レモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系は、消化器系の不調にとっても役立ちます。
誰からも好かれる爽やかな香りからも、その効果がなんとなく想像できますよね。
【レモンの精油が吐き気や嘔吐を軽減した】という臨床ノートをご紹介します。
オーストリアのクレムス大学病院の緩和ケア病棟では、アロマセラピーが定期的に使用されている。
レモン精油をコットンに含ませて使用することで、進行がんの患者の吐き気や嘔吐を緩和できるかどうか、24ヶ月に渡って、調査した。
66名の患者に、レモン精油をコットンパッドに垂らしたものが222回使用された。
この研究では、レモン精油のパッドによるアロマセラピーは、全使用事例の73%で吐き気や嘔吐の緩和に有効であることが判明した。
「IFPA機関誌21巻」参照
レモンの精油には
消化促進
緩和作用
鎮静作用
があります。
胃腸に良いといわれる精油のひとつですが、今回の調査でもその可能性が示唆されたというわけです。
今回の調査は病院内でしたが、これを私たちの日常にも活かせそうですよね。
今は忘年会、新年会シーズンになるので、ちょっと胃腸の調子が悪くなる時があるかもしれません。
そんな時は、レモン精油の爽やか香りで、むかつきを鎮静させましょう〜。
私は飲まないですが、食べ過ぎることはあるので、その時は、レモン精油を使いたいと思います！
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