昨日行われた今や「ペテン師」と呼ばれる人の記者会見。

スタートして5分で、いや~~な気分になって、テレビを消した。

柏の通り魔殺人犯が逮捕される前、記者のインタビューに応じた映像も不気味だったけど、

この2人を見て、自分が体験したことががっつりフラッシュバックしてしまい、

今日は落ち着かない。で、なんか、書きたくなった。

「怪しい人の見分け方」ってやりたかったしね。



私が出会った「怪しい人」を仮にAとしよう。



私はAほか、数々の怪しい人と出会ってから、

「えっ?」って思うことが2回あったら、要注意、

3回あったら警戒警報発令、それ以上続いたら完全アウト!と割り切って

もう相手にしないことにしている。

唯一の例外は、詐欺で逮捕されたアクアエンタ社長。

イベントをやめさせるという目的と、被害者の人たちを代表しているという立場が

なければ、追い続けたりなんかしない。


「うそ」つきは、治らないんだな~~~。


Aは真実が10%くらいしかなくて、あとはウソだった。

「父親は東大出身で、某有名会社のアメリカ支店長」→東京大学ではなく

東海大学出身で(東大に間違いはないけどね)、一社員として渡米していただけ。

「母親は薬剤師」→元教師。

「妹は高校の交換留学で、海外にいる」→そんな制度はその高校になかった。

本人の年齢も、住んでいたところも、うそだった。


ブログのプロフィールに書いてあった肩書きは「法律家」(笑)。

弁護士とか司法書士とか何か資格を持っていたわけではない。

行政に出す書類を一度書いた程度で、そう名乗っていたのだ。


法律家って書いときゃ、きちんとした人に見えるわな。

その2年ほど前まで悪徳詐欺集団の一味だったのに・・・・。


行動も異常だった。最初は、さまざまな相談にのっていたのだが、

ストレスになってきて、こちらが引こうとすると、

電話越しで突然逆切れし、数分怒鳴り倒したあと、急に猫のように

しおらしくなる・・・・・。これはDV男と同じパターンだ。


そのころ、カウンセリングの勉強をしていた私は、

「何が入っているんだろう?」と調べ始めた。

いきついたのが、人格障害だった。


ちまたに起きている事件をよく「不可解」とメディアは騒ぐが、

「人格障害」で説明すれば、分かりやすい事件が結構ある。

のに、メディアは使いたがりませんね。

だから、あえて書きたい。そういう人種がいることを。


人格障害の見分け方が分かりやすく書かれているのがこちら。

http://www.n-seiryo.ac.jp/~usui/iyasi/2000/jinkaku.html


このサイトはかなり過激だけど、
http://kobe-haricure.net/health/e104.htm

へぇ、韓国人に多いんだ。分かる気がするな~~。


韓流ドラマにどっぷりつかっている人の中には、「韓国人の彼氏がほしい」なんて

言いだす人が多いけど、うわべな幻想の世界じゃなく、リアルな世界に目を向けてほしいわ。



人格障害にも、さまさまなタイプがあって、私がかかわった人は
自己愛性人格障害だった。


その特徴やチェック方法はこちら。
http://homepage1.nifty.com/eggs/narcis.html


誇大妄想激しく、自分が特別な人間と思い込み、自分のためなら

ウソも平気でつき、人を利用する。そして、非難されると、過剰に反応・・・。


この分野にたけた精神科医にも連れて行ったけど、

Aは自分がどれだけ素晴らしい人間であるか、ウソを並べてアピールする。

その先生の見解も自己愛性人格障害だった。



精神科って、心がやんだ本人しか観てくれないところが多いのだけど、

そこは、相談などにも応じてくれる病院で

後日、どうしても分からないことを聞くため、今度はひとりで行った。


Aは薬物中毒の傾向もあった。


「車を運転中、急に心臓がどきどきしてきて、壁にぶつかりそうになった」と

言いだしたかと思えば、

「飼っている猫が病気を治すため、病院でもらった注射器で薬を与えている」

と言って、その注射器を見せる(通っていた動物病院に確認しに行ったら、

注射器なんて、出てなかった)。

そして、「これは、薬剤師をしているお母さんが、薬局からただでもらってきた薬」と

言って、白い粉が入った半透明な包みまで見せたこともあった

(先述したように、母親は薬剤師なんかじゃない)。

さらに、Aが属していた集団は、麻薬の密輸入をしているという噂も出ていた。


なんで、ばれたら、やばいことを、Aはわざわざ話すんでしょう?


先生はこう言った。


「人にできないことは、なんでも自分の自慢になるんです。

麻薬だって、優越感にひたれる特別なことになってしまう」。



なるほど。


こういう特殊な思考回路をもち、それを常識としている人種がいるってことを知っていると、

いろんな事件が、見えてくるんだな。


そんなわけで・・・・・・



「えっ?」って思うことがある人と出会ったら、流さないで~~~~。

結構いますよ。


柏の事件で、ネット仲間のひとりが、「ネットでは異常だけど、それは一部分。

会ってみないと、分からない」と寛大な気持ちで、会った人がいたという

記事も読んだけど、それはとても危険。


たしかに、一部分を見て、すべてダメと決めつけるのはよくないけど、

もし、そこで気に入られて、親しくなってしまうと、問題が起きたとき、

加害者と被害者という関係になってしまう可能性も。


お人よしって言われる人は特に注意です。

相手も選んでるんだわ。自分の相手をしてくれる人を・・・・・・・。