アコのヘルプの歴史④ | インジャンメンゴの樹の下で…。

インジャンメンゴの樹の下で…。

フィリピン、ネグロス島のバコロドに住むフィアンセとの徒然日誌です...。


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楽しそうにサリサリストアーを頑張っていたLちゃんですが、ある日こんな事を言いました。





それは売上はあるのですが支払いがウータン(借金)の為にその集金が大変で仕入のお金が無くなってしまった。との事でした。





そうです。フィリピンではサリサリストアーでの代金はツケで購入するのが慣習なのです。当時はそんな事実され知りませんでした。





でも、勿論お客さん全員がツケと言う訳では無いのですが2、3ペソの商品もあるサリサリストアーでツケの管理をするのも容易ではないのです。





お客さんの現在のウータン額を聞くと1,000ペソ位たまっていて、回収は少しづつ出来るのですが、新たにツケ買いをされてしまうのでウータンが全然減らないのです。





でも、ここでツケ買い禁止にしてしまうと『あの店は生意気だ!』との噂がたってしまい客足が遠退いてしまうらしいのです。





しかし、結果的にツケ買いが経営を圧迫してしまうのでは本末転倒です。ウータンがたまっているお客さんは、そのウータンが返済されるまで売り止めにし、以後ツケ買いは禁止にしました。





お客さんには『このサリサリストアーのオーナーは日本人でオーナーがツケ買いは駄目だと言っているからと言いなさい。』と伝えました。





こんな物まで販売を始めました。


















結局の所はサリサリストアーは長続きはしませんでした。ご近所の方が対象の商売だったので売上額にも限界があったのかも知れません。





しかし、Lちゃんにも私にも良い経験になりました。





⑤へ続きます。