帝王切開のこと。 | うおえかおり 子連れ 産後ケア・バランスボール 岐阜,一宮アイビル、岐南町,岩倉市

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産後ケア~バランスボールヨガで産後のココロとカラダをリセット!!

今年の2月に
息子を出産してもう10ヶ月。

あっという間にここまできた。

でも思い返すと

出口のない暗闇にいるような、
ほんとに苦しんだ時期もあった。


息子の顔を見たくないと思った日。

母親なのに
そんな風に思ってしまう自分を責めた日。

泣き声が聞こえないところに行きたいと、

部屋の外に出てドアを閉めて
座り込んで泣きじゃくった日。

毎日がただただ
早く過ぎて欲しいと願った日。

でも苦しむ日々の中で
いつも思い出すのは出産したときのこと。

私は帝王切開で息子を産みました。

もちろん、自然分娩がよかった。

でも、
産道が狭く、
あまりギリギリまでお腹にいると
自然分娩は難しいと言われ。

息子はのんびり屋さんだったから、
結局39週になっても全くおりてくる気配なく。

陣痛誘発剤を使いましょう、となった矢先。

念のため息子の心拍を図ると
80近くまで落ちていて。

まさかの緊急帝王切開。

陣痛を感じることもなく、
希望だったカンガルーケアも受けられず。

冷たい手術台の上に
はりつけのように乗せられ、

そんな中息子は生まれました。

お腹を切られてる中で、
手術の怖さなんて吹っ飛んで。

私の頭の中は
とにかく無事生まれてきて。
産声をあげて!

すっかり母親になっていました。

しっかりした産声が聞こえ、
私の顔の横に息子を連れてきてもらったとき。

息子の頭が私の顔に触れて
温かさを感じた瞬間。

涙が溢れ出ました。

あー生きてる。

そう感じました。

そして。

無事生まれた息子をみて、

産み方なんて関係ない。
大切なのは命あることだと思いました。

なぜこんなこと書いたかって。

帝王切開で産むことに負い目を感じてる方
少なからずいるんじゃないかな。

そんな方に何か伝えられたらと思いました。

私自身がそうだったから。

そもそも普通分娩とか、自然分娩って
いう言葉あまり好きじゃありません。

じゃあ帝王切開は異常なの?

お腹を切る。
麻酔を使う。

帝王切開だって命がけです。

自分の命をかけて、
新たな命をうむ。

自然分娩であっても
帝王切開であっても、

そこに変わりはない。

息子がいつか、
僕はどこからうまれたの?

なんて聞いてくれる日が来たら。

お腹の傷をみせて、
ここからよって教えてあげるんだ。

私の勲章。

君が誕生した証。
       
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