あなたの人生を誰かと比べる必要なんてない | 幸せな家庭の作り方〜Happy Family〜

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東京下町で暮らす5人の子沢山ママです。結婚27年目。
長男25歳(社会人・一人暮らし)長女15歳・次男14歳・三男9歳・四男6歳。
非常勤保育士として働きながら、オリジナル家計簿を販売中。

こんにちは、竹内まゆみです。

今日は朝から、小学校の登校班の廃品回収当番に行って来ました

寒かったよぉ〜

「このまま冬になってしまうのか
「もう、秋の陽気は戻ってこないのか

ってみんなで話したり

「竹内さんちは4人で終わりなの?」

と聞かれて、ビミョ〜に答えづらかったり

集めた新聞・雑誌の中からエ〇本が出てきて「ぎゃ〜」ってビックリしたりして

寒かったけどにぎやかなひとときでした

家では、母がいなくても、子どもたちはそれぞれ朝ごはんを食べて

長男→高校
次男→野球
娘→バトミントン

にそれぞれ出かけて行きました。

おねぼうさんのちぇちぇはまだ寝ていて、娘に

「困ったらママの携帯に電話してね〜」

と言って出かけたのだけど

娘が出かけるまでには私が帰ってきたのでバトンタッチできました…

(ちぇちぇはぐっすり眠っていました…)



さてさて、そこでタイトルの話です。

人生にドラマチックなストーリーがあると

「〇〇さんの人生はすごい!」

っていう話になったりしませんか?

例えば、書籍が売れて映画化までされたビリ〇ャルの話なんかも

『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』

っていうところだけ聞いたら、一瞬

「すご〜い

ってなるかも知れないけど

そもそも彼女の行っていた学校は進学校で

中学受験でその学校に受かったということは、小学生のときに相当勉強したということで、

中学受験の内容ってかなり高度なのだから、偏差値30になったことがあるとしても、それまでに身につけた学力はあったのだろうし

レベルの高い学校に入って勉強しなかったら、そりゃビリになるのもカンタンだよね

う〜ん、そんなに奇跡的な話でもないんじゃないかな?なんて…ストーリーを仕立てるのが上手だな、と。

でもね、この話を聞いて

何か希望を見い出したり、自分も無限の可能性を信じよう!って思ったり

誰かに、何かの心の変化をもたらすことがあるのだから

学ぶべきところは、落ちたときにどうやって上がっていくか?というマインド面だったりするのかも知れません。

でね、思うことは、こうやって、

人生をドラマチックな話にすることって、誰にでもできるわけですよ…

例えば私だって、小学生高学年のときにクラスで身長が後ろから3番目くらいだったんだけど

私は生まれたときに2500gに満たない未熟児だったので、母が相当心配したらしいのです。

それで、どんどん背が伸びたら、母には

「生まれたときあんなに小さかったのに…

って言われて。

友達にも

「私、未熟児だったのよ」

って言うと、

「え〜!なのにこんなに背が高くなってすごいね

なんて言われて、

「え?みんなそんなことですごいって言ってくれるんだ」

と思ってしまいました。

長男の友達にもカラダの大きい子がいるけど、

「〇〇クン、大きくなったわね〜」

ってママ友に言うと

「あの子早産で1000gで生まれちゃったのよ、1000gってさ、牛乳パックくらいの大きさなのよ…!まさかあんなに大きくなるなんて

な〜んて話をしたりします。

今朝も、廃品回収しながら介護の話とか、子どもや夫の話とか、色々なママの話を聞いてたんだけど…

みんなそれぞれ精いっぱい生きてるんだよね。

それは、長年保育士をしながら保育園の保護者の方たちを見ていてもずっと思ってた。

私は、特別な人の人生だけがすごいわけじゃないと思うの。

みんなそれぞれ、ひとりひとりの人生には壮大なストーリーがあるのよ。

それをドラマチックに語ったり

感情的に伝えたり 

起承転結をつけて話したりすれば

感動のストーリーが出来上がる。

でもね、そうしない人もたくさんいるんだよね。

それでも、みんな、今まで生き続けているだけで、本が書けるくらいのストーリーは持っていると思うの。

(私は、自分の経験を感動的に話すのは得意じゃなくて、たとえ大変だったとしても大したことないように話してしまうんだけどね

人にはみんな、話してみたら、ドラマチックなストーリーがあるんですよ。

だからね、

誰かの人生がすごくて、私の人生は大したことない、なんて思うことはナンセンスです。

おばあちゃんにも、おばあちゃんの生きてきた人生のストーリーがあるし

生まれてきた赤ちゃんにも、お腹の中で10ヶ月過ごしたストーリーがある。

10ヶ月どころか、お父さんとお母さんが出会うところからだったらもっと長いストーリーになる。

そのお父さんとお母さんが生まれてからの子ども含めたらもっと長くなるし

さかのぼったら大変なことになりますね

だからね

ドラマチックに一発逆転してきた人だけがすごい人生なんじゃないと思うんですよ。

みんなみんな、生きているだけで、それだけでオリジナルの小説が書けるくらいのストーリーを生きている。

自分なんて…って思うのはもったいないよ。

〇〇さんみたいになりたいとか

人が驚くようなミラクルを起こさなきゃなんて

がんばる必要もないよ。

そんなに自分を否定しないで欲しいな。

自分で自分を、もっと認めてあげて欲しいな。

まずは、自分の今までの人生にはなまるをつけてあげよう。

そして、何があっても今まで生きてきた自分に

「生きてきてくれてありがとう、大好きだよ

って、言ってあげて欲しいな…と思います。

あなたが生き続けていてくれたからこそ

こうして出逢うことができた。

だから、今まで生きてきてくれて

私と出逢ってくださって

本当に…ありがとうございます



そしておまけ。

2017年発売予定の実話に基づいた小説(?)で

(タイトル見ると「これって冗談かな?」って思ってしまいますよ、ホントに…)

これは結婚前から何十年もずっとレス、という話なのかな?

全部読んでいないのでわからないんだけど。

作者の方だって、ずっと自分の中で抱えてきたのだろうし

こうして作品として発表しなかったら、夫婦のことなんてどちらかが言わなければ誰にもわからないまま、淡々と毎日が過ぎていっていたのでしょう。

さて、発売されたらどうするか?

立ち読みもしにくいし、書店でも買いづらいし、amazonだとカバーがかかっていないし…

悩ましいですね