『言いたいけど我慢した』これの奥底を考えてみましょう | 結婚をみんなで一緒に考えよう!学んでみよう!

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~結婚教育研究家棚橋美枝子がお届けする大切な結婚のお話~

結婚教育カウンセラー 棚橋美枝子です。



『言いたいけど我慢した』

よく耳にする言葉です。
こんなふうに言いたかった。
あんなふうに言いたかった。
でも、言っちゃいけないと思ってガマンした。

ガマンねぇ〜(#^.^#)

わたしにもあるのです。
『言いたいけど我慢した』
そのあと、わたしは、
『すごいね!ガマンできたやん☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆オトナの判断だよ〜』
と、言わなかったわたしを褒めてしまいます。

お前は、なんて賢いんだ!
何故なら言わなかったのは、
『私がどう思われるかではなく、この相手のために言わない!という判断をしたから。』

言う!と判断したのも相手のために。
言わないと判断したのも相手のために。

自分の思う『相手のために』なんていうのはたかが知れています。

でも、そこに自分の満足と納得がいくかどうか。

だから、言うことも言わないということも自己責任だから諦めも納得も付いているのです。


『言いたいけど我慢した。』
この言葉を使われる多くの方は
不満気な顔であったり、
したり顔であったり、
あきらめ顔であったり
キラキラしてはいません。

なぜなら、あとでこの言葉を言われる方の多くは
お相手のための決断ではなく
『自分がどう思われるか?』
『自分が悪い評価に繋がらないため』
なのではないでしょうか。

よくあるのは『○さんに言っちゃいけないと言われたから』とか。
そんな名前も出せないような話し、聞かなきゃいいのにと思うのです。
これも要は保身なんですよね。

自分が誰と生きるのかの軸がないから
耳にした言葉の一つ一つにぶれるから
自分が誰と生きるのか自分で決められないから
自分が正しいかまちがっているのか
裏をとらなくてはいけなくなる。

ようは『言いたかったけどガマンした』というのは美しくもないし、爽やかでもないのです。

『言いたいけど我慢した』は
『言わないでいてあげたガマン』につながるからでしょうか(#^.^#)

私は、

言うべきことをきちんと言えないのは
言うことや言わないことの裏側には
自分の損得勘定があるからであったり
保身であったり
なんとなく暗くて重い。

本当に言うべきことなら相手になんと思われようと本人に言う。

言えないなら『もう言わない!』と決めてしまうほうがサッパリすっきり青空のようでいい!!

ガマンした、ガマンしたという人に限って、
その言いたい当事者以外のところで、
ああでもない、こうでもない、と、ぐじゃぐじゃ口を開いているのです。

だから、そんな垂れ流しのようなことをしないで
『このぐじゃぐじゃはホントは誰に伝えたいの?誰にわかってほしいの?』そこを明確化していく。
そのために誰にヘルプしてもらえばうまく相手に伝わるのか?

しっかり考えて、都合のいい味方を作ったり、陰でコソコソ画策するから、大切なあなた自身の信用を1秒単位で失っていくことに気づかれたほうがよいですね。

そう!そこのあなたに言ってるのですd( ̄  ̄)

え?誰って?
え?わたしのこと?そう思ったのなら、まちがいなく『あなた』なのでしょう。

こんなブログを書くと数人の方から
『私に言ってるのかと思った!』と言われるのですが、思い当たるんだねd( ̄  ̄)ということが先日わかりました(#^.^#)


あなたは『言いたいけど我慢してる』
得意気に語ってはいませんか。
その言葉の奥にどんな思いがあるのか?
そこにフォーカスしてみましょうね〜(#^.^#)