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このBlogでは、
大学中退、フリーター歴7年を経てカウンセラーに転身、
延べ3000回以上のセッション実績、クライエント社会復帰率3年連続No.1に至った『セッションノウハウ』等を綴っています。
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ここ数日、わたしの中で
気になっていることがあります。
それは、土曜日も会話の中で
盛り上がった内容。
そしてまさに、タイムリーで
『テレビ』で放送されんです。
昨日、TBSで放送された
『好きか嫌いか言う時間ＳＰ』を観たときでした。
その中で、年収1000万稼ぐ奥様と
毎日家でゴロゴロしているヒモ夫。
ヒモ夫さんは
「毎日ゴロゴロしているわけじゃない！」
反論したあと、こう話し続けました。
「自分には夢がある。それは、カウンセラーになることだ」
「資格なんて必要ない。以前資格持ってる人にカウンセリングしてもらったが、自分のことを全然わかってくれなかった」
「誰も自分の気持ちなんてわからない。誰もこんな経験している人なんていないんだから」
ヒモ夫さんは『元女性』
性転換した末に、今の奥様と
結婚したとのこと。
そりゃそうです。
全く同じ人生を歩んだ人間なんで
まず、いないんですから。
『行動』が同じだったとしても
『心境』まではわかりません。
でも、私が言いたいことは
そこではないんです。
では、あなたに質問です。
「誰も自分の気持ちなんてわからない。誰もこんな経験している人なんていないんだから」
これは、『共感』を求めていますか？
それとも、『同感』を求めていますか？
答えは・・・
『同感』です。
じゃぁもう1つ質問です。
『共感』と『同感』の違い、あなたは答えられますか？
わたしは、養成講座インターン時
先輩カウンセラーの方に、これでもかってくらい
2つの違いを言われてきました。
簡潔に説明すると・・・
『共感』・・・相手の気持ちを汲み取ること。
例）Aさんが水風呂に入って「冷たいっ！」と凍えていたら、お風呂場の入り口であなたが「それくらい冷たいんだね。つらいんだね」
『同感』・・・相手と同じ意見・気持ちになること。
例）Aさんが水風呂に入って「冷たいっ！」と凍えていたら、あなたも一緒に水風呂に入り「ホントだ、冷たいっ！」
あくまでも憶測ですが・・・
ヒモ夫さんはカウンセリングを受けた時、今までの人生がどれだけ壮絶で苦難の連続で・・・。
『性同一障害』で生きていくことがいかに大変だったのか
その気持ちを汲み取って欲しかったのかなと。
でも、分かってもらっている気がしなかった。
つまり、『共感』されているとは
思わなかったのではないかと考えられます。
結果・・・
「誰も自分の気持ちなんてわからない。誰もこんな経験している人なんていないんだから」
同じ『経験』している人なんているの？
といった発言が出てきたのではないかと思われます。
あなたが、クライエントから
『同調』を求められたら
それは、『信頼関係』は
まだ構築されていませんよの『合図』
あなたの『聴き方』
もう一度、見直してみませんか？
miho
こちらも是非
宜しくお願いします♡
※お久しぶりですね。
何故久しぶりになったか
近々綴りますね。