テレワークとキャリア
国土交通省が行っているテレワークの調査。
https://www.mlit.go.jp/toshi/daisei/content/001733172.pdf
令和5年度のものです。
個人的には、家庭空間に仕事を持ち込みたくない思いが強いので、100%出社です。
その思いの強さはどこから来るんだろうと、内省する(自分の心と向き合い、自分の考えや言動について省みること)と、
チームスポーツをやっていたからかもしれない。
・・・チームスポーツはテレワークではできませんから。
ここ3年ほどの様子を見ると、若い人の成長が明らかに鈍化していると思う。
任された仕事をこなすだけでは、成長しないんですよね。
任された仕事はテレワークでもできるかもしれないけど、それでお仕舞。
他の人の行っている仕事を実際に目でみて、できそうと思ったら「その仕事私にやらせてくれませんか!」って機会がなくなった。
自分の成長を自分でコントロールできなくなったってこと。
上司から言われたことをこなすだけの人が増えた感じがします。
それで、上司は成長のためと思って任せたが、本人には大きな負担になり精神的に参ってしまう人も増えた。
・・・言葉を代えれば、「その仕事はやりたくない」って言えなくなり、「会社を辞めます」って返す。
だけど、キャリアって自分で見つけられるものではないと思います。
人には得手不得手がある。
また、環境に左右される。
自分には不得手だと思ったことが、
自分の生きている環境で他にできる人がいなければ、他の人から見れば得意と見られ承認される。
勉強ができるからと東大に合格し入学したら、勉強ができることは当たりまえの人たちに囲まれる。
その中では、相対的に勉強ができない人間になる。
こう考えていくと、絶対なんてない。
人生の問題は、相対的な問題でしかないと思えば、気が楽になる。
キャリアとは、
絶対的な実力もあり、相対的な実力も身に付けることだと思っています。
絶対的な実力は、各種資格試験に受かることで証明できるでしょう。
相対的(人間関係)な実力は、経験でしか身につかない。
そんなことを考えていたら、気になる本が2冊見つかった。
合わせてみると、
東大入学した男性は、社会的弱者であるになるかも。
最近『東大本』が多すぎると感じている。
一方で、これってただのプロパガンダかもしれないとも思っています。
東大卒でも、頭悪い(社会的に生きていけない)って思う人はたくさんいます。