夏コミが終わりました。

北国はもう秋の色が見え始めている気がします。
しおえです。来週から新しいお仕事マンなので、書けるうちに書いておこうと思います。
 
今回のコミックマーケット96では初めてアンソロジー主催をさせていただきました。
結論から述べると、しおえでもできた。きっとみんなもできるぜ。ということです。
 
とはいえ、どうやってやるのかわからない人もいると思うので、今回の月宮雅アンソロジーの製作過程をまとめつつ、参考になる形で文章を残して置ければなと思い、ブログを書いています。
 
はちゃめちゃにかわいい。
 
≪企画立ち上げまで≫
そもそもずっと前からみやびぃ合同誌ないなぁ誰か主催しないかなぁチラッチラッ、なことを言い続けてきた私です。
で、いつからか思い始めたんですよね。
「自分が欲しいなら自分で作ってしまえばいいのでは?」と。
とはいえやったことないことをやるのは心理的に障壁もあったりしました。
 
で、昨年の6thライブ名古屋公演。
ライブの帰り道で、眠れる兎6号さんとお話しして、やりたいですよねぇやるとしたら誰と誰を〜なんて喋ってたんです。
たぶんこの会話をしていなかったらやんなかったかもしれないですね。
少なくとも6号さんは巻き込める。そう思ったわけです。
 
そして年明け。
「こんなこと考えてるんですけど、どのくらいやりたい人いるかなぁ」なんて呟いたら反応がいくつかあって。
まどかさんと紺色さんです。
これで四人。公募にするとしても、コアが四人いればなんとかなるかもしれない。と思いました。
 
私がやることの不安はいくつかあって。
①私が主催で人が集まるのか
②画像取り扱い不得手だけどいけるのか
この辺りでした。
①についてはもう出たとこ勝負だなとは思っていました。
正直に言うと、人が集まらなきゃ自分で文体変えて三つくらい書こうくらいには思っていたんです。その事態にならなくてホッとしてます笑
②については、普段小説書きで表紙デザインは絵師さんに頼まないとあんな感じになっちゃう。そんなレベルで絵師さんたちの提出されるデータを扱いきれるのか。そこが一番の不安でした。
 
6号さんも同人経験豊富で、紺色さんは文章も動画も絵も行ける。まどかさんもイラスト知識がある。
事前に「しおえは画像取り扱い不得手なので確実に助けてもらうことになります」ってお話はさせていただいてて。3人がいたからこそスタートを切れると確信しました。
 
そこから具体的な話をDiscordで始めました。
判型とかページ数とか印刷所とか形式とか締切とか、色んなことを相談し、そして企画ツイプラ立ち上げたのが一月の中旬です。
 
初めての主催で凝ったことはできないなと思っていました。
変わった判型とか、データ形式とか。
小説書きはPSDやAIデータを使わないんです。いつもPDF。
PDF入稿って絵師さん的には一般的でないので、その辺のすり合わせもしましたね。
 
こうしてツイプラを公開するに至りました。
同時に発行までの導火線に火がついたわけです。
 
 
まぁその直後にお仕事面で色々あり、一月下旬から三月くらいまでまるで何もできなくなってしまったのですが(先日書いた退職転職日記参照)
 
 
 
≪企画公開後≫
私が全く動けなくなった期間、頑張っていたのは先にあげた3人でした。
企画ツイプラQRコードを乗せた告知カードを作りましょうと言う話になりまして。
その作業を頒布まで含めてほぼ3人でやってくださって、かなり告知が進んだのではと思っています。
 
 
告知カードは
・シンステ
・歌姫庭園
・MBF
ともう一つのイベントで配布しました。確か関西だったはず。なんにせよ計全4回。
私の宣伝力が足りないのは分かっていましたが、今回こういう形でカード配って、参加への興味を促したり、あるいは参加はできないけどあれば買いたいという気持ちを湧かせられたのは大きかったと思います。
 
そうして徐々に興味あり!含めて参加者も増えてきました。
 
今回は公募に拘ったのには理由があります。
色んな人に参加してもらいたいから。これに尽きます。
もちろん色んなみやびぃPに声をかけることもできたでしょうが、あえてしませんでした。
色々あって離れてしまったみやびぃPもいるわけで、無理に誘うことはしたくなかったのです。
ただ、どこかでこの本を見つけて、読んで、またみやびぃプロデュース頑張りたいという気持ちになったらいいなぁとは思っていました。
 
 
 
≪原稿について≫
今回の企画に当たってやったこと。
 
提出に関して小説は私の方でフォーマット作って流し込む形を取りました。
これは
①段組等で苦労をさせたくない
②小説のレイアウトを統一させる
ことを目的としていました。
個々人で形式を自由にしても良かったのですが、ある程度の統一性を持たせたかったのと、初めて同人誌寄稿する方もいらっしゃったので、そこであまり負担をかけたくなかったのがあります。
この辺りは人によって考え方が違うので、やり方色々あるだろうなと思います。
 
頂いたテキストデータをフォーマットに落とし込み、PDFにして送り返して確認してもらいました。
そこでレイアウト見てもらって修正するしないをやりとりしていました。
 
イラストと漫画に関しては
①印刷所指定のフォーマットを使う
②塗り足し含めた規定サイズで作成してもらう
の2点どちらかでお願いしました。
今更ですがツイプラで規定サイズをmmのものとピクセルのものとを併記していたのですが、ピクセルの計算間違えていました。気づいた時は血の気が引きましたね…。
 
提出後は原稿に名前が入っているか等の確認をしていました。
また、先述の通り画像取り扱いに不安があったので、6号さんとのダブルチェックを行っていました。
6号さんは事前に原稿見れちゃうことになり、その辺りは申し訳ないなと思っていますが、確実にするためにとお願いしました。
 
 
参加締め切りは5月いっぱい、提出締め切りは6月いっぱいと設定しました。
これは単に不慣れな主催ゆえ、早めに設定して余裕を持たせようとしたためです。
なので、ある程度みなさんに示したよりも想定していた締め切りはもっと余裕がありました。
締め切りに間に合わないという場合は締め切り当日に言うのではなく、これ締め切り無理だなーと目処立たないことがわかった段階で連絡してもらう形にしました。
ただ実際には締め切りを大幅超過する方はおらず、想定の範囲内で収まりました。
 
また早めに設定した上である程度参加者が固まった段階で、以下のことを参加者の方へ伺いました。
①参加形式
②予定ページ数
③予定内容
 
①については漫画かイラストか小説かを確認するためのものです。
さすがにないとは思っていましたが、全員イラストとか、全員小説なら少し考えなきゃなと考えていたのです。
②はおおよその全体ページ規模を把握するためです。
③は①と似た考え方になるのですが、例えば全員がガルパだったりそういう極端な内容になったら考えなきゃなという考えです。
あとは私はいくつかネタが思い浮かんでいたので、偏りが極端であれば私の部分でバランス取ろうとは思っていました。結果としてその必要はなかったのですが、念のため。
 
上記のことを確認するに当たって、「わからなければそれでもいい」というスタンスでいました。
ある程度方向性や全体の規模感を確認したかったのが目的であり、回答必須にはしませんでした。
 
規模感を確認することで印刷所へのおおよその見積もりも出せますし、またある程度原稿が出て来てからページ構成を考える際にも利用できます。
 
ちなみに、これらのことを全部エクセルで管理していました。
 
 
≪表紙について≫
表紙のラフは私が数パターン作っています。
信じられないと思いますが、本当です。
まどかさんの技術と解釈の力を感じました。
 
ちなみに表紙ラフ案。
まどかさんがラフをもとに最終的に作り上げたものがこちら。
すごくない??
 
表紙をどなたにお願いするかは企画立ち上げた段階で決めていました。
表紙で表現したいみやびぃを出すにはまどかさんしかいない。そう考えていました。
 
ラフから作成してもらった原案をもとにデザイン等もやりとりさせていただきました。
相応の回数やりとりしてましたね。
 
ロゴについては全くタッチしていません。
まどかさんに一任していました。
主催の目というよりは、いち読者としての目でこちらもやりとりさせていただきました。
 
 
≪お金のことについて≫
印刷代に関しては全部主催持ちです。
そのかわりお礼は献本という形にしました。
本人用と布教用にと2冊まで献本OKに設定しました。
 
上記の通り、原稿提出も早い段階で完了したので、印刷所の勧めもあり、超早割となりました。
ので、「(頒布価格見て)主催大丈夫か」と言った声がありましたが、超早割のおかげで想定よりも万単位で安くなったのです。
印刷所も早くに入稿してもらった方がラクなので、きっとWIN-WIN。
でもそれは参加者の皆様の計画的な原稿作成のおかげなのです。
 
お値段設定は悩みました。
安くしすぎると価格破壊と言われますし、かと言って一般的な値段にすると超早割ゆえに儲け過ぎてしまうわけで。
私としては同人活動で儲けるつもりはなく、売り切ってわずかに利益出ればいいなぁと思ってやっています。
また、手にしやすい価格帯にしたいという思いもありました。
今回の企画趣旨としては「みやびぃを知ってもらうこと」だったので、尚更です。
ので、送料やら経費やらを無理やり理由として積み上げつつ、再販等に向けてという意味も込めて自分自身を納得させて、今回あの値段にした形です。
安くしようと思えばもう少しできましたが、こういった事情がありました。
 
この辺りは本当に難しいです。
メロンやとらの通販サイトやら、前に買った合同誌の価格帯調べて悩みましたね。
 
 
≪ページ構成について≫
あらかじめ聞いていた内容で打線もといセットリストもとい掲載順を考えました。
ただ、決まってない方や返事のない方もいたので、最初のうちは想像セットリストでした。
徐々に原稿が出てきて、半分くらい揃ってから本格的な順番を練った記憶があります。
 
今回は目次見てもらえたらと思いますが、全部で4ブロックに分けて掲載しました。
何も考えずに掲載順決めてもよかったのですが、ある程度空気感や登場人物を合わせたいなと思い、区切りました。
5人チーム×4とも言えます。
 
第1ブロックは雅個人だったり、Pとのやりとりを中心に繰り広げられるセットリスト、
第2ブロックは蓮実やあずき、ルナフロといったユニットとともに楽しく遊ぶセットリスト、
第3ブロックも同様にマキノやガルパ、有香といったユニットと遊ぶセットリスト、
第4ブロックは再び雅のソロに戻り、しっとりと、かつ内面を見せるようなセットリスト。
結果的にこれがベストだと思いましたが、個人で想いがあると思うので一致はしていないかも。
あとは…ページ始まりの希望を聞いていたこともあり、そしてイラスト・漫画・小説の配分も考えつつだったので、その辺りは少し苦労しました。
最終的に構成固めてからデータのファイル名直して一覧にしました。
画像は印刷所に出した一覧。ここまでやる必要があったかは謎ですが、やっておきました。
 
ページのお話ついでに、あとがきについて。
合同誌のあとがきは一言で終わるものがほとんどかなぁという印象です。
私も最初はそれでいいと思っていましたが、今回少しだけ変化をしました。
コメントだけでなく、好きな月宮雅(特訓前・特訓後)と一言を各人にお願いしたのです。
たぶんなきゃないで気にしないだろうと思います。
ただ、こうして掲載することで「あぁ~こんな衣装あるんだぁ」「こんな想いを持ったんだなぁ」「私とおんなじだ!」と、ほんのわずかかもしれませんが、月宮雅の輪が広がるかな、と。
これはDiscordでの要望から実現しました。本当はもう少し質問事項ありましたが、間延びするし、なにより参加者の負担になるのでやめました。
 
 
≪入稿~到着≫
早い時期に入稿すればその分早くできることがよくわかりました。
印刷所もコミケ近ければ近いほど大変ですもんね。
 
今回は自宅分と会場直接搬入分で分けてもらいました。
直接搬入はやったことがなかったんですが、できるならやったほうがいいですね。ラク。
ちなみに自宅分は7月中旬にはもう到着していました。
そこから夏コミで直接受け取りの方を除き、献本発送。あまりに早すぎてみんな困惑してたかもしれません。私もです。
 
 
≪部数のお話≫
これもややデリケートなお話ですね。
私は「月宮雅をより多くの人に知ってもらう」ことが大事だと思っていたので、ある程度の部数は刷ってもいいかなと思っていました。
足りないよりは多めに。
ただ、とはいえじゃあ千部刷るかとはならないし、その辺りはこのくらいかなー?なんてアタリをつけつつ、美紗希合同主催に相談しつつ、決めました。
正確な数を示すとアレかなと思うのでぼかしますが、今回200部以上刷ってます。
超早割と部数という掛け算もありつつ、値段的にお安く頒布できたわけです。
 
 
≪当日に向けて≫
色々動きました。私以外の誰かが。
間違いなく自分のサークルのキャパシティを超えるものでした。
もともと美紗希合同置く話はしていたのですが、まさか彩華合同再販するとは…。
その上真鯖さんのみやびぃコス実現もしてしまったという。
パッションのフィクサー・柿生さん(美紗希合同主催)とクールのフィクサー(彩華合同主催)、そしてキュートのフィクサー(真鯖さんご紹介)が暗躍していました。
 
たぶん一人では、いつも通りではできなかった、実現しなかったことばかりです。
 
他にもガルパ合同三誌主催+三都日曜さんでツイキャス配信したりもしました。
かつてないくらい色々やっていました。
 
ので、正直プレッシャーが半端なかったです。
普段のサークルの動きではない動きを当日含めてたくさんやっていたので、当日に向けてほんと不安のほうが強かったです。
私のせいで祭りが台無しになったらどうしようかな、と。
 
私が個人でしっかりやったことは宣伝。
いつもよりやる気3倍くらいでがんばりました。
大作さん主催の「宣伝生」に参加したり、
直前に平蜘蛛さん主催の「デレマス一般向け合同誌マップ」にもお誘い頂いて参加したりして。
 
宣伝生はサークル参加する際はほぼ毎回お願いしているのですが、今年はガルパ3誌ということも押して宣伝画像作ったこともあって、放送を見て、スペースの様子が気になって見に来たのかな?という方が結構いたりしまして。
放送自体が結構な数見られている夏冬の風物詩で、明らかにメインストリームではない弊サークルですが、多くの方に「そんなことやってたの?!」と知ってもらえたのかなと思っています。
その風に上手く乗れたのかもしれませんね。ありがとうございました。
宣伝生用に作成した紹介画像。
 
平蜘蛛さんの企画はホントに直前も直前でしたが、もう是非是非と参加させてもらいました。
今年は例年以上に合同誌の波があるなぁと宣伝しながら思っていたのですが、そう思っている方が他にもいたということに感謝です。
マップ片手に回って下さった方がいれば幸いです。
うちでもたくさん配らせていただきました。
 
あとは普段絶対にやらないサークルスペースを自宅で仮作成してみることとかもありますね。
私絶対やらないマンなんです。ある程度考えて当日どんっと作る人です。
でも今回は棚も新調したし、何よりも数が今までと違ってかなり多いこともあって、事前にやったりもしました。
当日はおおむね同じ形で再現できたわけで、これはやれるならやったほうがいいかもですね。
 
≪参加者との連絡について≫
細かすぎてもなぁと思いつつ、必要なことがあれば随時送っていました。ツイプラから一斉送信で。
一斉送信で一度アカウントロックされましたが、その一度のみでしたのできっと大丈夫と思います。
 
何か連絡漏れがあってからでは遅いので、必要と感じたらメッセージを送るのに躊躇してはいけないなと思いました。
(参加者にしたらうっとおしかったかもですが、しおえ一人がうっとおしがられるだけで済むならいいや、な精神でした)
(でもほんとうっとおしかったと思います。ごめんなさい)
 
 
≪作業について≫
前回のブログエントリで3月末で退職したことと8月に入って再就職が決まったことを書きました。
そのエントリにも記載したのですが、私は作業時間にこだわっていました。
 
基本は無職ゆえにいつでも作業ができるわけで。でも私はあえてそれをしませんでした。
やっていたのは朝と夕方以降。要は普通に一般企業で働く人間と同じタイムラインで作業しなきゃ、再就職したときに同じ質量の活動できなくなるな、と思ったからです。
あとは「無職で暇だったからできた」と言われたくなかったのが大きいです。
 
もちろん印刷所は昼間しか電話がつながらないし、参加者のデータ授受と返信は早くにやったほうがいいに決まっているので、その辺りは昼間にやっていたこともありますが、それは例外的で、作業はほぼ夜です。
自分の小説も、編集のことも、あとがきページも目次も何もかも、朝と夜です。
 
時間的余裕があるのに時間的制約を自らに課してはいましたが、それで完成が遅れることはなかったし、編集が遅延したりもなかった。
むしろ参加者から「編集大変だと思いますが頑張ってください」という激励を頂くたびに「……これ以上作業何かあるのかな。もしかして見落としてる…?」くらい不安になるくらいに作業を順調に進めていたくらいです。
 
前もってスケジュールを立てつつ、何をやるのか明確にする。
この辺りが大事なのかなと思いますし、それができたからこそやれたのかな、と思います。
 
 
≪当日について≫
よく覚えていません。
いやそれはさすがに言いすぎですが、いつものサークルとは違う目まぐるしさに右往左往しまくりでした。
もう途中で「お買い物もういいかな…」となるくらいにはすごかったです、勢いが。
今回のサークルスペースの写真はこちら。
裏からは雅がこっちを見ている感じになりました。
 
初めてカミノタナ的なものを導入しました。
何せB5版のものを置くこと自体初めてだったので。これが結構便利。
 
机の下も九尾さんのアドバイスで「いかに取り出しやすく、管理しやすくするか」を徹底した、モノの置き方をできました。
サークル6年やっててまだまだ新鮮というか、勉強になることがあるんだなぁと思いました。
 
開場してからはもう波乗りのようなもので。
優秀な売り子さん二人(もとおさん・真鯖さん)のおかげで無事に乗り切った感じです。
(真鯖さんの写真はご本人のツイート参照してくださいませ)
早い時間で美紗希合同が完売し、追って彩華合同、そしてもとおさんのユッコみちる本も完売。
この辺りでかなり気が抜けたというか、ほっとしましたね。
自分のサークルスペースに置いたから完売しなかったってなるのが怖くて。
なんとか売り切りたい。なんて思っていたので、ほんと大きな息を吐いた気がします。
 
加えて、みやびぃアンソロも順調に頒布できていて、途中途中で頒布数を確認していたのですが……なんじゃこの数はってなってました。
しおえさんの個人サークル「まりあ骨董」は本当によい時で2次で合計40部とかですし、なんもなければ20部とかも普通のお話。
1次創作についてはもっと低いこともザラにあるわけで。サークルスペースは基本まったりしてるのです。
だから何回売上帳の正の字を数えても現実的でないと感じたわけで。
委託含めなくても3桁件数の売り上げって何?って。
 
たぶん、みやびぃアンソロの力を信じられていなかったのはしおえかもしれません。
アッキーみたいな犬を飼っていたと思ったら、実はシベリアンハスキーだったみたいな。
あぁでもハスキーだとみんな知っていたのなら、そりゃ祭りにしようとするよねと、一人合点しました。
 
実際みやびぃアンソロは上で書いたように200部以上用意していて、自宅に帰ってきたのは100部を大きく切っています。
一部メロンブックスに納入はしていますが、相当数量頒布できたことになります。
年内のイベントで残りをじわじわ頒布できる量にはなったので、計算は正しかったかもしれません。
 
余談ですが、南館は涼しかったです。
 
 
≪委託通販について≫
今回事前にメロンブックスより委託通販しませんかという話を頂いていました。
実際会場に来られない方も相当数いるとは思っていたので通販はBoothでもなんでもやろうとは思っていましたが、せっかくなので店舗委託してみよっかくらいの軽い気持ちでやりました。
 
みやびぃアンソロの委託通販をBoothでやると大変だなという予測もありました。
結局発送するのは自分なんですよね。工場に在庫置けるわけではないので。
おそらくふだんのBooth以上の動きをしかねないとも思ったわけで、それは無理だなぁ対応不安だなぁと。
だからこそ委託通販はその辺を全部ぶん投げられるので、決めた次第です。
(ので、今回はBoothでアンソロ通販やりません。ほかの既刊は継続してやります)
 
メールでのやりとりが全てでしたが、よくわかっていない私に丁寧に担当の方が教えて下さって、なんとか納入までできました。
毎日ページビューがどのくらいとか、予約数がどうとか見られるので便利ですね。
 
本自体は会場でメロンの担当の方に預けました。
こういうこともできるんだなぁと、いろいろと勉強になりましたね。
 
 
≪夏コミを終えて≫
マジで疲れ切りました。と同時にホッとしています。
今回のアンソロ、ならびにお祭りが成功だったかどうかは私が判断することではないと思っています。
皆様がどう感じられたか。それが全てです。
 
ただ。一つだけ言わせてもらえるのであれば…しおえさん頑張った。成否は別として。
そしてその頑張れた要因はみなさんです。
みやびぃを待ち望んでいたみなさま。
祭りを楽しみにしてくださったみなさま。
いなかったらきっと途中で「これでいいかー」なんて言って100%まで持っていけなかったかもしれません。
 
香朱さん、こもえさん、紺色さん、三都日曜さん、鈴木丁さん、タムライ・ケーダさん、ChipButtyさん、積木さん、灯雷さん、二色さん、古凪
ねおさん、眠れる兎6号さん、真鯖さん、マチルさん、まどかさん、もとおさん、やぞPさん、uskPさん、りおさん。
参加者19人に改めて感謝を。ありがとうございました。
被りますが、紺色さん、6号さん、まどかさん。企画立ち上げ時から色々とありがとうございました。
柿生さん、九尾さん、祝部さん。フィクサーの3人がいなければここまでのことは成せなかったです。ありがとうございました。
もとおさん。毎回売り子をお願いし、今回も引き受けて下さって助かりました。頼りにしまくりです。ありがとうございました。
真鯖さん。夢だったみやびぃコスが実現しました。売り子のほうも奮闘いただきありがとうございました。
 
最後に。
アンソロ等々手に取った皆様、ありがとうございました。
あなたの中で雅であったり、その本に出てくるアイドルが大きくなったなら、それで十分嬉しいです。
そして。
このまとめが「合同誌作ってみたい、でもどうしたら…」なんて思っている誰かの目に留まったら幸いです。
もっとここ知りたいとかあればこたえられるものは答えますし、ご相談も乗りますので。
 
ということで。
またどこかで遊ぼうぜ~~~ッッ!!!!!
 
まりあ骨董・しおえあこ(汐江アコ)