基礎を身につける
悩みは、自分の中で起きているもの。
だから、自分の外で何が起きたとしても、中で解決することができる。
つまり、自分でコントロールできるということ。
意味をとらえ間違えないように正確に
自分の中で解決できる、というのを
「自分ひとりで抱え込む」
ととらえ間違えないように。
相談する、というのも、れっきとした自分の中で解決する技術です。
ひとりで抱え込むクセがついている人は、これまで相談しても解決できなかったのかもしれません。
だいたい、相談してもうまく解決できないのは、言い方が間違っているか、相手が間違っているか、どちらかしかない。
だから、自分でコントロールできるというのは、
☆どのような言い方で
☆誰に、相談するか
この2つが大きな要素。
どのような言い方で
「私はいま、こんな気持ちが起きています。ただ聞いてほしいんです。20分くらい、聞いてもらえませんか。話せばスッキリします。ただ聞いてもらうだけでいいんです。」(安心感がほしい時)
とか、
「私は、このようになりたい。そのために、どのようにしたらいいか、意見を聞かせてもらえませんか?」(打開策がほしい時)
とか。
求めたものに、相手は応えようとしてくれます。
問題を相手に丸投げしてしまわないように。
むやみやたらに思いついたまま話すと、自分が傷つくことになります。相手は何に応えていいかわからず、自分の求めるものとは全然違うことを応えるでしょう。
安心感がほしいのか
打開策がほしいのか
まず自分はいまどちらを欲しているのか考える。どのように話したら、自分の求める結果が手に入るか、言い方に気をつけましょう。
ファッションだって、カジュアルがいいのか正装がいいのか、ボーイッシュがいいのか女の子らしいのがいいのか、赤系なのか黒系なのか、イメージを伝えなければ、応え方は無限にあります。
イメージを伝えずに、ただ「私が満足するものをください」と言ったって、無茶というものです。
うまくいかなかったとき
求めても、求めていたものが求まらないことはよくあります。求まることのほうが、貴重なのですから。
そこで次に起こす行動は2つあります。
☆求めていなかった答えがきたら、どのように話を終わらせるか
☆他に相談できる人は誰か
求めていなかった答えがきたら
これは自分には合わない、と思うものを、いつまでも聞いていても無駄です。自分が解決するのに、役立たないのですから。
これは違う、と思ったら、わざわざ反論したり、ふてくされたりせずに、「そうですよね~、ありがとうございました!」とさっさと切り上げましょう。
他に相談できる人は誰か
相手がどう応えてくるかは、相手の性質によります。問題なのは、私が誰に相談するかを選ぶことです。
一番いいのは、カウンセラーやコーチングでしょう。応え方を勉強している人たちですから。
カウンセラーといっても、千人いたら千通りの応え方があります。この人!と思った人に出会ったら、そのご縁を大切にしましょう。そう簡単に出会えるものではないからです。
コーチングと言っても、いろんなコーチ方法があります。自分にしっくりくるコーチに相談しましょう。
すばらしいカウンセラーやコーチには、なかなか会えないから、高いお金を出してでも社長やスポーツ選手は人を選んでいるのです。
お金がなくても、身近な人でも自分にしっくりくる人はいるはずです。その場合、自分の全てを解決してくれるとか、劇的な変化とか、過剰な期待をかけないようにしましょう。相手は精一杯応えてくれているのですから。
劇的な変化を求めるのなら、高いお金を出してでも、プロに頼みましょう。
プロじゃないのに、プロ並みの技術を要求するのは、無茶というものです。
基礎をくりかえす
この人に話してみよう。
あまり求めていない応えが返ってきた。
この辺で切り上げよう。
次はこの人に話してみよう。
ここまでは聞いてもらえた。スッキリした。ありがたいなぁ。
これ以上は、プロに頼もう。
先生にこのように聞いてみよう。
よくわからなかった。じっくり意味を考えてみよう。
こういう行動を繰り返して、相談の仕方、聞き方は身についてくる。そんなにわずらわなくなる。
突き詰めて言えば、
自分の求めるのはどんなものか
これさえハッキリすれば、無敵。
自分が何を求めているかは、だんだん分かってくる。
私たちはみんな、赤ん坊だった。
赤ん坊は、むずかるばかりで、自分で要求できない。
だんだん、自分の求めるものがわかってくる。
言葉で要求できるようになってくる。
こうやって実際、身につけてきた。
いま悩んでいるのは、まだやり方を習得してないもの。
やり方を習得すれば、困ることはなくなる。
一つ一つ、じっくり身につけましょう。
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