*****************
このBlogでは、
大学中退、フリーター歴7年を経てカウンセラーに転身、
延べ3000回以上のセッション実績、クライエント社会復帰率3年連続No.1に至った『セッションノウハウ』等を綴っています。
*****************
【Chapter.2】では、『聴く』ことを中心に綴ってきました。
☆おさらい☆
『聴く』とはどういことなのか?
『聴く』ことでクライエントにどんな影響を与えるのか?
『聴く』ことをマスターするために必要なことは何か?
この3点に重点を置き、わたしの経験をもとに記事にしました。
記事の中で、常にわたしが伝えていたことは
『聴く』ことの重要性。
なぜ、ここまで『聴く』にこだわるのか?
それには、あるカウンセラー業界では厳しい現実があるのです。
わたしは
働く人と組織を支える
<産業カウンセラー>
職業相談のプロと呼ばれる
<キャリアコンサルタント>
主にこの2つを軸にして活動しています。
(他にも、2級心理カウンセラー等あり)
通常業務の肩書きは<キャリアコンサルタント>です。
しかし、キャリアコンサルタントは厳しすぎる現実が待ち構えています。
キャリアコンサルタントが活躍する場の1つとして、ハローワークがあります。
ハローワークの業務は大半が1年ごとの契約。
そして、ハローワークがキャリアコンサルタントに求めるのは、仕事が決定した人数。
つまり、数字がすべての世界なんです。
以前、わたしは記事でクライエントから見えるカウンセラーは『カリスマモデル』であることを伝えました。⇒☆
クライエントにとっては、カウンセラーはキラキラした存在なのです。
しかし、雇用されている立場で考えたとき
ハローワークで働くキャリアコンサルタントは
まさに『営業』そのものなんです。
以前、ハローワークでキャリアコンサルタントとして働く後輩カウンセラーから、興味深い話をききました。
(後輩といっても50代後半のおじさまです汗)
「数字しか頭にないキャリアコンサルタントはとにかく『聴く』ことをしない。
【寄り添う<相談者にレッテルを張る】
この図式が念頭にあり、強引に紹介状を出して応募させようとする。
結果、相談者から担当の変更を申し入れられたりキャンセルされるケースが多い。
当然、規定の数字に満たないと契約は更新されない。」
「一方で、生き残るキャリアコンサルタントは『聴く』ことを怠らない。
最初のセッションで相談者を理解してから提案等するから、提案されているときは相談者も信頼しているんだよ。
おのずと数字もついてきて、結果、契約更新される」
あくまでもきいた話とはいえ
他人事とは思えませんでした。
わたしは、ハローワークで勤務していないのでそこまで厳しくないですが
やはりある程度の数字は求められます。
そして、数字と同じくらいに求められるのは
クライエントが目的達成するまでの過程とその時のアプローチ。
わたしがどのように関わったことで、クライエントは行動に移し、結果を残すことが出来たのか。
その部分が一番厳しく見られているなと感じています。
そして、アプローチをした根拠や裏付けを説明するプレゼン力も求められると最近実感しています。
個人業ですが、自分がセッションに行き詰まった時頼りになるのは、同業者とのネットワークです。
事例報告、事例検討する際の説明力がないと、間違った方向性にいく可能性もあるんです。
さらに、カウンセラーとして実績を説明する際、個人情報に触れない範囲(本人の同意があれば要検討)で説明しないといけない。
これが、わたしの知る
キャリアコンサルタントの世界です。
本当に難しく、厳しい業界です。
でも、それ以上に何倍もやりがいがある仕事
クライエントが救われる仕事
何より、あなた自身救われる仕事
私はそう信じています♡
miho
※今日、仙台では
楽しみなことが♡
わたしにとって、まさに