去年は、コロナがありまして。でも今年は違うぞ。

と言いたい年末を迎えております。

見事に2年連続でコロナ禍。まだ明けない。夜明けはいつか。

人間の2年ってめちゃくちゃ貴重な時間だと思っているので、とても辛い。

 

そんなわけで、今年も前の記事が振り返り。まりあ骨董・店主の汐江アコ(しおえあこ)です。

2021年の振り返りをしていこうと思います。

振り返るほど活動していたのか、書く前から不安ですが……。

 

1.出した本

(1)1次創作

・36線上のリコルド(6月北海道コミティア?)

5月の文学フリマ行ったときに、6月のコミティアまで時間まだあるから新刊行けるぞ!!

ってH野さんM村さんY津路さんに迫られて背中を押してもらって作った一冊。

スマホに入れてあったネタ帳に残されてたネタの一つです。

ナチュラルに狂った社畜とストーカーのお話。どちらかというとギャグ方面だったのに、いざ書いてみるとちょっとええ話やん?素敵やん?ってなった謎の一冊。

あと、黒表紙に白印刷がやりたくて初めてサンライズさんで本を作りました。

表紙もデザインまでセットで用意されているので本当に助かったなぁ…(表紙デザイン作るの苦手なんです…)。

 

・リンネの送者Ⅳ(11月コミティア&文学フリマ東京)

間違いなく、今年はこの本が中心の一冊でした。

下で紹介する2次創作『ゼロに至る』は実際昨年書き終えていたのもあったので、

今年腰据えてモリモリ書いていた長編というと、リンネになります。

 

書きたいこともプロットもだいたいできていたし、何ならシリーズ最初の時点で最終巻でやりたいことは決まっていたので、あとは時間さえあれば……の状態で、3巻を出してから2年も経過していました。

普通に考えても、これだけの期間待たせるのかって話ですよね。すいませんデレマス本作ってました。

それでも表紙を1巻から継続してお願いしていたとうがさんは快く引き受けてくれて、感謝感謝大感謝です。

 

6年かけて悠ちゃんも、ナナリーも走ってきましたし、私もとうがさんも走ってきました。

ようやく完結させることができて、ホッとしています。

 

弱い僕も僕と受け入れ、強くなる。そんな物語をよろしくお願いします。

 

(すっげー余談ですが、まるた曜子さんみたいにおまけ本作ろうとしていました。時間も体力もなくて断念しましたが……その分本文で色々したので許してね)

 

・ウォーターガールシンドロームホット(12月コミックマーケット)

冬コミに参加するのは……今調べたら3回目。実は結構落ちてたり行けなかったり。

そんな冬コミですが、一番最初にコミケそのものに参加した時のジャンルは創作文芸でした。

今回、6年ぶりに創作文芸での参加となりました。

 

6年も経つとまぁ当時と本の風合いも変わっているというか。

当時は百合一つもなかったのに、今回は堂々と創作文芸の百合島っぽいところに配置です。

久々だし、コミケそのものも2年ぶりの開催なので、ここでブチ上げないといけないのでは?と思って、新刊を作ることにしました。

作ることにしたのは当選が発表された11月中旬です。ギリギリじゃねーか。

ただ、これも前々からやろうと思っていたネタがあったので、まぁなんとかなるやろ(デザインさえなんとかなれば)の精神でした。

 

前作、ウォーターガールシンドロームは女の子×飲み物=最強をコンセプトにした本でした。概ね夏。

今回は冬ということで、暖かい飲み物でも最強というコンセプトで書いた百合短編です。

果たして来週(これを書いているのは12月23日~24日という悲しい何か。うっせぇうっせぇうっせぇわ)、どんな感じで手に取られるのか楽しみです。

 

(2)2次創作

・ゼロに至る(10月カラマス)

今年絶対に出そうとしていたのはリンネと、このゼロに至ると決めていました。

実は原稿自体は2020年夏には書き切っていたのですが、絵師のみどりさんと私のイベントのタイミングが合わなくて、変に焦って出すよりはじっくりやりましょうということで、1年温めていました。

結果、この素晴らしい表紙です。細かい芸当が散らばっていて、もうヤバイんです。

 

後書きにも書いたし、何度もつぶやいたんですが、このお話を書くと決めた時、表紙はみどりさん以外ありえないと思っていて。

こうして形にできたのが何よりもうれしい。

ナイトブルーレザー(伊集院惠・ケイト)はメジャーとは言えない立ち位置ではあるけども、それでも推すと決め、超絶強力なみどりさんという矛を手にして、ガンガン攻めまくった一冊。

書いてるときはめちゃくちゃ大変だったけど、これがワイのナイトブルーレザーや!!と胸を張って言えます。

 

 

(3)その他

今年は何もないんです。

グッズ関係も作ってないし、本業の酒商しおえも結局できずじまい。

冷蔵庫にはまた10本近くの日本酒が……。

飲むんですが、その分どこかで買ってきてしまうという。

万年筆とかつい買っちゃうという人を見てますが、完全にこれと同じだと思ってしまうこの頃。

来年は酒商しおえも再開店したいですね。

 

創作でも酒商でもないですが、某ウマのゲームの影響で、十数年ほど前に消失した競馬熱が再燃しまして。

2頭の一口馬主になりました。

1頭はデビューしてもう5戦。走り続けてます。名をフェノメーヌと申します。牝馬。

もう1頭は年明けにデビューを迎えます。名をフィニッシュムーヴと申します。牡馬。

2頭とも私が愛してやまないステイゴールドの血を受け継ぐ馬です。

競馬しおえもよろしくお願いします。

 

2.寄稿

(1)1次創作

今年は何もしていません。本当に何もしていません。

参加意欲も問題だけど、そも企画自体もそう見かけるものでもなかったし、

みんな活動しにくい状態だったんだろうなぁと思います。

 

(2)2次創作

・アイドルマスターシンデレラガールズぷちオンリー開催記念合同誌「みんなのシンデレラ3」(8月Elysian)

小説「o-mo-i-de in my head」を寄稿させて頂きました。

 

北海道出身アイドルがただただ相棒と過ごした夏休みの話をしながら惚気る、そんなお話です。

わりと好き勝手(?)を許してくれるので、やりたい放題書かさせてもらっています。

 

そして主催のトムさんに言われるまで締切を完全に失念していて、急いで書いた覚えがあります(構想自体はあったのですが、まあまだ先やろ…の構えでした)。

ごめんなさい。

タイトルはどう考えても某バンドのオマージュ。でもその要素は一切ない。出せるか。

通販サイトはこちら

 

3.コスプレ

基本的にコミケでしかコスプレをしない人なので、ナシです。

やりたいものは結構あるんですが…。

TOPのクラースさんとか、サガフロ2のウィルとか。言うだけはタダです。

来年はもうちょっと自由にコスプレできる環境ができてるといいなぁ。

(イベントのたびにマスクで窮屈そうにしているレイヤーさんを見て、心がギュッとなる)

 

4.反省と抱負

参加イベント

・2月シンデレラステージ@神戸

・3月歌姫庭園@東京

・5月コミケ

 ⇒開催中止

・5月文学フリマ東京@東京

・6月コミティア136@東京

 ⇒コロナ拡大のため、欠席

・6月北海道コミティア@札幌

 ⇒開催中止、2022年6月に延期

・6月文学フリマ岩手@岩手

 ⇒開催中止

・8月Elysian@札幌

・9月コミティア137@東京

・10月文学フリマ札幌@札幌

・10月カラマスプリンセス@大阪

・10月みちのくコミティア@郡山

・11月コミティア138@東京

・11月文学フリマ東京@東京

・12月コミックマーケット@東京

 

上半期、一時的に落ち着いた時期にシンステ・歌姫と行きましたし、5月文フリもかなりみんなと会うのも久々。

でも、そこからまた状況が悪くなっていきました。

北海道から出ることもできず、さらに道内イベントもイベント会場がワクチン接種で使用不可になったり、

地方イベントも次々中止になっていきました。

個人的に岩手はめちゃくちゃ行きたかったので残念でした。

 

下半期は地元・札幌から始まり、9月の連休には年単位ぶりにコミティアに参加することもできました。

10月はほぼ毎週イベントということもできました。狂気だろ。

仙台経由郡山の旅は楽しかったです。郡山から会津若松市まで車借りてドライブしつつ、しおえという名前の料理屋さんに行ったりしたし、お酒もお土産も美味しかった。良き旅。

11月のティア・文フリ連戦も久々でしたが、このころには5月の文フリとは比べるべくもなく人も戻ってきて、徐々にかつての姿を感じられるようにもなりました。

むしろ多く感じるくらい。入場制限かけていたため、常に人が途切れないんですよね……。

大変は大変だけど、どの時間でも勝負できるのはありがたい。

 

2021年のテーマは、地方都市中心にめぐる、でした。実は。

岩手だったり、郡山だったり、書いてないけど花巻とか九州とかも検討してたんです。

もっとも全部が全部実現できなかったので、これは2022年に継続してやってみたいですね。

 

 

5.2022年の予定 

・1月 全マスオンライン 確定

・2月 文学フリマ広島 確定

・2月 歌姫庭園 申し込み済み

・3月 花鳥風月(委託かな…)

・3月 ガタケット(そも花鳥風月とも被ってるけど)

・3月 シンデレラステージ(ちょっときびしい)

・5月 コミティア

・5月 文学フリマ東京 確定

・6月 北海道コミティア 確定

・6月 出張版みちのくコミティア(北ティア翌週、文フリ岩手前週なので実際きつい)

・6月 文学フリマ岩手 確定

・8月 Elysian

・10月 文学フリマ札幌

 

12月23日の時点で確定多くない?って書いてて思いました。

3月4月は仕事がガチャガチャするので実際厳しめ。

2月で全力を出してしばらく休養かなぁ。

そして5月。特に文フリから翌週北ティア、さらに翌週みちのく、さらに翌週岩手。

確定はしてないけど、普通に狂ってると思います。

 

できれば北陸に行きたいけど、だいたい他のイベントと被っててにっちもさっちもいかぬ。

そして見ての通り、たぶん2022年は2次創作のタイミングが合わなそう。歌姫次第か。

 

 

6.おわりに

2021年、弊サークル・まりあ骨董が大変お世話になりました。

2022年も何卒よろしくお願いいたします。

 

いやほんと、今年は会えただけでも上々ですが、来年はお酒なりご飯の機会を増やしたい……。

この2年こんなことあったね、あんなこともあったねって少しは笑いにできるくらい、回復してほしいなぁ。

 

絶対笑って会いましょう。超いい笑顔で返しますんで。

 

それではいいお年を。冬コミで会える方はその時にまた!

 

まりあ骨董 店主 汐江アコ(しおえあこ)