続きましては、もう一人の主役

 

「徳川家康役」の西川まさと(よしもとクリエイティブ・エージェンシー)さんです。

西川まさと。

よしもとクリエイティブエージェンシー所属のお笑い芸人。漫談、落語、モノマネ、傘回し、司会として活躍。1984年西川きよしに入門。梅田花月で初舞台。1992年桂三枝師匠より「西川亭三度豆」の落語名。サンテレビ等で司会。昨年9月、心斎橋大丸劇場で30周年記念公演を行った。

よしもと芸人西川まさとのブログ http://blogs.yahoo.co.jp/nishikawamasato_blog

吉本興業 http://search.yoshimoto.co.jp/sp/talent_prf/?id=301

 

圧倒的な存在感と隙があればギャグを入れてくる茶目っ気は、どんなシーンでも観る人を釘づけにしてしまう役者さんです。

 

徳川家康は言わずと知れた240年続く江戸幕府の初代征夷大将軍です。

1600年。関ケ原の合戦で石田三成擁する西軍を破った徳川家康は、事実上天下統一を成し遂げます。

しかし、全国には反徳川の機運もまだまだ高く、そういった反対勢力の旗頭となる可能性を持った豊臣家をなんとかして無力化しようと考えます。

そして1614年。大坂冬の陣が始まるのです。

 

大坂冬の陣では真田幸村が築いた砦「真田丸」に手を焼きます。

そこで家康は講和をすることを条件に真田丸の首尾よく取り壊してしまいます。

 

本作では徳川家康は「徳川コーポレーション」という日本最大のコングロマリット企業の総帥として出てきます。

 

豊臣からまんまと総帥の座を勝ち取った徳川家康は、次の総帥の座も息子の秀忠に譲りたい。

しかし、息子の秀忠は

※徳川秀忠役の白井宏幸(ステージタイガー)さんです。

家康のメガネにかなうような人物には成長していません。

 

 

国の未来を案じ、思案する巨大企業グループの総帥としての家康。

莫大な金の上に居座る権力者が考えるこの国の未来とは。

 

家康が本当に畏怖する新たな的とは。

 

力を持つが故に悩む姿が、本作の徳川家康にはあります。

 

徳川家康役の西川まさとさんの演技にご期待ください!