愛知県豊明市からこんばんは。
自家焙煎珈琲豆散人アルジです。
17年営業してきましたが、いまだに浅煎り珈琲が知られていないということを改めて感じます。
珈琲は苦いもの、と思っている方がとても多い。しかし、それは焙煎が下手で焦げても誤魔化しが効くからなのです。
とはいえ、昨今は浅煎り珈琲を出すお店も増えていますが、誤魔化すことを知らないために生焼け焙煎の珈琲を自信満々に出すところが殆どです。
浅煎り、中煎り、深煎りは、焙煎の段階ですが、これが違うだけで同じ豆でも全く違う味の飲み物になります。
なので、好みは別として、浅いものから深いものまで選べるようにするのが専門店の責務だと思っています。
もちろん、深煎りに特化したお店があってもいいのですが、それは本来少数派の特殊な性格の店であるべきでしょう。
そして、深煎りで火が通っていない焙煎をしているお店も、浅煎りで生焼けの店と同様にとても多い。原因が同じところにあるからです。
ということで、普通の(まともな)浅煎り珈琲はほぼ秘境のようです。先日書いたコピ・ルアクよりもずっと珍しい。