品川駅港南口の路地裏の
極めて分かりづらいとこに佇む
キタナシュランを始め、ヒルナンデス！、などにも
紹介された名(迷？冥？)店。
お目当ては「コショーそば」
開店15分前に到着し並ぶ。
その後かなりの行列が～
お店は背中の曲がった味のあるジイさんと、
笑顔が爽やかなバアさんのコンビ。
開店と同時に満席。
壁に貼ってはるメニュー表が
誤字だらけで、その修正っぷりもおもむきがあり
眺めていて全く飽きない
オーダーをバアさんがひとりひとり聞き、
コショーそば、サンマーメン、などの名が飛び交う。
まずは「コショーそば」のみ作るためにバアさんが
「コショーそば5つ」
とジイさんに。
その直後、客から「コショーそば2つ」とオーダー入り、
ジイさんは
「面倒くせぇ～な～
」とすげぇ小さい声でぼやく
が、麺ゆで開始。
平ザルで雑に湯切りし、ざばっとどんぶりに。
そして、「さあ行くよ
」と気合をいれると7人分を同時に作ってた野菜入りのスープの入った
中華鍋を持ち上げ、7つの丼に分ける。
その後、我が耳を疑ったが、
ジイさん自ら
「豚肉少ねぇな～」
と小さくぼやく
そして仕上げのコショーをバアさんがフリフリし、
「はい、お兄さんお待たせ～
」と笑顔でサーブ。
難しい顔してたジイさんも
「だいぶ待ってもらったから旨いぞ！」
と仏のスマイルでどや顔
天華コショーそば @800円たしかにコショーいっぱい
スープを一口。
はい、コショー味。
とろみのついた中華スープはうっすら塩味だが、
ほぼコショー味。
具材はもやし、きゃべつ、メンマ、豚コマ。
くせになるかといったら・・・
なる人はなる
麺は業務用の細ちぢれ。
ぬめっとしてるが、もうそわなことはどうでもいい。
とにかく、店の雰囲気、ジイさんの所作、
バアさんの笑顔が最高なんです
ジイさんのぼやき、
誤字だらけのメニュー表、
せま～いカウンター、
カウンター上の山盛りグルソー、
無数のカレンダー、
給水器とコップが離れすぎ、
などなど、
つっこみどころありすぎ～
完食し、「美味しかったです！」というと
ジイさんが「ありがとな！」とスマイル。
会計でバアさんに1000円出すと
びちょびちょの手でヌメヌメの100円玉2枚のお釣り
最後まで最高。
店でると外には10人ほどの行列が
ご馳走様でした。
担当フジイ
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