---------------------------

木曜日は「うまくいかない恋の処方箋」がテーマです。

担当は、大塚統子・大野愛子とお送りしています。
今週は、わたくし大門昌代の担当となります。

------------------------------

まずはゴールデンウィークに開催される「しくじり恋愛先生」というイベントについてのお知らせです。

私はMCとして参加します!

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆

GWスペシャルイベント「しくじり恋愛先生」のご案内

 

 

あの人気講師やカウンセラーの壮大にしくじった過去の恋愛から、実践恋愛心理を学びましょう!

今は人気講師として恋愛心理学を教えているあの人も、

今はパートナーシップのご相談を得意とし、たくさんの人たちの恋愛をサポートしているあのカウンセラーも、

かつては恋愛に悩んだ、いや、壮大に失敗した黒歴史とも言える過去があります。

そんな大きな失敗を乗り越えた"しくじり恋愛先生"たちが、

「自分のような人間をこれ以上増やさないように!」

という熱意と情熱を込めて、生徒となるみなさんにしくじり経験とそこからの学びをお伝えする特別イベントです。

 

◎日時:2024/5/3(金祝)10:00~19:00

※見逃し配信を行います。見逃し配信は5/8(水)20時~5/21(火)20時までご覧いただけます。

1時限目:10:00~11:00 優木るな
2時限目:11:30~12:30 齋藤佑磨 
3時限目:13:00~14:00 にしだしお
4時限目:15:00~16:00 いしだちさ
5時限目:16:30~17:30 近藤あきとし
6時限目:18:00~19:00 小川のりこ

MC 大門昌代池尾昌紀

*詳細・お申し込みは>>>こちらをご覧ください!

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◆◇◆◇◆◇◆

さて、ここからは本日の本題です。

 

絶対に、確実に、必ず、間違いなく、嫌われてフラれるのだとしたら、せめて「その時」をコントロールしたくなるものです。

 

だって、嫌われてフラれる「その時」までずっと、「いつ!いつなの!」とドキドキしなくてはいけないですからね。

呑気にはいられないのです。

 

絶対に、確実に、必ず、間違いなく、嫌われてフラれるわけですから、楽しいデート中であろうが、彼がプレゼントを手渡してくれている時であろうが、甘い言葉を囁いてくれている最中であろうが、常に「その時」に備えてるので、ちっとも楽しくないし、ちっとも嬉しくないし、ちっとも甘い雰囲気になれないのです。

 

絶対に、確実に、必ず、間違いなく、嫌われてフラれるとは、本当のところ全く決まっていないわけです。

それどころか、絶対に、確実に、必ず、間違いなく、嫌われてフラれる状況からは、程遠い状態だけれど、心は「今、嫌われてフラれる」状態になってしまいます。

 

そうすると、相手が優しい言葉を発していても「本心なのか?」と疑い深くなりますし、ましてや「今日は仕事がハードで疲れたよ」なんて言ったりすると、「仕事で疲れたとか言っているけれど、本心は私と一緒にいることに疲れてるってことなんじゃないのか?」と、疑いが強くなったりする。

 

常に相手に対して、「嫌ってるよね?」「いつ別れを切り出すか考えてるよね?」「私には興味ないよね?」と警戒心満載の目で見てしまいます。

そのように疑いまくっている人の、言動をイメージしてもらうと分かるのではないかと思うのですが、「あなたのことが好き!」という言動にはなりづらいですよね?

少しメッセージの返信がいつもより遅かっただけで、「誰か他の人と会ってるんじゃないの?」「メッセージが遅れるなんて、私のこと好きじゃなくなったからでしょ!」みたいな言動をとってしまいがちになるのです。

 

その言動は、相手からすると、心地よいものでは決してないですよね。

しかも、「君以外の人と会ったりしていないよ」と言われても、「君のことが大好きだよ」と言われても、「そんなことないはず!だって返信がいつもより遅いもん!」と、即否定されるわけですから、だんだんと腹が立ってくるのです。

否定されまくり、疑いまくられるので腹が立ってくるのですが、その腹が立ってくる様子を見て、「ほら!怒ってる!」「やっぱり私のこと嫌いなのね!」となるので、「もういい加減にしてくれ!」となる。

 

「君はいつも、そうやって僕のことを疑ってばかりで、君と会っていてもちっとも楽しくない!」

「僕が何を言っても、何をやっても、君は喜んでもくれないし、もう嫌だ!」

なんてことに発展すると、ここでやっと、絶対に、確実に、必ず、間違いなく、嫌われてフラれるが現実のものになるので、「ほらやっぱり!」と、自分が疑っていたことが現実となったと妙な話ですが、ホッとしたりするんです。

変ですよね。

 

絶対に、確実に、必ず、間違いなく、嫌われてフラれることをコントロールするというのは、嫌われるような言動を繰り返し、相手を疑いまくり、喧嘩をふっかけ、嫌われてフラれる状況を作り出すということなのです。

 

そうやって、晴れて(?)フラれることで、「いつか」は「今」ということになるので、そこから先はドキドキしなくていいのです。

フラれちゃうけど・・・

 

こういうのを自己破壊的な恋愛なんて言ったりしますが、このように自己破壊的にならないためには、一つ目は、自己価値を上げること。

絶対に、確実に、必ず、間違いなく、嫌われてフラれると思うのは、「私はフラれるに決まっている」と思っているからですよね。

つまりフラれるくらい魅力がないし、ダメダメだし、嫌なやつだなんて思ってしまっているのです。

これ非常に自己価値が低い状態ですよね。

だから、自己価値を上げることが大切。

 

また、自分の気持ちや感情の方が、相手の気持ちや感情よりも正しいと思い込んでいると、相手がいくら好きだと言ってくれても、そのことが信じられないので、疑い深くなりフラれるような言動になってしまいます。

自己破壊的にならないための二つ目は、相手を信頼するということです。

自分で自分のことをどう思っていようが、相手が「好きだ」と言ってくれていることを信頼してみようと思うことです。

可能ならば、そのことをそのまま相手に伝えてみるのもありです。

 

「私、あなたからのメッセージの返信が少し遅いだけで、他に好きな人がいるんじゃないかと疑ってしまうんだよね」

「あなたは、他に好きな人なんていない!て言ってくれるけれど、そのことすら疑っちゃって、なかなか信じられないのよね」

「疑い深い人間でごめんね」

 

ここまで伝えられるのと、「他に女がいるんでしょ!」「私のこと本当は嫌いなんでしょ!」と決めつけて言い放たられるのでは、相手が受ける印象も随分違ってきますからね。

 

自信がなさすぎると、このように自己破壊的な恋愛になりがちですので、ご注意くださいね。

 

*゜..:。:.*.:*゜..:。:.*.:*゜..:。:.*.:*゜..:。:.*.:*゜

 

大門昌代の『あの時知りたかったよ』シリーズ はこちら>>> 

『大門昌代の【言葉の解説】』はこちら>>> 

私が子供だった頃シリーズはこちら>>>