3日泊まりで旅してきた。
プロレスを見たり、浅草やお台場を巡ったり、
美味しいものを食べたり。
愛する友人、親友らと楽しいひと時を過ごした。
追々、ブログでも書いていこうと思うが、
まず書きたいことがある。
旅の終盤、3日目の夜のことである。
大きな被害を巻き起こした台風が去った夜。
僕は、学研の担当者の方々と、
新宿の居酒屋さんで、出版祝いというか、
気楽なお疲れさん会をやっていただいた。
その席の初め、
僕の本の挿絵を書いていただいた、
うめだふじおさんの話が出た。
今回、うめださんへも声をかけ、
お誘いしたとのこと。
けれども、なかなか返事がなく、
確認をしたところ。。。。
本が出版された8月。お盆のころに、
お亡くなりになられたのこと。
病気を患っていたとか、入院していたとか、
そういうことではなく、
突然のご病気で、急逝してしまった。
お亡くなりになる直前、
僕は出版のお礼にメールをしていた。
すぐに返信をいただいた。
一部を紹介したいと思う。
「御作を興味深く読ませていただきました。
宮坂先生の遺跡や発掘にたいする夢と
思いがふつふつと伝わってきて、
挿絵のイメージも、
すんなりと浮かぶことが出来ました。
子供たちも感動とともに、
わくわくしながら読みすすめることでしょう。
こんな素敵な作品の
仕事が出来たことを感謝しております。」
社交辞令のお世辞ではあろうが、うれしかった。
結果的に、僕の本への挿絵が
うめだ先生の遺作のひとつとなってしまった。
先生は、まだ60代であった。
一度お会いして、素晴らしい挿絵への
感謝の気持ちを伝えたかったし、
お話もしてみたかった。
何より、また挿絵を書いていただけるような
作品を書いて、見てもらいたかった。
とてもショックであり、残念である。
ご冥福をお祈り申し上げます。