のあるのかな」

 

ぐらい思っちゃうんですよね。

 

そもそも、このような気持ちの話、納得感の話って

 

求められてもいない他人がどうこう言う話じゃないような気がしてしまうのですよ。

 

僕って普段はかなりおしゃべりな方なんですけども、こういったときのカウンセリングはかなりエアリーな印象になりやすいっす(笑)

 

・・・だからでしょうか。

 

たまに「浅野さん、黙ってないでいつものように何か話してくださいよ」なんて言われることもないわけじゃないんですけど(^^;

 

でも僕はこう思うんです。

 

「あなたはその別れの意味にきっとこれから気づくはず。

 

それまでお付き合いさせてもらいます、喜んで。」

 

 

なので、クライエントさまから「別れた彼、今どう思っているんでしょうね?」なんてご質問が飛んでくると

 

「えー、彼の男性心理分析的にはカクカクシカジカで」なんてお伝えするわけがなく(^^;

 

むしろ

 

「なるほど、気になりますよね。でも、それ、僕に聞いてどうするんです?」

 

「彼も別れに納得していてくれて、幸せでいてくれたらそれでいい、とか、そんなかっこいいこと言わないでくださいよ( ̄ー ̄)ニヤリ」

 

なんて、うっかり言ってしまうものですから・・・

 

クライエント様から「ほんっと意地悪ですよね(笑)」という最上級の褒め言葉をいただくこともあるとかないとか・・・。

 

 

どんなことでも「自分が選んだ選択に納得する、受け入れること」ってとても大切なこと。

 

他人の意見はそのプロセスを支える材料でしかない、といいますかね。

 

でも、自分だけで考えてぐるぐるモヤモヤしつづけるなら、一度信頼できる人に話す、相談する、反応をもらうということがあってもいいかもしれませんよ。

 

誰かに話すという行動がもたらすカタルシスや気付きは結構大きいものですからね。

 

 

\この記事を書いた人/


心理カウンセラー 浅野寿和(あさのひさお)

カウンセリングサービス所属・「名古屋・東京・大阪・福岡地区(&オンライン)担当」

 

「恋愛」「結婚」「夫婦」「子育て・家族」「自分自身(性格・生き方)」などを、あらゆる心理面からバランス良く分析し解決に導く「ちょっとだけ予約が取りにくい」人気カウンセラー。明快な分析と的確なヒーリングセッションが評判で、20代〜40代のリピーターが多い。

そも屈託のない人柄・語り口から「話すと元気になる・安心できる」と好評をいただく。

年間400件以上の面談カウンセリングを行う実践派かつ現場主義。

 

口癖は「しゃーないですよね」「どんなことにも事情があるよね」。

 

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