そんna 受「検」na 適性検査(終了組)

そんna 受「検」na 適性検査(終了組)

適性検査終了男子と妹の教育。母のつぶやき。

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もうすぐ
あっというまに2/3。

二度目の受検の一年経った今ではすっかり今の日常の中で平穏にすごせている。

「今週の給食は嫌いなものばっかり!」とか「次の定期テストこそ〇〇挽回!」とか、
はてまた「〇君が〇ちゃんを好きらしい!」とか、子供の日常はだいたい同じで、

みんなそうだと思う。

兄ちゃんのほうが手間もお金もかけて、妹のほうはお金も手間も、あと、どこか真剣味も、あまりかけてやれなかった、
「上の子が受かってるから気楽だったんでしょ」と言われればそれまでだけど、
と、後悔があったけれど。


地元の道路の曲がり角。

昔からよく、
スーパーへ買い物に行くときに道端にいた、お喋りしてるジモ中の女子らが、
買い物の帰りにも、同じ場所に吹き溜まってる!(井戸端会議のおばちゃんか)
のを見て、
 

(あんたたち、早く帰りなさいよ(呆れ)(苦笑)(失笑))
と思っていた、
その中に。

ある日娘が混じっている!(それも、とってもたのしそうに…)のを見た日には、
「おお、ジモ中っ子になった」(似合ってるけど。楽しそうだけど…)
ズッコケたし、「なんという時間のムダ」とひっくりかえったけど。


娘は塾も行かずに好きな数学だけは自分で勉強してるけれど
ジモ中の定期テスト程度なら悠々とハナほじりながら上位点取って、
「家から近い、ほんとに中堅どころの都立高校(知ってるお兄ちゃんお姉ちゃんがいっぱい行ってる)行くんだ」
と言いつつ、読書いっぱいしてのびのびしている。

娘の幸せはここにあった、と思うと、

どんな結果になろうとも決して
「あとがない」なんてことはなく、
第二希望の私立中やジモ中へ行った子も、それぞれの自分の毎日を楽しくすごせていると思う。


娘はいまでも全統中なんか兄ちゃんよりずっと良くて、
先日の全統中でも東進の数学特待が数学の偏差値65ぐらいでも貰えるとしたらもらえるレベルだったのに、
「数学特待は中高一貫の子用」と知ったときはほんとに悔しかったが、
(なぜ「中高一貫の子用」かというと、「中3の時点で高校入試に全く関係ない高校数学を必死で解いてることになる」から、「公立中の子用ではありません」らしい。)
でも娘は得意科目以外は意外に普通の成績なので(副教科とか、絶対に行けても「4」どまり。)
もうそこらの行ける都立高校に行ってくれればいい、と、
「絶対にリベンジ」と思わなければ気が楽。

 

兄ちゃんは常に「実力より上」の子らと一緒にいる人生でそれで今でもべつに幸せそうで、
妹はジモ中で無理せず上位で悠々としていることを考えると、
子どもらの性格を考えても、
神様を信じてはいないけど「神様はいいようにしてくれている」
それぞれの運命だったんだとも思う。

 


ということで、もしここを読んだ受検生親さんがいたら、
やるだけやったら、あとは悲壮にならなくてもよいし、
うちはどっちも日々の友達がいて毎日があって楽しくすごしているので、
それは適性型の私立とかを選んだ子だって同じで
みんなそれぞれの日常と、その中での子供の現実の日々があっという間に始まるので、
子どもの人生は「あとがない」なんてことは絶対にないので、

今、悲壮にならずに、ただただ平常心で頑張ってください。


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都立中受検の世界は配点5点ぐらいのとこに何十人落ちてるような世界だから、
ほんとに当日の問題次第で「あっち側」と「こっち側」だった子がいっぱいいるのだと思うと、ほんとに厳しいと思う。

私は上の子が受かってテングになっていた時期もあるけれど、
あれは紙一重上の運命だったと思うと、
いま、下の子が地元中に行って、
地元中の子らがどんなに頑張っていたか、
バカにしていた地元中の、「のびのびと地元中に来た「フツー」の子ら」の底力がどれだけバカにならないか、
みんなどれだけ内申制度の中でその中で頑張って高校受験をするか、
わかって良かったと思う。
謙虚になれた。

兄ちゃんの小学校同級生やお友達のうちの上の子や近所のお兄ちゃんお姉ちゃんの、
その中でけっこうイイ高校へ行った子らの、
部活まみれになりながら、そして評判の「理不尽な内申」、その中でそれでも負けずに頑張って高校入試に向かって行った子らの偉さよ。強さよ。

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で、最近思った。

地元公立中の、
「ジモ中の授業についていけずに、補習塾に高額のお金払ってる子」もいる一方で。
 

地元中の、「フツーの、ちょっと優秀な子」ぐらいの経済的さがすごい…。

小学校時代に、近年はとても値上がりをしてる公文のお高いくもん代さえかけずに、
「ちゃれんじ」やってるぐらいで
中3で部活引退してから塾に行くぐらいの塾代のかけっぷりで、
さらに経済的に助かるチャリで行ける近場の都立高校へ行って、そこから日大あたりへ…行く子…。

よく考えたら、
『日大がゴール』レベルで考えた場合、
難関国公立大を目指す人生ではない場合、
「地元中学へ行って、日大あたりがゴール」

コース、

経済強えな…とか、今になって思う。


いま、娘の周りの、
「塾にも行かずに部活命で、身体を鍛えて、でも体育会系にありがちな真面目ガッツさで
「自分の能力なりに」定期テスト頑張って、真ん中へんの成績取ってる男子」とか…
とても偉いし、

「ショートカットの典型的バスケ部少女(塾代0円、いちおう進研ゼミは取ってるけど提出しなくて親に怒られてる、)
ぐらいの子が、最後に頑張って、地域の中堅都立高校へ行って日大へ行く」なら。


最強だぜ。
と、『もしゴールが「日大」(レベル例)で終わるなら』 コースを考えると、
近所の中堅や中堅よりちょっと上レベルの都立高校からの、「日大あたりへの進学者の数」を見ると、
「いろんな家庭やいろんな教育費のかけ方の世界が、あったんだな。」と、なんとなく思う。



もちろん、『私立中高一貫行って良い環境の中でのびのびすごして日大』 だって、べつにもちろんいいわけだけど。

(いやもちろんトップ国立都立高校へ行って難関国公立大学がもちろんステキな道だけど…)




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と、地元中のいろんな世界を見たあとで。

(長いから、もしいまこれを読んじゃってる中学受検生親さんがいたら、
以下は、
ただの大学受験への親としての長いグダグダとした思いとかなので、

もし読むなら後日にどうぞ)


というか、いつも、書くとなったら長いブログでごめんなさい。
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典型的、「自称進学校レベルの偏差値」の兄ちゃんの学校。
(要するに、悪くもないけど最高でもない)

とうとう、
先日はじめて「共通テスト同日」を受けた兄ちゃんの周りはもう「新高2」でもう大学受験の匂いがしてきて。

これから兄ちゃん周りではたくさんの子がお金もかけて予備校へ行く。

やたらと学校推しの国公立大学を目指す。

『予備校行って国公立大学目指すのが正道』みたいになってくる。


子供たちの言う、「自称進学校(卑下&自卑)レベル」の学校だと、そう。


で、予備校というものについて最近思う。

高校の学校の授業だけでなく、「大学受験予備校」の情報量と管理力に乗っかって行く、その合理的さを取れば。


「自称進学校レベル」の高校で、「学校の授業だけで、国公立大学へ行く。」
なんて、どれだけすごいことかわかる。

もちろん各種アプリや既存参考書での自学や、Z会などを入れても、
「予備校無しで難関国公立大学へ行く」子の数少なさ…。


反対に、私大を見ると…
もうほんとに、実際の、特に私立大学の、入学者の「推薦」比率のすごさ…。
アホらしくなる。

しかし、「自称進学校レベル」の学校だと
塾(商売だから)はもちろんのこと、学校側も、まずはどんどん「国公立大学目指すのが当たり前』にしといてやらせといて、

で、
実際は、

「都立高校としての普段の授業とテストで頑張って、莫大な予備校代をかけずに推薦で大学やAOでキメ」の子とか
難関国公立大を狙わずに労力的エコにスマートにひっそり「推薦で上智」様や、
あと高校時代を人生豊かに読書や課外活動や色々な活動をしまくり
私大に絞って三教科、「ゴールはGMARCH」納めの青春の子を見ると。

あと、私は自分自身が
私立(附属女子大付き)から
「〇〇(附属)女子大に行けばいい。」のおじょうさんたちと
悠々と高校時代の青春をのんびり豊かにすごし、
悠々と「私大文系の3教科だけやって」まあまあの大学へ行けた経験があるので、つい考えてしまう。


息子は先日の共通テスト同日で英語8.5割越えとか高1としては上々で、
なら、
「息子も『私大なら、三教科なら』、高校時代しかできない、高校時代の感性でのたくさんの読書をして、高校時代の活動を悠々といっぱいして、
豊かな高校時代をすごしつつ、莫大な予備校代とか払わずにある程度は自学で行けるじゃん?」
と、シラけてしまう気持ちがある。

どこまで、『バリバリ予備校行って国公立大学を目指すのが当たり前』なのか。

あと
「そんなに莫大な予備校代をかけるなら、ゴールが国公立大でなければ意味がない。」と思ってしまう、
不遜かもしれない、そしてまだよくわかっていないのかもしれない自分がいる。


『予備校行って国公立大学目指すのが当たり前』以外の場合、

・最初から私大のみ狙い、最高峰の早慶や以下を目指す
・学校の授業のみでとにかく国公立、埼玉大(例)を目指す
・学校の授業のみで推薦を狙うAOやら狙う

等も…。

しかし!
AO狙う子達のための専門の塾まであると知って、もうなんかもう…

何がベストな道なのか、
どこがお金のかけどころか、
このコロナ下で…。


これから大手予備校で管理してもらって、全教科底上げして「受験は団体戦だ!」の波に入り込むか、

そして、イコール、「予備校、国公立大コース」なのか。


そして、何度も思う、「結局私大で終わる(早慶は別)子の多さ」。

そしてその後、このコロナでこれから2、3年や、または数年後の大学生活や大学入試、
コロナ後の経済や、就職がどうなるか…。

莫大な大学受験予備校代払ってその後の子供の人生がどうなるか…。
ここ半年、考え続けている。

娘のほうも「もう近場の公立高校出て、保育士の専門学校行って保育士になる」
レベルでいてくれるならそっちは金銭的にもう平穏、しかし、いつ、塾が欲しくなるレベルの学問が欲しくなるかどうなるか、わからない。


「男子なら戦わせるべき」
「国公立を狙って全教科を高レベルにしておいてこそ、ダメでも早慶に行き着く」
その例も見ているので、それも、とてもわかる。


いま、塾無しでも学校の授業でコツコツ勉強して得意科目3教科はそこそこ取れてくれている息子に
平和な高校時代をすごしZ会やアプリで私大への道を低コストで目指す、
vs、これから莫大な予備校代を投入して国公立大への戦う道を(学校推奨)目指す、
性格的にどちらが合っているんだ、
これから岐路だ、と思いながらここ一年。
わかりゃしねえよ。

高校生になったって、約6年前にもこのブログに書いていたような、「何が子供の幸せか」の、親の悩みはつきない。



というか、つい最近まで、去年まで
「センター同日ってどういうこと?「同日」にやって問題バレないの?」(どシロウト)
と思っていたが、

「本番のセンターや共通テストの終了後(それどころか始まったらすぐ)、猛烈な勢いで印刷して、
各塾産業などがその日のうちにちょっと後の時間から本物の問題を行う」のを、「同日」という、というのを、今年やっと知った…。

(と思ったら中受の世界でも「開成同日」(小5が解く)とかが存在してると知ってさらにびっくり。)