『 些細なことも、後に、大きな力を発揮する』
こんばんは、mihoです。
*****************
このBlogでは、
大学中退、フリーター歴7年を経てカウンセラーに転身、
延べ3000回以上のセッション実績、クライエント社会復帰率3年連続No.1に至った『セッションノウハウ』等を綴っています。
*****************
【2016更新記事】⇒No.1
今朝、Yahooのネットニュースで
こんな記事を見つけた。
『褒める』ことと、『認める』ことは
同じようで違うということ。
「こんなの、わかってるよ」
一見、理解している2つの言葉。
だからこそ、この文面を読んだ時
カウンセリングする際は
『褒める』こと、『認める』こと
これを区別できているかどうかで
カウンセリングする方向性が
ガラリと変わると思われます。
『褒める』と『認める』
辞書では、このように記載されています。
(goo辞書参照)
『褒める』
人のしたこと・行いをすぐれていると評価して、そのことを言う。たたえる。
『認める』
①目にとめる。存在を知覚する。気づく。
②見て、また考えて確かにそうだと判断する。
③正しいとして、また、かまわないとして受け入れる。
④能力があると判断する。 気をつけて見る。じっと見る。
⑤気をつけて見る。じっと見る。
意味を見ると、違いが分かりますよね。
簡潔に言うと・・・
『褒める』は他者を評価し、たたえる。
『認める』は他者の現状を受け止める。
では、カウンセリングでは
どのように影響してくるのか?
『褒める』場合、想定されるカウンセリング。
A子「今まで一歩踏み出すことに躊躇していたのですが、チャレンジしてみようと思うんです」
Bカウンセラー「いいですねぇ~。チャレンジすることは、素晴らしい事じゃないですか!」
A子「そうですよね。正直不安もあるんですけど・・・」
Bカウンセラー「A子さんなら大丈夫!今、前向きな気持ちのうちにチャレンジする事です!」
『褒める』場合、クライエントA子の気持ちを持ち上げる形で、カウンセリングが進んでいくことが予想されます。
では、『認める』場合、想定されるカウンセリング。
A子「今まで一歩踏み出すことに躊躇していたのですが、チャレンジしてみようと思うんです」
Bカウンセラー「今まで躊躇していたものに、チャレンジしてみようと思っているのですね」
A子「そうなんです。正直不安もあるんですけど・・・」
Bカウンセラー「チャレンジしようと思う気持ちと、不安な気持ちが入り混じっているのですね」
『認める』場合は、クライエントA子の今の気持ちい寄り添いつつ、現状を受け止めながらカウンセリングが進んでいくことが予想されます。
どちらが正解、どちらが間違いってわけではありません。
ただ、カウンセリングしていく過程の中で
クライエントの現状を『認める』ことをし、信頼関係を構築してから
ここぞって背中を押す場面に遭遇した時、『褒める』ことがより効果的です。
『褒める』ことを通して、最初からクライエントを評価すると、クライエントの立場から見た時、【評価されている】と思われてしまい、警戒される可能性があるからです。
警戒されてしまうと、カウンセラー側がどんなにアプローチしても、クライエントは身構えてしまうため、アプローチの効果は半減されてしまうのです。
クライエントが、勇気を出して
カウンセラーの所へ来るとき
それは、誰かに
自分の悩みを解決してほしい時。
誰かの力を借りたい時。
そして、今の自分を
誰かに認めてほしい時。
クライエントが1人じゃ、もう
どうしようもできない
そう判断した時、クライエントは
カウンセラーの所へ来るのです。
たかが言葉かもしれない。
でも、その言葉が
クライエントの未来を
大きく左右する。
だからこそ、言葉の1つ1つを
大切にすることが大事だなぁと
今日、つくづく、感じたことでした。
カウンセラーとして、また1つ
原点に帰ることができて良かった。
そう思える、
今日、この頃です。
miho
1位、本気で狙ってます!
宜しくお願いします!
↓↓↓
※自分の記事を見返すと
誤字脱字が多いなぁと
反省中です(>_<)