年金繰上げ検討
年金を繰り上げると、65歳から受給するより月あたり0.4%減額される。
これは金利ではありません。
60歳から支給されるように繰り上げたら、平均寿命(81歳)ちょうどで死んだのと、支給額は同じです。
計算すれば同じだということは分かります。
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一方で、繰り下げると月あたり0.7%増額されるのも、同じ構造。
さて、繰上げしようか否かを検討してきました。
自分は、総合的に判断して繰上げすることに決めました。
総合的とは、
①211万円の壁・・・いわゆる住民税非課税基準ですが、これが社会保険の保険料や自己負担に影響する。
②介護保険料・後期高齢者医療保険料の上昇・・・今年度はそれぞれアップ。今後も下がることはなく上がるだろう。
③介護保険・後期高齢者医療保険の自己負担割合・・・年金収入が上がれば、2~3割負担もあり得る。
④個人加入している生命・医療保険・・・医療保険部分は80歳で保険切れ。
判断の決め手は、①。
物価が上がると、物価スライドで年金収入は自動的に上がっていく。個人では、コントロール不可能なこと。
一度壁を越えたら、超えっぱなしです。
そして、お金を自分のはっきりとした意志で使えるのは、健康寿命まで。
ということで、早速年金事務所に手続きをしようと出向いたところ、予約しなければダメって。
家に戻り、ネットで予約画面を見ると、5月中旬まで埋まっている。まじか~ぁ。
予約日は、1か月半先です。