先日たまたま、こんなブログを目にした。

福島の除染土が全国で焼却処分されます


ウソでしょ?!wと思ったんだけど、
このブログにはこんな事が書いてある。


以下、転載。

時間がないので簡単に触れさせて頂きますが、福島の除染土が主に西日本を含めた全国で広域処分されるそうです。


処分先は、「PCB廃棄物を処理した実績がある(から大丈夫?!)」という理由で選ばれた「日本環境安全事業(株)」(JESCO)等。


除染土の広域処分先のリストを書いておきます。



JESCO北海道事業所(室蘭市)
エコシステム秋田(大館市)
クレハ環境(福島県いわき市)
東京臨海リサイクルパワー(江東区)
JESCO東京事業所(江東区)
富山環境整備(富山市)
JESCO豊田事業所(愛知県豊田市)
JESCO大阪事業所(大阪市)
関電ジオレ(兵庫県尼崎市)
神戸環境クリエート(神戸市)
エコシステム山陽(岡山県美咲町)
三光(鳥取県境港市)
富士クリーン(香川県綾歌群綾川町)
愛媛県廃棄物処理センター東予事業所(新居浜市)
光和精鉱戸畑製造所(福岡県北九州市)
JESCO北九州事業所


これ等の風下では特に注意を!

以上、転載終わり。


汚染土とは福島他、ホットスポットの
放射性物質が高濃度すぎる土を除染(土を取る)したヤツね。


ワタスも福島何度か行った時にみたけれど、
普段は空き地みたいな所に袋に入れて積み上げられてる。


それを全国で焼くってマジ!?叫び
汚染レベルが瓦礫どころじゃないじゃん、と思い、
このブログは全くソースなしなので、色々と調べてみた。


すると今年5月のこのニュースこれ↓
「県外最終処分」を明記=福島の汚染土、関係法改正へ-石原環境相

どうも石原環境相がJESCO法を改正し、
汚染土を貯蔵開始から30年以内に県外で最終処分する方針を明記するらしい。


まぁこの時点で、何で県外にわざわざ持ち出して、
処分しなきゃならん?って話じゃない?


原発事故で立ち入り禁止区域になった所に集めて、
厳重に管理すればよくない?


土地がなければ県外でも人が入らない所に置いて、
厳重に管理するのが普通じゃないの?


なのに焼却するって何よwww


これについてFacebookで色々と話してたら、
なんと!!茨城の知人の所にもうオファーが来ていたwwww


以下、そのやりとりを転載。

『 昨年、環境省から除染関係を請けている某ゼネコンの下請け会社からボキのところへ、ボキが所有している高萩市の山林を除染土と放射性廃棄物の焼却場に使用したいので地上権の契約をしたいというアポがありました。


その後、東電やゼネコンの関係者へ本件事業について訊いたところ、今後はダマテン(内緒の意味)で事業を進め、バレても強行していくそうです。


これが実情です。

除染土は簡単にいうとパンケーキ状にして焼却し焼却灰する。


『パンケーキ状って、どういう感じなんですか?』


『通常は汚泥から水分を吸い取った余り物の状態のことなんですが、別名で脱水汚泥と言います。


このパンケーキがまたよく燃えるそうです。
相手方は熱心に説明していましたw


これに類似した原理で除染土を処理するようなことを説明していましたが、ボキはうわの空で聞いていましたwww


その他にも何通りか処理する方法はあるのですが、
とても難しく複雑で説明できませんw


それよりも処理後の行方の方がカタストロフィーです


そしてこの処理する場所を聞いたら、
みなさん、口から心臓が飛び出るよw


また、この手のスクープなど自分たち以外の情報をデマ扱いする有名どころのジャーナリストは、完全無欠に否定するでしょうね。』


以上、転載終わり。


そして一昨日、除染作業をやってる
某建設会社の人から聞いたこと。


『大熊町とかに中間貯蔵施設があるんだよね。

立ち入り禁止区域のすぐ横とかに汚染土が置いてある。

その土地は汚染前の価格で国が買い上げる事に福島県知事が同意したよ。

最終処分場は福島県外みたいだけどね。』



そして日曜日のシロクマ会(仮)wで、
上杉さんにこのJESCOって会社の事を聞いたところ。


『あ、その会社ね、国が出資してて、東電が株主だよ』


マジですかwwwww


とゆーわけで、気になったので
汚染土を焼却するとゆー、JESCOって会社を調べてみた。


そしたら2011年にJESCOについて
書かれてるブログを発見!!

日本環境安全事業株式会社の役員について

これによると、代表取締役の矢尾板康夫氏は
前 東京海上日動火災保険株式会社 常勤顧問らしく、天下りのニオイがぷんぷんするわw


んで、このブログ主は、こういう風に締めくくってる。


少なくとも日本環境安全事業株式会社は株主が「国」つまり「私たち国民」であるので、経営責任を問われないといけないのではないでしょうか?

この会社は毎年結構な額の赤字が発生しています。

公益性が高い事業ではありますが、もう少ししっかりした経営をお願いしたものです。

日本環境安全事業の営業所や処理場なんかへ行くと結構無駄があるように思えます。



まぁ、つまりは……

ワタスらの税金でやってる会社と政治家が、全国で汚染土を焼却する計画と法整備を着々と進めている、というこっちゃ。


現時点では、上のブログで書かれてる
『汚染土を燃やす』とゆーことはなさそうだね。



てかさー。一番の疑問は、
なんで燃やす必要があるの?って話。


瓦礫どころじゃない、高濃度の汚染土をわざわざ気化させて、
全国の空気にばらまく意味って何なの!?


今度はみんなで外部被曝して応援ビックリマークなの?wwww


そして燃やされた汚染土の行方は一体!?叫び


福島の土地の問題から最終処分場を県外にするとしても、
そこは立ち入り禁止にして、国が厳重に管理するのが
国際的にみてもマトモな判断だよね。。。


税金かけて、わざわざ燃やすメラメラって、
なんでいらんことばっかりするかなーガーン


とにかく、この案件や法律がどうなっていくのか、
ワタスらはちゃんとチェックしていかなアカンよね。


はぁ。。。。世知辛い世の中だわぁ
汗ガーン


追記。。。
2016/9/15

この案件のその後ですが、
今年になってこのようなニュースが出てます。
総工費400億円!新たなる汚染源が福島県飯舘村で建設・稼動していた


記事から抜粋↓

もっとおそろしいのは、仮設焼却炉に併設してつくられた「仮設資材化施設」。

なんとここでは、燃やすことのできない汚染土壌や焼却灰等を、セメントなどの資材に再利用するために、高熱処理の実証実験が行われるのだ。


「原発事故前は、100Bq/kg以上は”放射性廃棄物”としてドラム缶で保管しなければならなかったんです。なのに事故後に基準値が8千Bq/kgに引き上げられ、それを下回ったものは資材として再利用されようとしています。ありえません」


8千Bq/kgまでの汚染土壌を、全国の公共事業で再利用決定て
本当に頭狂ってるね、政府www