三重県 注文住宅[もうすぐ2才] | LAPIAS DESIGNのブログ

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新年あけましておめでとうございます。

本日より2016年の業務を開始しました。

今年は、ラピアスデザインも3月には3年目に突入します。
ラピアスデザイン立ち上げ最初のお仕事は津市久居の美容室で始まりました。
その美容室の前を通るとその時の事を鮮明に思い出します。

その後も住宅、店舗、倉庫などいろいろ建築させて頂きました。

立ち上げ当時から社長の言葉は
『棟数はどうでもいい、お客様の満足度が一番』

その言葉を常に持ちいろいろ考えてきました。
今後もそれは変わることがないです。

私自身、建築という仕事をずっとしてきました。
最初はゼネコンの現場監督でした。
そこでは、ビルやマンション、病院、工場など特殊な建築をしてきました。
大きな構造物を完成させた時の達成感はすごくありましたが、しかしお客様の気持ちを感じることはありませんでした。人が住む物を作りたいと思い転職。

次にアパート、マンションの設計・施工の会社で設計業務をしてきました。
そこでは、限られた敷地にどれだけの住戸と入れれるか、間取り計画、駐車場計画、外構計画をしましたが、オーナー様がそこの建物に住まうのではないので、住み心地など聞く機会がありませんでした。確かに転職理由の『人が住む物』ではあったけど・・・。なにか違う・・・転職。

次に住宅工務店へ。
最初は、営業担当として。
でも、自分が想像している家に住んでもらいたいと思い。設計・営業として活動しました。

でも、そこは会社。
間取りはお客様の要望通りでも、使いたい素材や設備が『会社規定』という壁にぶち当たり

そのとき、自分の仕事は『建てる』という事が仕事なのか?
お客様はマイホームが完成したことで満足げな顔はしていましたが・・・。
本当に満足なのか?
実際建てた後の感想は?住み心地は?


そして、今の会社でお世話になって早3年目を迎えようとしています。
今は、よりよい住まいの為に日々勉強しています。
近畿大学の岩前教授や西方設計の西方先生などの方々で勉強し、高性能住宅により磨きをかけている毎日です。

建売住宅やローコスト住宅が売れる時代。

日本人は住宅ローン貧乏と呼ばれることがあります。
』ですよね
よく考えると、納得いくとおもいます。
あなたやあなたの周りは、親子でマイホームを建てている、または壊して建替えている方は居ませんか?
例)
親が土地を買い、そこに住宅を建てて子どもが育つ。
その子供が何十年かして、親が建てた家を壊し、新しい家を建てる。
親 土地+建物=3,000万円
子 解体+建物=2,500万円

たかが30~40年で2回も建てて5,500万円もローンを組んでいることがあります。
2回目の家が30年で3回目の建替えとすると60年で5,500万円
三重県に住んでいると高性能住宅であっても1台は車が生活の為に必要ですので、セカンドカーとして3年に1回275万円の新車を買っているのと同じです。
しかも下取りなしです。下取り分は『ドブ』にでも落としてしまったと思って下さい。
(なんてもったいない話)

欧米並みの高性能住宅の場合。
親 土地+建物=3,500万円
子 修繕設備更新費=500万円

60年で4000万円
60年で1,500万円の差が生まれました。
毎年25万円の差が生まれます。

こういった例のように日本人は各世代で住宅ローンに追われる生活を送っているのです。
でも、そろそろそんな生活に飽き飽きしませんか?

高性能住宅を建てるという事はお金の話だけじゃありません。
交通死亡事故よりもおおい『住宅内での死亡数』
しれは、室内の温度差によるヒートショックです。
高気密高断熱にすることで室内の温度差を少なくしヒートショックのリスクを軽減します。
もっと大きな話は、冷暖房を効率よく使う事ができるのでエネルギー消費を軽減し環境負荷も減らすことができます。

今までの日本の住宅産業は、住宅会社の『思う壺』だったのです。
各世代に住宅を建ててもらえば住宅会社がその分潤う。