着床のイメージ | 松林 秀彦 (生殖医療専門医)のブログ

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生殖医療に関する正しい知識を提供します。主に英語の論文をわかりやすく日本語で紹介します。

着床のイメージってどんなだろう?
僕の中では、「さざなみ」の「水面(みなも)」に卵が軟着陸する感じ。
それをブログのイメージにしました。
自分でいい写真が撮れれば、それを使いたいと思いますが、ブログデザインの中から最もイメージが合ったもの、それがこのラッセンの絵です。
ラッセンの絵は、20代なかばにハワイのギャラリーでたまたま出会ったのが最初。何だかすごく落ち着きます。何でかなってずっと気になってました。最近わかりました。母なる子宮の中みたいじゃないかなって。
「個体発生は系統発生の短いくり返しである」というヘッケルの学説は有名ですが、すべての生物は水の中で受精し発育する仕組みです。人間の場合は羊水の中で胎児が発育します。また、子宮の中でも子宮筋による収縮の波があることが知られています。

写真はある日の夕方の琵琶湖の様子。滋賀県は琵琶湖を「mother lake」と言って県のシンボルマークにしています。

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