小林麻央さんのブログを
欠かさず読んでいます。
生と死はいつも隣り合わせ。
病であるなし関係なく、
これは誰にでも言えること。
だけど健康であると
死を意識することはあまりない。
それはありがたいことであるけど、
生きてることへの感謝も薄くなりがち。
死を意識された方は
愛に深い。
小林麻央さんのブログを読んでいると
母を思い出します。
自分が癌と闘ってるっていうのに
いっつも周りの人ばかり心配して。
なんでそんなことまでするの！
もっと自分の事大事にしてよ！
なんて怒ったことがあったくらい。
だけど。
死をも感じてるからこそ
生まれる愛の深さ、だったんだろう。
桜は見れないかもしれないと言われて、
でも桜を見に行くのを楽しみにしている母に
かける言葉がない･･･と言った私に
主治医の先生は
とても、とても穏やかに
「心配されずとも
皆さん自然と自分の死を
きちんと受け入れられていきます」
と言われました。
それが今でも忘れられない。
いや、忘れたくないし、
忘れなくていいんだ。
こうやって
何度も何度でも
母の最期を
弱音を吐かずに闘った勇姿を
思い出す。
あの経験があったから
私はありがたいことに健康だけど、
生きてることにちゃんと感謝できる。
