数年前まで古い納屋があった場所に、今、小さなスタジオ小屋を建てています。この小屋の計画期間は長く、細かな打ち合わせをゆっくりじっくり重ねてきました。そして、昨年12月に基礎が完成。年末年始は、自分で壁板などのペンキ塗りをし、1月中旬、いよいよ棟上げが行われました。
今日のブログは、棟上げの日の様子をお伝えしますね。
当日の朝、材木が運ばれてきました。
ほぞ継ぎの加工が終わった材木たち。昔は現場で、この繊細な加工が行われていたそうです。
そして、「いの一番」の柱がこちら。一番最初に建てられる柱です。
不安定な足場の上で、昔ながらの「手上げ」作業。40キロもある材木が持ち上げられていきます。大工さんたちの連係プレイが凄い!
涼しい顔をして細い材木の上をひょいひょい渡る姿には、本当にびっくりしました。
ジョイントした木材の仕上げ、大きな木槌でコーンコーンと叩く音が、とても心地よく響きました。
こんな感じに、届いた材木がどんどん組まれていく様子を、飽きることなく拝見させていただきながら、(大工さんってかっこいいなぁ)と、思っていた次第です。笑
ちなみに、この大きな木槌のことを、「かけや」と言うそうです。使い込まれたかけや、何ともいい感じですね。
そんなわけで、棟上げの日のおやつは、善哉を作りました。大工さんたちにお怪我のないよう、願いを込めて。どうか、今後の工程も、無事にスムーズに進んでいきますように。
そして今回、こちらのスタジオ小屋を設計してくれたのが、高校時代の同級生、“やまぐち空間計画”さんです。
この日の様子を、プロの視点でブログに書いてくださっているので、よかったら覗いてみてくださいね。 → ♪♪♪
棟上げの様子を一緒に見ながら、いろいろ興味深いお話も沢山聞けて、とても勉強になりました。「手上げ」という言葉が、温かくてとても好きです。
ではでは、また時々、小屋の進行状況をアップしていきますね。私のペンキ塗り第二弾も、2月に待っているので、とにかくこつこつ頑張りまーす(*^^*)