モモ。
2002年12月8日生まれの女の子。
実家で飼っていた柴犬です。
獣医さんには「豆柴」と呼ばれるほど小さい子。
ペットショップで、父が見つけて来て、飼いたいと駄々をこねました。
母は自分が世話することになるのが目にみえているので反対しました。
当時、祖母(父の母)が亡くなったばかりで
父が落ち込んでいたので、私も母にお願いして飼ってもらうことにしました。
父に元気になってもらいたかった。
父は、見る見る元気になりました。
私も、モモに会いたくて、毎日、会社から飛んで帰りました。
モモは父が大好きでした。
父が帰ってくると、父が路地を曲がる前からクーンクーンと鳴きました。
モモの鳴き声で父の帰宅がわかってしまいました。
本当にかわいかった。
小さくて、よく鳴いて。臆病で。
今回の実家の事情があって、
モモを飼い続けることができなくなってしまいました。
幸いにも、モモは欲しがってくれる人がたくさんいたので
一番モモがなついている方にもらってもらいました。
昨日、最後のお別れをしてきました。
うちにいたときより、大きな犬小屋を用意してもらっていて
大切にしてもらっていて安心しました。
いつでも会いに来てと言ってくれましたが、
私たちは、もうモモに会う資格はありません。
ごめんね。モモ。
最後まで一緒にいたかったよ。
あなたが、どれだけ私たちを癒してくれたかわかりません。
私の心にもみんなの心にも、いつもモモがいるよ。
かわいいモモ。
幸せになってください。
ありがとう。モモ。