いろいろすごいこわいことがあって、声がだせなくなって、そこにいた人たちだれにもちゃんと話ができなくなって、茫然と、っていうよりふらふら車に戻って。
シートに座ってドアロックするなり、ヒザに顔伏せて泣いた。
それから帰ろうとおもって顔あげて、お母さんと弟とさいごにいっしょにゴハン食べたときにお母さんが着てた服に似てる服着た女の人の後ろ姿見かけて。
その途端、さいごにいっしょにゴハン食べたときのことが鮮明に蘇って、あれからものすごい時間がたったわけじゃないのに、もう二度とそういうことができないのを思ったら、ものすごい声だして泣いちゃった。
またね。
って、弟といっしょにまたゴハン食べる約束したのに。
その約束の日に具合が悪いから延期して、って言われて、延期の約束した日に、また具合悪いからもう少し延ばして、って言われて、その次の約束した日にはもうお母さん、この世にいなかった。
これからじぶんにどんなこわいことがあっても、それを乗り越えなくちゃいけない世界にわたしのお母さんはいない。
そんな世界で、なんでがんばって生きていかなくちゃいけないの?
こわいよ。
こわいこわいこわいこわいこわいこわいこわいこわい。
(;_;)
こんなのやだよ。
(;_;)
こわいよ。
(;_;)
やだよ。
(;_;)