究竟涅槃究竟涅槃 | ゆらゆらダイアリ

ゆらゆらダイアリ

あたまと性格とウツをこじらせた一人暮らし女子のダメダメな日々。



これはぴのさんの街の。
ワールドのグラスハウス、こんなにきれいだった。
夜になってライトアップされたの見ると、ためいき出ちゃうぐらい。

お助け専門でスタートして、途中からスタンプクエストがはじまったから、それでもらえる葉桜とベンチほしさにハプニングをちゃんとやっつけるようになったけど。
ぴのさんとAriさんはきのうの時点でメインクリアできそうなとこまで来て、最後はどっちも課金バー(配布されたやつじゃなくて購入したのね)つかってクリアした。
みかみかさんとこだけぜんぜん遅くて完成は断念しちゃった。

でもー。
この時間、ラストスパートで2倍タイムが5時間もあった。
これならがんばればクリアできたかなー、っておもうと、なんか悔しくなるから、もうムリだったよねー、ってとこで思考停止しとく。


ライフのイベもこんかいはワールドと同日に終了。
こっちは3アカウントとも、メイン報酬のハープが要らないから7/7まではクリアしなかった。
ランダムクエストで勝手に花タイルが集まって。
ハープの一輪挿しは1つはほしかったから、ちょっとだけがんばって。

あとは工作をキャンドルがつくれるとこまで進めて。
のうひんはゼロ。
収穫だけで太鼓はとれた。
でも、こんな太鼓、いらないよねー。
ダンボの服と合いそうな気もするけど。

工作イベは、のうひん報酬より、工作レシピが増えるのがうれしい。





朝からウツがひどかった。
いまもまだカラダもあたまも重たいけど、午前中よりぜんぜんマシ。

通院日、死にたい衝動の話を精神科ではない担当医に話した。
そしたら、精神科にかかるように言われた。
どうせ通えるお金がつづかない、ってこともあるけど、なんかもう「病院にかかる」ってことが死ぬほど億劫で、精神科受診の手続きはしないで帰ってきちゃった。

ツイッターで自立支援のこと教えてくださった方がいたけど(ありがとうございます)、これはまえにも書いたけど、既に福祉課から勧められてて、でも、医療費が全額免除になるわけではないから、現在のわたしは「利用しない」という選択肢しかなかったのです。

なんども書いてきたことをまた繰り返しちゃうけど、わたしは死ぬまで飲みつづけないといけないクスリがいろいろあって。
そのクスリの種類は複数で、高いクスリもあって。
クスリ以外にもときどきお金のかかる検査が必要で、進行性の病気なので、この先進行したらもっとお金がかかることになる。

クスリは進行をおさえるものと、苦痛を伴う症状の緩和と、いろいろな意味の種類の。

でも、必要な種類をぜんぶ飲みつづける財力がとっくになくなったので(この病気はお金が続かなくて病気を悪化させてしまう人がけっこういるのです)、わたしの場合、一種類しか飲めなくなった。
それもジェネリックの。
医療費の予算に余裕ができたら、ウツなんかより、この持病のクスリの種類を戻していくのが先決。

そんな経済的な理由で精神科に行けない、って状態に陥ってたけど。
お金があったとしても、もう通う気力がつづかないとおもう。

精神病って、本人が自主的、かつ積極的に受診して通いつづける、なんてことができる状態ばかりじゃないよね。
家族とかがひきずっていかないとダメ、ってこともある。
わたし、その段階になった気がする。

お金があってもじぶんから行かないとおもうから、ひきずってってくれる第三者的な力が必要。

なんて言っても、じぶん自身はその「必要性」すらかんじない。
ウツを克服しようとする気持ちなんて、とっくになくなってる。
このまま負けていくだけ。

家族のことがあるから自殺はできなくなってる、っていう壁で、苦しがってるだけ。
そのうち、そんなこともどうでもよくなる段階に辿りつくのかな。

担当医に希死念慮がある、なんて話をしたのは。
今後の治療のことを話されたから、治療して(完治はしない病気なのです)寿命をのばしたい気持ちがカケラもないので、苦痛緩和だけしてくれればいい、って言ったから。
もう生きるの、つかれたし、充分生きました、って言ったら、それを言うのは40年早い、って言われた。

40年後にはわたし、生きてないよ。
だから、いまのうちに言っとくの。

でも、人に直接言うと、「そうだね。つかれたなら、そろそろ逝ってもいいんじゃない?」なんて言われるわけがなくて。
なんとか、そんな思考がなくなる「健全」なメンタルに戻そうとしてくれるのがフツーだから、死にたい死にたい、っていうのはリアルから隔絶されたとこでこぼしてるのがいちばん。

精神科ではない担当医に話すことじゃなかったなー、って、また後悔しながら帰ってきた。

じぶんのこと、話しすぎると、死にたくなる。
黙って、お金だせるだけクスリもらって、そのお金もなくなったら、だまって通院やめればいいだけ。
アメリカみたいに、主治医から電話かかってくる、なんてないから。

先生には、この病気はお金がなくなってもぜったい通院だけはやめないように、って言われたけど。
経済的なことは病院で相談に乗る、って言われて。
だけど、それを救いにおもえる健全なこころが、わたしの中から消えてく。





まだ他人で消耗してるの?

っていうコトバをだれかわたしに突き付けて。

他人のきつい態度、にいちいち過敏になる。
これもウツのせいなの?
それとも、もともとのわたしの性質?

ボランティアに通ってる施設で、数か月前にあたらしい職員さんが来た。
ものすごいきびきびした態度とぱきぱきした口調で話す人で、その話し方も一方的で相手の反応を待つ余裕は見せてくれない。

さいしょ、わたしに詰問するような話し方ばかりしてくるから、わたしが嫌われたんだとおもった。
またわたしはなにか自覚しないままイライラさせてたのかなー、って数日、悶々してた。
だって、「え?わたし、なにかしましたか?」ってきょとんとするぐらいに、いちいち話しかけてくるコトバがきつすぎて。

そのうち、挨拶すらしてくれなくなった。
無視されるようになったよねー、って、なんか、もっとモヤモヤしたきぶんになるから、わたしもその人を避けるようになった。

だけど、いろいろ見てたら、わたしだけにそんな態度をしてるわけじゃなかった。
いろんな人に、ものすごいきつい。
利用者さんの家族がいろいろなにか聞いてても、一方的にきつい口調で説明するだけで、相手の質問や異論を一切聞いてない、っていうシーンも見た。

きびきび動きまわってるけど、そこらへんにいる人の存在を無視したような拒絶感を漂わせてて、わたし以外の人たちの挨拶も無視されてる。

ただ、利用者さんには親切。
だから、福祉の現場の仕事はちゃんとできてる、ってことなんだとおもうけど。

ボランティアや利用者の家族に辛辣、っていう態度の理由がわかんない。

わたしだけが嫌われてる、っていうわけじゃないのがわかってから、その人にどんな態度されても、モヤモヤを抱えることはなくなった。
でも。
「だれかにいちいち辛辣にあたる」態度を間近で見ると、わけわかんないぐらいに「不快」になる。

もう少し、柔らかい態度でいいのに。

ああいう態度をとることでムダに「他人」を敵対の位置に置くことにつかれないのかな。

なんておもうけど、ぜんぜんストレスにはならないから、その人はだれに対しても存分に辛辣な態度でいるんだとおもう。

そういうものを見せられた側が弱るね。

わたしは、好きでもない第三者に対してこそ、機嫌の良し悪しを見せない「フツー」の態度がいちばんストレスがない、とおもってる。
お互いになんの軋轢も生まずに済むから。

そういうかんがえは、あまり人は抱かないのかな。

っておもうことが日常でおおい。
機嫌の悪さや、態度の悪さを、あたりまえのように他人に向ける人がおおくて。

他人から不快感を与えられることに敏感なのに、他人に不快感を与えることにはものすごい鈍感。

挨拶も返してこない人に、挨拶した人はいろいろしこりが残るよね。
そういうしこりを周りの何人にも残すことに無自覚にふるまう人が身近にいると、消耗する。

見たくないものを見ないように、その人のまえで、目を伏せ、耳をとじ、背を向けたくなる。
距離をつくることで、影響を受けないようにする。

どうでもいい他人でしかない存在に、いちいちそんなことしなければ精神の安寧を保てないじぶんの病的ななにかをかんじる。
ただだまって無関心になれるほど、わたしも人間性が成熟してない、ってこと。

あたまでは、「他人」はただそこにある現象、ってわかっているのに。
なかなか、じぶんのコアなぶぶんで、それをスルッと受け入れてない。

いちいち他人に消耗するわたしは、イライラしたら、

是諸法空相
是諸法空相
是諸法空相
是諸法空相
是諸法空相
是諸法空相
是諸法空相

って、呪文のように唱える体質になりたい。





名探偵コナン PART22 Vol.2 [DVD]/高山みなみ,山口勝平,山崎和佳奈

¥4,536
Amazon.co.jp

映画のために、コナンのDVDを一枚ずつ借りてみてるけど。

この巻のさいごの話、『688話 高木刑事3千万拾う』、すごい話だった。
これ、とても子ども向けのアニメ、とおもえないストーリーだよねー。
子どもには難しすぎるんじゃないのー?

(※以下、おもいきりネタバレになるので読むか読まないかごじぶんで判断してください)


http://www.ytv.co.jp/conan/archive/k1169668.html

↑あらすじはこんなかんじ。

15年前に強盗殺人事件で夫を殺された女性と、その女性を愛した男性が、「事件」を忘れて再婚して未来に進んでいくことをかんがえてて。
ふたりで亡くなった夫のお墓のまえで、その許しを得て。

だけど、その強殺の犯人は、ずっと罪を悔いてて、自首しようとかんがえたけど、そのときにはじぶんの妻が病気でじぶんが逮捕されるわけにはいかなくなって。

その妻が亡くなって、犯人は妻の保険金を被害者の妻にそっと渡して償おうとするの。

直接渡さず、道に落して拾ってもらって、それを取りに行かず半年後に拾った人のものになる、っていう制度を利用としたのには理由があって。

妻が亡くなったので自首して過去の罪を償おうとしたら、被害者の妻が夫のお墓で、事件を忘れて生きていこうとしてることを言ってるのを聞いちゃうのね。
被害者は忘れようとしてるのに、いまさら犯人のじぶんが名乗りでたり自首したら、マスコミがそっとしないだろうし、被害者の妻の再出発をジャマしてしまう、って。

それで、自首も直接償うこともできなくなって、お金だけそっと渡そうとした、ってわけ。

それを、毛利のおじちゃんを眠らせたコナンが、「過去をなかったことにはできないが、ケリをつけることはできる」って犯人を諌めるの。

犯人はそれで逮捕されて罪をきちんと償うことを選んで。
被害者の妻にはお金を受け取ってください、っていうけど、被害者の妻は、「それはあなたの(罪を償ったあとの)再出発のためにお使いください」って受け取ることを拒む。

罪を悔いた加害者と、忘れる権利を有する被害者と。
悪人になりきれない加害者の良心は、事件を忘れないとしあわせになれない被害者にどう働きかけるべきか。

ものすごい深い問題を、こんな子どもアニメで、それも30分の話でまとめちゃってる。
この脚本、すごい。

「過去をなかったことにはできないがケリをつけることはできる」っていう台詞がすごい。
(このとおりじゃなかったとおもうけど、いまはもうDVDが手元にないので曖昧でごめんなさい)

ケリをつけることで、加害者も被害者も「次のステップ」に進める、ってことね。
加害者は罪を償ったあとで。
被害者は、加害者が罪を償う事実を受け入れること、で。
それぞれが「再出発」できる。

被害者の妻がお金を受け取らなかったことは、加害者が罪を償う事実は受け入れるけど、その罪を赦すわけではない(償いそのものは受け入れない)、っていうことだとわたしは解釈した。
殺された夫のために、犯人の償いを受けいれることは被害者の遺族には到底できない。
だから、「先に進む」ためには、「忘れる」しかなかったんだよね。
「忘れる」ということには、加害者はもう関与できない。

これを、被害者の妻のとても醒めた口調の「再出発される時にお使い下さい」という短い一言だけに込めた、この台詞、すごい。

この脚本、ほんと、この事件解決のシーンに鳥肌たつ。
この脚本家、すごい。