料理の香りを嗅いで脂質の燃焼を高める

ごはんを食べる時に、味や見た目だけでなく、香りも楽しんでいますか？

今日のお昼、インドカレーを食べました。

スパイスの香り、肉の香ばしい匂い、食欲がとっても刺激されました。

特にスパイスを豊富に使うカレーは香りが楽しめる料理のひとつだと思います。

嗅覚への刺激が脂質の燃焼を高めるという興味深い記事がありました。

国立研究開発法人　医療基盤・健康・栄養研究所は、国立大学法人富山大学学術研究部と共同研究し、嗅覚が脂質の代謝に重要な役割を果たすことを発見。

嗅覚が自律神経系や免疫系を介して、全身に影響を与えることは知られていますが、料理のにおいを嗅いでから食事をすると代謝機能が促進されるかはこれまで不明でした。

この研究で、嗅覚刺激が、空腹時の場合は体内を循環する脂質の量を増やし、エネルギー不足を補い、食前の場合では、その後に食べた食品の脂質の燃焼を高め、エネルギー利用を促進することが報告されました。

『AEAJ機関誌NO110より』

嗅覚は、代謝機能にも影響を与えることができるのですね！

やっぱりにおいを嗅ぐ。という行為はとっても大事ということが分かります。

また、ポイントが二つありました。

✔️空腹時であること

✔️食前であること

脂質の燃焼を高めるには、ある程度お腹を空かせてから食べる。

そして、食事前に料理の香りを楽しむ。

ことも大事なようです