法然と海生無脊椎動物 | 日々、嬉努愛絡 多幸なり

法然と海生無脊椎動物

「ご放念ください」

 

見たことない一文を、社内メールでよく見て、毎回違和感を感じていた。

 

ネットで調べたら、社内では使わない一文だから。

 

どおりで、今まで見たことがなかったんだと納得。

・・・社内方言だった。

 

 

 

 

「南無阿弥陀仏」と唱えると浄土に行けると説いたのは誰?

 

日本史の問題です。

 

法然です。

その弟子に親鸞がいる。

 

法然は、浄土宗の開祖。

親鸞は、浄土真宗の開祖。

 

今日から、トーハクで始まった「法然と極楽浄土」に早速観に行きました。

 

 

 

 

 

見どころは、何と言っても最後の涅槃群像。

 

 

 

 

 

動画ではなく、実際に見ないと、感じられないものがある。

 

 

 

展示冒頭で、「厭離穢土欣求浄土」が書かれている往生要集がありました。

 

 

 

この一文は、徳川家康の旗印ですね。

 

意味は、「穢れた現世を逃れ清らかな仏の国(あの世)に生まれることを望む」

 

 

「穢土」と「江戸」

「浄土」と「京都」

は韻を踏んでいます。

 

そして、東海道がなぜ53次かといえば、

「華厳経」の入法界品における、善財童子が53人の人生の師(善知識)を尋ねて真実を求めてゆく旅の物語になぞったもの。

 

「華厳経」は、極楽浄土へ往生するための種々の行を説くものの一つです。

 

 

 

 

観終わって、科学博物館のリピーターズパス(年パス)の期限切れていたので、更新するために科博に寄りました。

 

 

 

面白そうな企画展を行っていたので、観ました。

 

 

・前口動物と後口動物

・カニの脱皮と、蛇の脱皮は意味が違う

 

知らなかったぁ。

 

受精した卵細胞は、分裂を繰り返す。
ある程度まで分裂すると、表面には“小さなへこみ”が現れる。これを原口と呼ぶ。口が、最初にできる。
口の窪みが徐々に深くなり、腸になる。

先に穴が開いたのが口になり、後で穴が開いたのが肛門になって進化していく動物。これを前口動物と呼ぶ。
そして、先に穴が開いたのが肛門になり、後で穴が開いたのが口になる動物。これが後口動物。

 

そして、前口動物は、腹に消化管・背に神経管となる。後口動物はその逆になる。

前者は人間。後者はエビ(エビは背中に消化管がある)。

 

 

カニの脱皮は、成長して体が大きくなるため。

蛇の脱皮は、新陳代謝で、成長ではない。