前ブログで紹介した、

今週5月23日に発売予定

「やさしく読めるビジュアル伝記

レオナルド・ダ・ビンチ」。

そのこぼれ話を。

 

 

手持ちの1冊。

先ず、販売前なのになぜ持っているのか。

著者は、見本本として何冊か

事前にいただけるのだ。

しかし、その後の必要部数は、自前。

もちろん、著者割引きとなるので、

いくらか安く購入できる。

 

その他にも、出版社の方から

「献本、どうしますか?」と尋ねられる。

僕は師匠と、

お世話になった児童文学作家の方に

毎回、献本しているのでお願いする。

この経費は、出版社持ち。

(感謝である)

 

自分で書いたものが本になって、

こうして完成したものが届く。

どんな気持ち?感動するよね?

というようなことをよく聞かれる。

自分名義の本は、これで3冊目だが、

感動ではなく、すべて安心。

ホッとするだけである。

 

趣味作家ではない。

職業作家なのだから、

当然かもしれない。

 

書店で見かけると、

ちょっと感動するけど。

このブログでも紹介したが、

マッキーの新曲が好評である

(僕の周辺調べ)。

 

 

じっくり聴いてみると、共感したり、

心に響く歌詞が出てくる。

 

(抜粋)

いつも孤独が当たり前で
それ以外は知らなくて

君はずっと僕の側にいると
勝手に信じてた

うるさくて愛おしいこの世界に
僕をひっぱり出してくれた君に
また逢えたなら、ちゃんと言えるかな
優しい嘘をついてくれてありがとうと

散らかった言葉や思いを
一つずつ拾いあげて
全部大事な宝物だよと
君は教えてくれたんだ

黄昏の空の向こうで
さよならを告げる子どもの声
ここにはもうそんなにはいられない

僕の物語は続いていく
例え君がいなくなっても

 

マッキーの歌詞は、本当に素晴らしい。

こうして書き出してみると、

僕がドハマりしている

「葬送のフリーレン」

の世界観にも少し似ている。

 

僕の人生の中で、

僕を助けれくれた何人かの人たちがいた。

僕にとって、辛くて空しいこの世界で

生きていられるのは、

その人たちにおかげでもある。

 

この曲を聴いていて、

すぐに浮かんできた女性がいる。

このブログでも書いたことがあって、

調べてみると、2014年が初出だった。

もう10年も前に書いたのか。

そんなことを思いながら、

振り返って読んで見た。

 

まぼろしの彼女 | まさをグッド・バイ 日々雑感 (ameblo.jp)

 

この人と一緒に歩きたい、

ずっと一緒にいたい。

そんなことを思いながらも、

気持ちすら伝えることもできなくて、

ただいたずらに時間だけが過ぎて、

気が付けばその人はいなくなっていた。

そんなことばかりだった。

 

ここに書いた彼女ともそれきりで、

それでも僕の物語は続いていて、

気が付けば、僕は僕の人生を、

ひとりで歩き続けている。

孤独という彼女と随分、仲がいい。